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文学を学ぶ

文学を最近読むのですが、そのすごさは理解できるのですが文学理論的には素人なのでなんとなくでしか理解してません。 文学部の方はどのように文学を学んでいるんでしょうか?おすすめの書籍とかあれば教えたください。

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  • rkd4050
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回答No.2

ソシュールの記号論を何らかの方法で理解して(ソシュール本人の論文はなく、講義ノートをまとめたもののみ存在する。文学理論に応用するだけなら、特にこの原文に当たらなくても、新書等で出ている解説書で基礎理論を理解するだけで充分)、レヴィ=ストロースの論文(『構造人類学』や『野生の思考』など)を読んで記号論の応用方法を習得し、バフチンの『小説の言葉』を読んだ上で、セルバンテスを始祖とする初期近代小説の作品群を読むことで、基礎部分は確立できると思います。 その上で、哲学、心理学などの主要な論文やその解説書や聖書など、文学をやる上でよく絡んでくる分野のテキストを読みます。 とりあえず論理的に小説を分析しようとすると記号論の知識がないと大変なので、これだけでも習得するのが先決です。新書の『はじめての構造主義』と『記号論への招待』をお薦めしておきます。

cough404
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 知らない単語ばかり出てきましたが、文学部の方はそういう感じで学ばれてるんですね。具体的でわかりやすく、素晴らしい回答でした。参考にします。

その他の回答 (1)

回答No.1

比較してみると面白いです。 お勧めはロシア文学と 日本文学の比較です。 調べれば色々でて来ると思います。 ゴーゴリの『鼻』と 芥川龍之介の『鼻』とか。 そもそも私はロシア文学が お勧めです。 あと、谷崎潤一郎の『春琴抄』。 佐助と春琴の物語です。 見た目が美しい 春琴が熱湯で火傷をして こんな姿では佐助に愛されないと 言うと、佐助は自分の目を 盲目にして、 これで大丈夫だよーって いう話。 (身も蓋もない説明ですみません。) いくつか映画化されてます。 原作では明記されない、 春琴が生んだ子供の話が、 映画では明らかに佐助との 子供だと分かります。 分かりづらいけど明らかです。 あとは、裏の意味?を 考えてみるとか。 ヨーロッパの異界訪問の話だと よく3が出てきます。 なんでだろう。 森の中でよく迷います。 そこで女性だと成長することが 多いのですが、 男性は弱くなることが 多いです。 ヘーゼルとグレーテルとか。 そういうことみつけるの 面白いです。 探してみてください。 長文御免。

cough404
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 おすすめの書籍っていうのは文学論みたいなのが学べる書籍のことだと言いたかった。

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