• 締切済み

知らない世界(職業体験等)が覗ける本てありますか?

例えば、職業系だと映画「おくりびと」の原案になった「納棺夫日記」は納棺師、「しゃべれどもしゃべれども」は落語家、「サクリファイス」はロードレーサー。 その職業に就くものや興味のあるものにしかわからない事情や、彼らにとっては常識/日常の話でも読者にとっては「へぇ~」という発見があります。二度と読みたくないけれど、「闇の子供たち」も該当しますね。 体験系では、辺見庸「もの食う人々」ただの旅行本にとどまらず読んでいて匂いや食感が漂ってくるような描写。自分自身は決して味わえない/味わいたくない体験を、繊細な描写によって時には吐き気がするほど強烈に疑似体験ができます。 状況系の代表は、吉村昭かな。「羆嵐」はヒグマの恐ろしさ、閉ざされた集落の様子。「三陸海岸大津波」は、古い体験の話なのに去年のニュースと同じ出来事がかかれていました。 主人公が変わった職業なだけだったり、旅行を楽しんでいるだけの紀行文ではなく、ちゃんとその部分について補足的な説明があるもの(例えば普通の営業職でも独自のテクニックなどがサラリとかかれている、等)が良いです。 ただ1つ、刑事や探偵、医者を題材にした作品はたくさんありそうなのでそれ以外でお願いします。

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回答No.7

「死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男」 はいかがでしょうか 歴史の裏側垣間見れてオススメです

  • booter
  • ベストアンサー率34% (269/769)
回答No.6

自伝・伝記もので面白かったものは下記です。 ・マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝” アメリカでの11%しかいないという黒人マイノリティーにも関わらず、アメリカのNo.4まで出世した人の伝記。他にも湾岸戦争を指揮したなどの体験談はこの人にしか書けません。 現場の指揮官がアメフトの作戦を立てる要領でイラク軍を破っていったというのは非常に興味深いです。 ―少年・軍人時代編 (角川文庫) [文庫] http://www.amazon.co.jp/dp/4042874010 ―ワシントン時代編 (角川文庫) [文庫] http://www.amazon.co.jp/dp/4042874029 ―統合参謀本部議長時代編 (角川文庫) [文庫] http://www.amazon.co.jp/dp/4042874037 ・自壊する帝国 http://www.amazon.co.jp/dp/4104752029 元外務官僚のソ連がどう内部崩壊するのかを描いた作品。やはりこの人にしか書けない。 共産党員のバッチが山のように捨てられていった事や、共産主義下のソ連で教会にテストの合格祈願をしに行く事(モスクワでの大学の内部試験を合格する際、その学生達はテストの合格祈願をしに教会へ行くが、ろうそくを通常一本立てるのに対し、哲学部無神論学科の学生は二本立てる。どうしてかというと無神論をやっていると神様がお怒りになられているから、余計に一本立てるとの事)、アントニオ猪木氏と組んで北朝鮮がらみの人間を酒で潰した事などなど。外交官のエピソードが面白い。 ・インテリジェンス 武器なき戦争 http://www.amazon.co.jp/dp/4344980115 インテリジェンス(ごく平たく言えば諜報)の内部事情の一部を比較的知っている人同士の対談。この二人の丁々発止が思考の瞬発力を兼ね備えていて非常に楽しい。 (まずい内容になったら「それはやめにしましょう」という一幕も) ・アントニオ猪木自伝 http://www.amazon.co.jp/dp/4101297215 先輩レスラー(豊登だったか? )とタッグ組んで試合したら、タッチをすべきなのになかなかリング中央から戻ってこない。あとで聞いたらリングサイドに借金取りが来ていて戻れなかったとの事。 ・カジノのイカサマ師たち (文春文庫) http://www.amazon.co.jp/dp/4167661861 珍しい詐欺師の自伝。 恐らくここに書かれているイカサマのテクニックはごく一部で本当の要は書いていないけれども、それでもカジノ相手にイカサマをする人となりが見える。 ・珈琲相場師-ハヤカワ・ミステリ文庫-デイヴィッド・リス http://www.amazon.co.jp/dp/4151728538 こちらは自伝ではなく、ジャンルは文藝ミステリ。 相場を張る人間も普通の人間なんだと思います。 日本相場師列伝〈2〉も参考になるのですが、専門用語が多すぎて分かりずらかった面があります。 ちなみに私の中でのNGが下記のものです。 ・枢密院議長の日記(冗長であり楽しめない) ・ゲバラ日記(記述は正確であるが、日記である為、冗長。集中力を要する) ・スパイの為のハンドブック(イスラエルの元花形スパイ:モサドの星ウォルフガングロッツの手記。昭和のドラマのような脚色を感じる。これを読むのであれば、落合信彦氏の「モサド、その真実」の方が比較的リアルで参考になります) こうした人の体験談を読む際には、正確を期しているものがいいのですが、あまりに正確すぎると上述のゲバラ日記のように過剰に平坦な文章をたんたんと読むハメになります。 かと言って過度にドラマチックに仕立て上げようとすると今度は「スパイの為のハンドブック」のように、この部分は嘘なんじゃないか、という疑問が沸いて楽しめなくなります。 こうした条件をクリアするには、その中間地点ではなく、事実に基づいた正確な描写をしながらも面白い部分をピックアップした文章というのが良いと思われます。 そうしたものを上記で挙げさせて頂きました。 最近では、浜 矩子さんの「(社会的に守られるべき)最低賃金の底は融解し、最低賃金のラインは下降し続ける」という論述は、1939年でのジョン・スタインベック著の文藝「怒りの葡萄」における登場人物達の自らの賃金引下げ(競合する労働者達が労働需要に対して多すぎる為、自らの生活の為に労働者賃金のディスカウント合戦が始まってしまう)にリンクします。こうした現在の事象における危機的要素は、既に過去にも何度と無く行われた事であり、その事象の背景を追うのに小説が役に立ったりします。 (自分でこの発見をした時にはちょっとだけ嬉しかったです。現在の自分の状況を考えると嬉しがるような余裕も無いはずなんですが) 私の手元に現在「国家は破綻する~金融危機の800年」という書籍があるのですが、原題の「This time is different」が反証として示すように、いつの時代も「今は違うんだ、過去とは違う動きをする」と言って、その後同じ金融危機(社会現象)をくりかえしてきたのです。 歴史は韻を踏みます。例えば不況で生活が苦しい・・・などという感想は今現在皆が持っていると思うのですが、それを追体験し、人はこのような時にどう思うのか、という客観的な感想を持つためには過去の文学が重要となってくるのです。ご質問の主旨とは違うのですが、「へぇ~過去も同じだったのか」という発見も非常に重要なはずです。 あとはインターネットですね。 個人特定を防ぐ為、一部創作や偽装を入れている所もあるかもしれないですけれども読んでいて非常に興味深いですので時間のある時にご一読を。 ・駆け落ちして田舎から逃げた話 http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51693300.html ・駆け落ちした僕が田舎と戦ってきた。 http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51694045.html ・子供と一緒に田舎と旦那から逃げた(黄金に輝くバス) http://www26.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/3848.html ・田舎のウチに外人の兄ちゃんが泊まってった話する http://blog.livedoor.jp/notaffiliate/archives/1955765.html 米国でホームレスしてたけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2902.html 造船所に勤めているんだが質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2074.html ワープア歯科医だけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-4336.html 元傭兵だけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2319.html アラスカに住んでるけど何か質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2739.html 第一原発行ってきたけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-3826.html インド人だけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-3239.html 帰化申請してる在日だけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2249.html 元シャブ中だけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1004.html 物心つく頃から結婚相手が決まってたけどなんか質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-908.html 新宿のスカウトだったけど質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1564.html ・魚屋だけど質問ある? http://oryouri.2chblog.jp/archives/7045510.html ・三陸の漁師だけど、何か質問ある? http://oryouri.2chblog.jp/archives/6822616.html ・「昨日我が家にF18が突っ込んできたけど何か質問ある?」海外の反応 http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/5388690.html ・【画像あり】マジ韓国人だけどなんか質問ある? http://blog.livedoor.jp/netasaka/archives/6900510.html その他 http://matome.naver.jp/odai/2132663478936325301

  • okwave66
  • ベストアンサー率20% (2/10)
回答No.5

『下町ロケット』池井戸 潤 (著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862923/2202-22 中小企業、下町工場の実態や、ビジネス現場の実情がリアルに描かれています。 ここまで細部までリアルな小説は珍しいのではないでしょうか。 それでいて驚きの展開の繰り返し、とても面白い小説です。 第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862923/2202-22
回答No.4

 「骨を読む」  朝鮮戦争時、回収された戦死者の身元確認を、米軍施設で行った人の話。  日本のドキュメンタリーの原点とも言うべき本。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/骨を読む―ある人類学者の体験-1965年-中公新書-埴原-和郎/dp/B000JADQG6
noname#155097
noname#155097
回答No.3
回答No.2

柄刀一『時を巡る肖像』 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4408550221.html 田中啓文『ハナシがちがう!』 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4087460746.html 吉村喜彦『ビア・ボーイ』 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4569676510.html 堂場瞬一『ヒート』 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4408535982.html 大崎善生『聖の青春』 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062734249.html

  • cpbr
  • ベストアンサー率25% (70/273)
回答No.1

「ガレー船徒刑囚の回想」ジャン・マルテーユ著 18世紀にフランスで12年間ガレー船の徒刑囚としてすごしたプロテスタントの書いたものです。 「最新世界周航記」ダンピア著 17世紀に仕事として海賊をやっていた人の書いたものです。

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