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海外生化学教科書の訳本がすすめられる理由について。

「どの生化学の教科書がおすすめか」といったような質問に対する回答を見ていると、日本文が理解しづらいなどという欠点があるにもかかわらずいくつかのの翻訳教科書があげられていて、中でもHやWがおすすめの対象になっていることが多い。これは日本語での原著には訳本に匹敵するものがないということなのが。じゃ、内容的に海外の教科書はどのようにすぐれているのだろうか。じっさいにこのような問題で悩んだ学生さんの意見をきかせてほしい。また、講義内容と教科書とのギャップについて感じていることがあればそれもきかせてほしい。(日本語生化学教科書執筆者より)

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回答No.2

生命科学系の良い教科書は読み物として優れています。小説には始まりから終わりまで一つのテーマを主張する一貫性がありますが、良い教科書にはそれに似た一貫性があります。優れた教科書を書く生命科学者は、生命とは何か、生物とは何か、生命や宇宙に共通する物理化学法則とは何か、そういったScienceの基本となる問いに自分なりの確固とした解答を持っていることが、教科書から読み取れるものです。生化学という一分野といえども、それを生命科学を(あるいはScienceそのものを)理解する一つの手段として頭の中に整理ができている著者が書いた教科書は、生命を理解する読み物として非常に面白いものです。淡々としたDNAやタンパク質や化学反応の説明にしか感じられない教科書は退屈なものです。ましてや、何十章もある内容をそれぞれ別々の著者が分担して書き、全体として一貫性の無い教科書は悪い教科書の見本であり、日本人著者の教科書にはそれが多く見受けられます。編者がしっかりしていれば分担執筆の教科書でも良いものができるのでしょうが、日本の教科書でそういったものに出会える確率は少なく、海外の有名な教科書(読み物としても優れいている教科書)の方が頭に入ってきます。

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回答No.1

私は昔ストライヤーで勉強しましたが、良かったのはやっぱり図の豊富さ、わかりやすさ、カラーであることでしょうか。 欠点は重い、かさばる。

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