フランス語を学んで、現地でも仕事をしたものだから自分にとってはもはやフランス語のほうが簡単ですが、一般的には下記のような違いがあげられると思います。
1)フランス語
文法:名詞が女性名詞と男性名詞があります。その名詞の性により、形容詞・過去分詞が整数の一致をします。
時制が英語と少し違うので、しっかり勉強しないといけません。
法は、英語の直接法と仮定法(フランス語では条件法)と命令法のほかに接続法があります。
動詞がどの時制においても英語のbe動詞のように、主語によって変わります。I, you(君(単数):親しい間柄=親称),
he/she/it, we. you(親称の複数、敬称(親しくない人、目上の人に使う呼び方)の単数、敬称の複数), theyの6つの主 語グループに対して、一つの動詞がひとつの時制にたいするかたちをもっています。さらに規則変化3種類に、不規則 変化もあります。
発音:複数形のsを読まなかったり、ルールがあるので覚えなければいけません。ただし、ルールを覚えれば、英語 のような例外はほとんどないので楽になります。
'r' 音の発音は難しく、日本語にない少しめんどうな発音は多いように思います。
単語の語尾と次の単語の頭の音をつなげてなめらかにするという性格があるので、単語一語一語を聞き取るときに苦 労することはあるかもしれません。(リエゾン、エリジオン、アンシェヌマンのようなルールです)
2)ドイツ語
文法:細かくはわかりませんが、フランス語と同じように時制があると思います。
名詞は、男性・女性にくわえて中性名詞があります。
形容詞だけではなく、冠詞(不定冠詞'a/an' や 定冠詞’the’ もそれぞれの性によって変わるのですが、フランス語やイタ リア語などラテン系の言葉以上に複雑なのは、主語、目的語、補語などによっても、4つの格にしたがい男性、女性、中 性名詞のそれぞれの4つの格に対して、合計3x4=12のさらに不定冠詞と定冠詞で24の冠詞の変化があることになり ます。現実には、定冠詞ならdas des dem derなどかぎられたものが12の格にあてはめられているだけだったと思い ますが、正確におぼえておかないといけません。この点は、フランス語以上に覚えることがあります。
分離動詞というしくみがあります。動詞が離れて間に言葉をはさみこむ用法です。これは英語やフランス語にはありま せん。
発音:フランス語の’r’のように、’r’を含む、'ch'のような特殊な発音もありますが、巻き舌で'r' 音を発音しても問題ないので、こ の点はフランス語よりも楽かもしれません。フランス語のように単語の語尾と次の単語の頭の音を意識的につなげて、 なめらかにするという方向性はもっていないので、一語一語は聞き取りやすいように思います。
どの言語を学ぶにしても、いろんな言語空の影響を受けて簡略化した英語に先にふれた我々には、難しく感じることでしょう。また、どの言語も長い歴史という時間を経てき文化ですから、簡単には習得できないでしょう。でも、それぞれの難しさと容易さがあると思います。ご自身が必要となる可能性の高いもの、ご興味の一番あるものを一生懸命学ばれることが一番かと思います。
こんな感じでいかがでしょうか^^
お礼
とても細かくわかりやすく説明してもらい 助かりました やはり自分はフランスに興味があるので フランス語にしようと思います ^@^ ありがとうございました