- ベストアンサー
歴史的には生活保護を廃止したらどうなっていたか
生活保護の現金支給をやめて現物支給にしたり、収容施設を作ったり、救済制度そのものを廃止すると歴史的にはどういう事態になっていたのでしょうか?歴史を学べば生活保護制度の意義が~と書かれてるページばかりですが具体的な本の名前や生活保護改革の時代や政府の名前は書かれてません。生活保障制度に詳しい方がいたら教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ゆりかごから墓場まで ~ 福祉行政のゆらぎ ~ 産業革命による貧困から英国病にいたる諸悪の根源を描いた自伝。 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102030107 ── ディッケンズ/中野 好夫・訳《デイヴィッド・コパフィールド 198903‥ 新潮文庫》 悪名たかい悪書として伝えられるが、ドイツの貧困を直視している。 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/404322401X ── ヒトラー/平野 一郎&将積 茂・訳《わが闘争(上)民族主義的世界観 19251926-19731020 角川文庫》 貧困とは何か、家庭とは何か、経済とは何か、近代とは何か……。 http://q.hatena.ne.jp/1252197253#a946701 時が金になるとき ~ わたしの本棚から ~ http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000JB6E2I ── 細井 和喜蔵《女工哀史 19540725-19711120 岩波文庫》 http://okwave.jp/qa/q4944441.html (No.2) わたしの素案は、生活保護家庭に家計簿の提出を義務づけることです。 その前提に、義務教育で「おこづかい帳」の記入法を指導します。 (元与党代表が、収支報告書の明細を見ずに捺印するなどは論外です)。
その他の回答 (3)
- blackhill
- ベストアンサー率35% (585/1658)
現実に起こらなかったことを仮定して考察するやり方は、歴史学には不向きです。光秀が反乱しなかったら、ナポレオンがワーテルローで勝利したら、井伊大老が暗殺を免れたらなど、思わず想像力が湧いてくるテーマに不足しませんが、事実を追及する歴史学にとって危険な誘惑です。それだから、時代小説が読まれるのでしょう。 さて、ご要望の件、最近は社会史、生活史と呼ばれる分野で多くの力作が刊行されています。また同時代人の証言、たとえば自伝や評伝、あるいはイギリスであればディッケンズの小説など、時代背景を知るうえで役に立つ文献も豊富です。 もし大学で勉強しているのであれば、先生に相談するのが早道でしょう。受験勉強ではあるまいし、知りたいことだけ書いてある参考書を求めるのは知的怠慢と言われても仕方がない。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
>生活保護の現金支給をやめて現物支給にしたり 手続きが煩雑化し、費用対効果が著しく悪くなっているでしょう。 ボランティア精神が希薄な日本では特に。 >収容施設を作ったり 収容施設から貧困者があふれ出し、社会情勢や治安の悪化につながります。 >救済制度そのものを廃止する 社会主義革命がおきていたことでしょう。 >歴史を学べば生活保護制度の意義が~と書かれてるページばかりですが具体的な本の名前や生活保護改革の時代や政府の名前は書かれてません。生活保障制度に詳しい方がいたら教えてください。 それは、自分で歌寸が得ることです。 社会科学には、回答はありません。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
>生活保護の現金支給をやめて現物支給にしたり、収容施設を作ったり、救済制度そのものを廃止すると歴史的にはどういう事態になっていたのでしょうか? イングランドで「救貧法」という法律が制定され、片っ端から収容施設に放り込んで強制的な労働をさせました。その後、貧困は本人の責任だけではなく資本主義という経済制度そのものから生まれるという考え方が主流となり、様々な社会保障政策が生まれました。日本の生活保護制度もその一環です。 というわけであなたの質問は順序が逆です。生活保護制度を廃止したり、収容施設を今時作って放り込んだりしたら、それこそ国際社会で「人権がもっとも無視された国」として非難の的となるでしょう。この手の主張は多いのですが、きちんとした社会保障の歴史を知らない無知に基づく困った考え方です。 なお、現物支給はアメリカなどで行われています。この国は国民全体を対象とした健康保険制度さえ持たないという、「自助努力」が一種の道徳として広く染み渡った国です。しかし、貧困は発生します。そこで生まれたのが「食品クーポン」と呼ばれるものです。これで無料で食品を購入することができます。 さて、日本では現物支給は可能でしょうか・・いくつかは行われています。例えば学齢を迎えた子供へのランドセルの支給とか。しかし「食品クーポン」は難しいでしょうね。使用すれば生活保護受給者とわかってしまいます。憲法の生存権との兼ね合いや日本社会の雰囲気からも困難ではないでしょうか