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発電コストに関する素朴な質問・・・
先日、東電の発電(売電)と収入についての割合が発表されましたが 大手への売電量が6割で個人への売電量が4割程度でしたっけ? でも収入は大手が1割で個人が9割でしたよね? その説明に・・・ 数年前に「電力自由化」になって大手には他の電気事業者が・・・ それで安くせざるを得ない・・・とか??? 以上の事を普通に考えると・・・ 大手の売る価格は、個人に売る価格の約20分の1って事になりませんか? そうすると、東電と競争しているであろう小中発電事業者は 東電が個人に売る電気料金の20分の1のコストで発電している事になります。 競争しているのだから大体同額になるでしょう・・・ 小発電所が、我が社の電気を買ってください・・・・1kW100円です。 東電が、いやいや我が社の電気を買ってください・・・・1kW5円です。(普通なら90円で・・・とか) なんて値段は付けないと思うのです。 って事は、東電を分解して1発電所ごとを会社組織にすれば 発電コストは今の20分の1になるって事では???
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あはは、笑ってしまう。東京電力が公表している電力料金システムを調べれば、質問者さんの妄想が馬鹿馬鹿しい勘違いであるとすぐ気がつくはずですが。 事実は産業用電力料金は、家庭用電力料金より少し優遇されているといっただけのことです。それは経済産業省の電力統制によることなのです。例えば単位電力のコストが90円だとします。家庭用には100円で売り、産業用には91円で売るといったことです。 家庭用電力料金の収益は100円-90円=10円に対し、産業用の収益は1円にしかならない。そういうことなんですね。 経済産業省がどうして、そのような統制を指導しているかというと諸外国との競争があるからです。諸外国は、日本よりも産業用と家庭用に料金格差をつけています。これも調べてもらえれば、すぐ確認できます。 電気料金の各国比較について http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/shiryo/110817kokusaihikakuyouin.pdf 日本、米国、英国、ドイツ、イタリア、フランス、韓国の電力料金を産業用と住宅用でそれぞれ棒グラフで比較しています。ドイツは住宅用電力料金が産業用の3倍に近い格差となっているのです。それは輸出競争力を意識して、産業用料金を優遇しているのです。 どの国も産業用電力料金が優遇されていることはお分かりになると思います。
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- noe03
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マスコミの洗脳のせいなのか、何やら変な誤解を招いているようですね。 業務用、特高受電の安い単価では、1kWhあたり11円程度があったと記憶しています。 特別安く買っているという訳ではなく、それだけ使うお得意様であるということと、 送電によるロスが少ないという面もあるかと思います。 自家発電のコージェネレーション設備でも、同じクラスの経費は掛かりますので、 電力が自由化になったからといって、すべてが他社から買うという事も無いでしょう。 それと、発電と送電はセットで考えるべきだと思います。 LPガスなどは特に、全国業者ごとでバラバラなのですからね。 大量に買う人が安くなるのは普通。何か不都合でも? 経済論的にも、競争の原理でも、何も間違っていないと思いますが。 電力の自由化になり、電気代金が安くなるという可能性は大いにありますが、 安定した電力の供給とは言い難い、安価=低品質の可能性が大きいです。 電気が安定して供給されているのは、電力会社の努力によるものです。 例えば、台風時の停電。 1時間程度で復旧したという経験はないですか? また、その後、通常起きている程度の時間であれば、 問い合わせてあれば、通電したか確認の電話があったりします。 台風の時には、社員が駆り出されて、その対応に追われるわけです。 土砂降りの雨の中も、接続工事、復旧工事をするわけです。 特に住宅用の電源は、管理費、電柱の借地料、メーターの管理など、 様々な費用が必要ですので、単位あたりが割高になるのは仕方ないところだと思います。 企業なのですから、ある程度の収益はあって当然。 確かに以前は収益率は高かったようですが、今は原発が動かせないので、 相当苦しい状況でしょう。 深夜割引分も、赤字垂れ流しで供給しているのかと思われます。 家庭用の電気料金は、もう少し高くても良いかと思います。 世論というか、マスコミは面白がって電力会社叩きをするんでしょうがね。 円安になれば電気代も上がります。 一概に、高い安いという議論よりも、安定して電気を供給すること、 製造業に対する経済損失を与えないような取り組みが必要でしょう。 既に大手企業の多くは、製造の拠点を海外へシフトしていますが、 この夏の結果次第で、それが益々助長されるような気がします。
補足
私が訊いたのは利益と原価についてですので・・・ この場を借りて言わせてもらえば、 大量に買ってもらえるお客には安くするのが当たり前だと思っています。 しかし、普段の販売で普通の企業が2割儲けている商品を 1%の利益で売るでしょうか? 原価400円の商品を通常500円 大手にはその商品を405円で・・・ 少し差が有りすぎると思いますが・・・ また、その原価400円の内の100~150円が その企業の福利厚生や追加手当のための原価だとしたら・・・ ある企業が、商品原価250~300円の商品を作ったが、 我が社はボーナスを年4回出します。 福利厚生に保養所を全国に50箇所、食事と宿泊費は一人1000円で・・・ この原価を入れると商品原価は400円になります。 我が社は独占企業だから嫌でも500円で買うしかないでしょう・・・ 経団連で顔を見る顔見知りには405円で売りますよ・・・・ って事ですよね。
- poohhoop
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>経営が厳しければボーナス無し。給料カットは当りまえ。 >だと思うのですが・・・・ この点は同感です。
- poohhoop
- ベストアンサー率52% (121/229)
東電社員じゃないんですけど、マスコミの叩き方が、理不尽で反論も許されない状況があまりに可哀そうなんで少し弁護しておきます。 まず利益と収入の勘違いはご理解されたようですので2点のみ。 家庭用と企業用の違いは27円と3円はひどすぎます25円と15円位の差でしょう。 ○利益がこんなに違ったのは 仮に100円と90円の例でご説明 家庭と企業のコスト構造が下記のようなことが想像できます。 家庭 100円=設備費54円+人件費・修繕費20円+燃料費20円+利益10円 企業 90円=設備費45円+人件費・修繕費20円+燃料費20円+利益9円 両方とも利益が10%ですが ここで燃料費が20円→29.9円となると 家庭 100円=設備費54円+人件費・修繕費20円+燃料費29.8円+利益2.2円 企業 90円=設備費45円+人件費・修繕費20円+燃料費29.8円+利益0.2円 こうなると家庭用では企業向けに比べ10倍の利益を上げていることになります。 前の人が説明しているように中越地震の影響で原子力が長期停止しており、原子力ありきで作られた料金の計算が実態と大きくずれてしまった結果です。 燃料費調整制度があるじゃないかという人もいますが、もともと原子力で発電する予定の分を燃料に置き換えた部分は料金原価に織り込めない制度になってます。燃料上昇だけでなく燃料費そのものがコストとして織り込まれていないのです。 他の電力会社は東電のように極端じゃないのは中越地震による原子力停止が無かったせいだと思います。 ○もう一点 >注:発電コストは燃料費+設備費+人件費など出費のすべてです。 わざと高い燃料を買い、わざと単価の高い設備をして、社員や下請けにべらぼうな給料を払うと・・・ 会社の利益が増えると言う仕組みですね・・・ これも誤解、 利益は費用ではなく「資産」の規模に比例して加算されます。 経理を少し理解されていれば、「資産」≒「借金」となるのはご存知ですよね。 利益は利払いと配当と税金で消えちゃいますよ。 従って実際の利益は原子力の稼働率を上げたり、火力発電所の効率を上げたり、修繕費を削減したり企業努力でひねり出しているのが現状です。儲けることが許されない会社です。 電力会社の株価が低いのはこのせいだと思います。(500円株が震災前でも2000円くらい) 資産を大きくすれば(無駄な投資をすれば)利益が増えるのは言えますけどね。 ただその分借金が増えて経営は厳しくなりますけどね。 儲かるのは銀行ですかね。
お礼
でも、このニュースを見ると http://news.livedoor.com/article/detail/6609249/ どこかおかしいですよね。 北海道の再建団体になった市町村では ボーナス無し。給料カット。経費削減・・・・ 経営が厳しければボーナス無し。給料カットは当りまえ。 だと思うのですが・・・・
- blackhill
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補足 ≪大口・小口料金格差の価格設定については何も行ってませんけど・・・・ でも、噂によると 小口が1kW当り27円で 大口が1kW当り3円以下とか・・・ チョット価格差が有りすぎな気がするのは私だけでしょうか? あくまでも噂ですけど・・・≫ 困ったなあ。 調べればすぐ分かることなのに、思い込みで自分に都合のいい数字に惑わされ、妄想にふけっているのでは。 大口の3円というのは値上げ幅の数値だと思われます。確か18%程度の値上げ率でしたね。 現行の料金は、一番安い特別大口で14円、業務用で20円プラスといったところです。 家庭用は、一番安い契約だと18円ぐらいでしょうか。 噂を信じるのではなく、直感的におかしいと思ったら、まず確認することです。さもないと、悪質な商品取引に引っ掛かって大損しかねません。 「東京電力 値上げ」で検索すれば、すぐに答えは得られます。
- KappNets
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私は詳しくはありませんが。9割/1割というのは売値や収入ではなくて利益でしょう。1kW 100円と 1kW 90円では売値は1割しか違いませんが、発電コストが 1kW 89円なら、利益は (100-89)円 x 0.4=4.4円 対 (90-89)円 x 0.6=0.6円 という風に大差がつきます。つまり大手への売電からはほとんど利益が出ていないということです。 注:発電コストは燃料費+設備費+人件費など出費のすべてです。
お礼
利益と売上額の勘違いですね・・・ >注:発電コストは燃料費+設備費+人件費など出費のすべてです。 わざと高い燃料を買い、わざと単価の高い設備をして、社員や下請けにべらぼうな給料を払うと・・・ 会社の利益が増えると言う仕組みですね・・・ 私の勤めている会社が倒産しそうです。 社長をはじめ社員の給料を100倍にするとコストが増えるので、 会社の利益が増えるのなら良いのですが・・・ 夢のような会社ですね・・・
- blackhill
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質問者は新聞記事をご覧になったのだろうと推察しますが、失礼ながら収入と利益を取り違えているのではないでしょうか。 それはともかく、元データを紹介しておきます。電力会社のうち、東電だけ異常な数値が出ているのは、中越地震による柏崎原発の操業停止で、燃料費の割合が急騰したことが原因ではないでしょうか。http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/sougou/denkiryokin/pdf/002_04_01.pdf ここで使われたこすと配分式だと、燃料費が上がると大口電力の利益率が急激に落ち込む結果になります。これは机上の計算の欠陥で、このデータだけで判断するのはいかがなものでしょうか。 もちろん、料金政策そのものについて、もっと議論すべきことがあるのは当然です。しかし、算定方法で左右される数値だけを頼りにするのは危険でしょう。たとえば、電力料金が自由化されている海外の大口・小口料金格差などからみても、東電の価格設定は異常だといえるのでしょうか。
補足
大口・小口料金格差の価格設定については何も行ってませんけど・・・・ でも、噂によると 小口が1kW当り27円で 大口が1kW当り3円以下とか・・・ チョット価格差が有りすぎな気がするのは私だけでしょうか? あくまでも噂ですけど・・・
- yasuto07
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発想としては悪くない、でもそんなことされたくないから、抵抗するんです、東電はたくさんお金がありますから、天下り、テレビのコマーシャル、たくさんお金をばらまいています、皆さん、ノートは言えないんです。悔しいけど、現状は酷いですよね。
お礼
利益と売り上げ額の勘違いですね・・・
補足
100円と91円・・・って事は 小中発電所では91~92円程度で利益がでている・・・って事で 東電は小口客から暴利を得ている???