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一点透視図法は正しくない??
一点透視図法で廊下を描き、 ちょっと中央より左右にズレた場所に立方体を描いた場合、面は3面見えますよね。 3面見えるということは二点透視図法になるはずだと思うので、手前の面は水平にはなりませんよね? この場合どう描いたらよいのでしょうか。
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その場合は素直に、2点透視図法「も」使ってください。 1点透視図法を書いているのに、2点透視図法も同じ画面に用いるのはおかしいのではと思うかもしれませんが、全くおかしくありません。 例えば下のような図があるとします。 ■ ◆ ↑ (この方向が正面とする) これは真上から見た図で、この四角は立方体だと思ってください。 これを真上ではなく、「正面」から書くとしたら、右の立方体は斜めに配置していますので、その斜めを描くとなると、1点透視では表現できません。2点透視も利用する事になるのです。 つまり、「1点透視図法と2点透視図法は同居するのです」と(故)芦田 豊雄氏は言っていました。 >面は3面見えますよね。 いいえ、三面は見えません。いや、三面見せる技法もあるのですが、それは省略パースです。 正しくは、三面見える時点で、三点パースでしか対応できません。 しかし、望遠レンズで見たような表現なら、二点透視図法でも、三面を表現できます。三点透視図法は手間が掛かるので、この方法を使う人は多いです。私も使う時は勿論あります。
お礼
わかりやすいご回答ありがとうございました! とても勉強になりました。感謝いっぱいです!