- ベストアンサー
単位活性表面積当たりの吸着電荷量について
お世話になります。 燃料電池の活性表面積を求めている文献で、 サイクリックボルタンメトリーという方法が紹介され、 その中で単位活性表面積当たりの吸着電荷量が使われていました。 Ptについては既知ということになっていますが、 既知なのはPtだけでしょうか。 それとも、その他の金属についてもわかっているのでしょうか。 また、求め方をお知らせください。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
白金の面積は,CVにおける吸着水素生成の電気量から求められます. 金であれば酸化金の還元 (吸着酸素の脱着と考えてもよい) の電気量から求める方法がよく使われます. その他,主要な金属については,水系であれば水素または酸素の吸着波 (あるいは脱着波) の電気量が調べられているので,それを参考にすることは可能です. ただし.これらの数値は金属の純度や露出面,表面の汚染程度等によってかなり変化します.文献値をどこまで信用していいか,あるいは自分の系に使えるかは,慎重な検討が必要です.残念ながら,何も考えずに,文献値を機械的に当てはめているとしか思えない場合は多いですが.
お礼
早速のご回答ありがとうございました。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 主要な金属については,水系であれば水素または酸素の吸着波 (あるいは脱着波) の電気量が調べられているとのことですが、 どのような文献で調べればよいのでしょうか。 何か、よくし知られているまとまった論文のようなものがあるのでしょうか。 すいませんが、追加で教えていただけないでしょうか。