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彗星の破壊に必要なエネルギーを教えてください。
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地球に落下したら、人類のみならず、地表の生物致命的な影響を及ぼすサイズの彗星や小惑星ですと、人類の保有する核兵器を全て使用しても、有効な破壊力には届かないでしょうね。 映画アルマゲドンやディープインパクトのような状況についての論文が、前世紀末に発表されています。そこでは落下コースの小惑星に対して、もっと制御しやすい小さめの小惑星のコースを変化させて、弾丸として用いて、衝突させて砕いてみるという考察を行っています。 迫りくる小惑星を、1個の塊、二連星、小さい岩の集団に分けて考察していますが、どれも、どのように「砕いて」も、結局は地表に落下してしまうという結論になっていました。 真正面から砕いても駄目なんですね。砕かれた彗星や小惑星のコースが変わりませんので。 しかし、別の小惑星のコースを変えると言うアイデアは重要です。地球への落下コースにある大きな彗星や小惑星に対して、地球の周りには、それに対していろいろな方向で運動している小惑星があります。宇宙での速度と言うのは、km/秒レベルの非常に速いものです。 そういう地球の周囲にある多数の小惑星の運動エネルギー(あるいは運動量)は、核兵器単体での破壊力によるものを遥かに上回ります。 もちろん、迫りくる小惑星まで核兵器を運搬し、核パルス推進の要領で、その小惑星のコースを変えられるなら、それでもいいです。かなり遠距離(木星軌道までとか)を大量の核兵器を運搬せねばなりませんが、確実性は高いでしょう。 しかし、地球の周りにある小惑星を用いるならば、技術的にはもっと簡単になります。それを砕くために用いるのではなく、迫りくる彗星や小惑星のコース変更に用いればいいことになります。 これなら、弾丸として用いる手頃な小惑星のコースを変えておくだけで、かなり遠方で、目標の彗星や小惑星に「砕かないよう」衝突させて、コース変更も可能でしょう。木星へ落としてしまうということも出来るでしょう。 この方法は高い計算精度が必要ですが、既に人類の計算技術なら余裕でしょうね。 弾丸として、どういう小惑星が使えるか(その軌道や質量)によって、コースを変えるために必要なエネルギーは違ってきますので、核兵器換算でどのくらいかは、ちょっと分かりません(化学燃料では、核兵器運搬くらいで、コース変更用の推進力としては無理でしょう)。 できれば、人類保有の核兵器が明らかに減るくらいだといいかな、とは思います。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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よくわからないんです。 強固に結合しているのか?、フアッと弱い重力で寄り集まっているだけなのか? その中間なのか? 理論はいろいろあるけどちゃんと測定した例はないと どこかのサイトで読んだ覚えがあります。
- misawajp
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破壊など必要ありません 表面の一部を爆破させて、進路をごくわずか変更させるだけで十分です ただし、地球から十分に離れているときに、効果的な進路変更を行えるような場所と規模を決めなければなりません 近づくほど進路を大きく変更させなければなりませんから、必要とするエネルギーは大きくなります
- Wr5
- ベストアンサー率53% (2177/4070)
まさに映画(アルマゲドン)で言われているとおり… 表面で爆発させたところでたいして効果は無いでしょう。 まぁ、蒸発しきっていない彗星ならミラーなどで光を当てる場所を制御することで多少の軌道変化が望めるかも知れません。 >核ミサイルならどれくらいの数が必要でしょうか? 全弾ぶちこんでも無理なんじゃないですかねぇ… まず当てられるかが問題ですし。
お礼
全弾ぶちこんでも無理なら、保有する意味はありませんね! そもそも当たらないかもなんですね…
- sakura432z
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さて、地球へ落下する彗星、小惑星の破壊ですか。 落下出来る規模の塊に向けて全核兵器を打ち上げました。 大気圏を貫けるのは何割だと思います。 全部が目標へ向け、大気圏突破ご苦労。 彗星、小惑星めがけ命中。 破壊不可。 塊の破壊は芯だから。 有る物は使うか。
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