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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:2007年 京都大学 第一問 (長文です))

質問:滑らかな面の上で静止する物体への衝撃の弱め方

このQ&Aのポイント
  • 物体1が滑らかな面の上で静止している状態で、初速v0で物体2が打ち出された場合、緩衝装置によって物体1が受ける衝撃の弱め方を考える。
  • 緩衝装置は、ばね定数Kのばね、シリンダー内を動くピストン、油のつまったシリンダー内を動くピストンの3種類を考える。
  • 物体1が受ける力のグラフをモデルごとに示し、時間や力の最大値について考える。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.1

[オ] 相対運動はばねによる振動的なものになるから,力も三角関数の形になる。 [カ] 力 F = 一定。 [キ] 相対速度の絶対値が指数関数的に減少するから力も指数関数的に減少する。 [ク] m1の位置x1,m2の位置x2とおくと相対変位は,X = x1 - x2。 相対運動の運動方程式 ma = K(X - L) ※Lはばねの自然長 これは単振動を表しており,その周期は T = 2π√(m/K) である。物体と緩衝装置が力を及ぼし合うのはちょうど半周期になるから T/2 = π√(m/K) [ケ] 求める時間tとすると,相対運動の運動量-力積関係から mv0 = Ft ∴t = mv0/F ※相対運動の運動量-力積関係の証明 ma = -F 相対速度がゼロになった時点で力もゼロになるから,それまでの運動量-力積関係は 0 - mv0 = -Ft すなわち mv0 = Ft または,2体に分けた運動量-力積関係は最終速度vとすれば m1v - m1v0 = -Ft m2v - 0 = Ft 2式よりvを消去すれば mv0 = Ft を得る。 [コ] ばねの最大縮みXとすると,相対運動のエネルギー保存により mv0^2/2 = KX^2/2 最大力 F = KX より, mv0^2/2 = F^2/(2K) ∴F = √(Km)・v0 ※エネルギー保存の証明 最大力のときばねは最も縮んでおり,2体の相対速度はゼロになる。すなわち2体はその瞬間にともに重心速度 V = (m1v1 + m2v2)/(m1+m2) = m1v0/(m1+m2) に等しい速度をもつ(途中運動量保存を用いた)。 エネルギー保存は, KX^2/2 + 1/2・(m1+m2)V^2 = 1/2・m2v0^2 整理すると KX^2/2 = mv0^2/2 を得る。 [サ] 力F=一定だから,最大値F。 [シ] 最大力は相対速度の最も大きい接触直後である。そのときの相対速度v0だからCv0。

noname#169170
質問者

お礼

長い問題を読んで頂き、また易しい解説をして下さりありがとうございます グラフを選ぶ問題でついあれこれ考えてしまっていたのですが 形だけを考えるのだから細かい数値は出さなくて良いのだな、と気付かせて頂きました 相対運動の運動量-力積関係の証明、エネルギー保存の証明まで 非常に詳しく分かりやすかったです 本当にありがとうございました。 追記で アインシュタインの石膏像、とても可愛いですね

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