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心肺機能と肺活量

30代後半男です。 マラソンを継続してやっており、速くはないですがフルは3時間30程度では走れます。 先日、人間ドックで肺活量を計測してもらったのですが、同年齢の男性平均よりはるかに下回るものでした。一応、何も運動していない人よりは心肺機能は発達しているつもりだったので、ショックを受けました。 教えていただきたいのは、心肺機能と肺活量は関連性は高いのでしょうか?肺活量が少ないのに心肺能力が発達しているとかあり得ることなのでしょうか?趣味レベルとはいえ、まだ上を目指しているので教えて下さい。

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回答No.1

まず、身体機能(心肺機能)の効率化が、特に有酸素系運動のトレーニング適応なのです。 よって、トレーニングを重ねることにより、最大酸素摂取量は上昇しますのに、安静時心拍数、運動時心拍数などは下がりますよね。で、変化なし、、または低下するのが最大心拍数です。 ともあれ、半年間のマラソン・トレーニングを行なっても、肺の喚起機能は変化しないという実証(実験)報告もあります。 しかしながら、一般的には、肺を通る血流量の増加、肺の酸素拡散能力の増大などを含むトレーニング適応により、換気効率は高まるということにはなっています。そういうことは、酸素の換気当量(身体中の各組織で使用された酸素に対する、換気される空気との比率)が有意に低下することから明らかなのです。つまり、トレーニングを積んでいる人は、無駄に、沢山、空気を取り込まなくても良くなるのですね。 なお、蛇足ながら、有酸素性トレーニングだけでなく、レジスタンストレーニングにおいても、換気が運動の制限因子になることは殆どありません。トレーニングによる適応変化も殆どありません。もし、あった場合にしても、トレーニングタイプの運動時に限られるということになっていますから、下肢を使った運動時のみに換気上の適応が出現することになりましょうか。

noname#217047
質問者

お礼

非常に分かりやすくご丁寧に教えていただき有難うございます。これからも頑張ってマラソンを続けていこうと思います。

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