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音楽理論 度数について教えてください

John Eagle(@john-eagle)の回答

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回答No.6

No,5 John-Eagleです。こんばんは。 再度のご質問、ありがとうございました。 難しい回答になりそうですが、がんばって書いてみます。 ---------------------------------------------------------------------------- >レとファは 多分黒鍵がないので短3度かな~とはわかるのですが、本当に混乱してしまうんです。 ---------------------------------------------------------------------------- 長●度とか、短●度とか、完全●度などの「音程」は、黒鍵の有無で判断するのではありません。 ピアノだと、どうしてもそういうイメージがあるかもしれませんが、ギターの場合は、白鍵・黒鍵は 全く関係ないですからね。 例えば、短三度と言う音程は「ある音」と「半音3つ上の音」の間隔・隔たり・距離を言うのです。 もう少し具体的に言うと…、 ド ⇒ミ♭(レ♯) ド♯(レ♭)⇒ミ レ ⇒ファ レ♯(ミ♭)⇒ファ♯(ソ♭) ミ ⇒ソ ファ⇒ラ♭(ソ♯) …以下続く のように短三度という関係は、レ⇒ファだけではなく他にもたくさんあるのです。 -------------------------------------------------------------------------- >ドとソは完全5度だと解っているんですが、ドと低いソの関係はやはり完全5度なのでしょうか? -------------------------------------------------------------------------- これはちょっと説明が長くなるかもしれません。m(__)m (笑) 前述の「短三度」と同じように、「完全五度」の関係もたくさんありますね。 ド ⇒ソ ド♯(レ♭)⇒ソ♯(ラ♭) レ ⇒ラ レ♯(ミ♭)⇒ラ♯(シ♭) ミ ⇒シ ファ⇒ド …以下続く 解り易いように「ド・ソ」の関係でお話しします。 「ド・ソ」の完全五度音程関係にある「ソ」を下(低い方)に持ってくると「ド・ソ(低)」に なり、ドから見ると低い(下の)ソへの音程は完全四度となります。 しかし、実際に「ド・ソ(低)」の二音を同時に弾いてみると、元の「ド・ソ」と同様の響き、 鳴り方に聞こえます。 この理由は、和声学の原理を勉強すると良く解ります。(念のため、最後に示しておきます) 勉強不足で正しいかどうか分かりませんが、「ド・ソ(低)」は音楽理論では完全四度音程に なりますが、響きとしては完全五度の響き…だと思います。 もし、間違っていたら、ごめんなさいです。(どなたかご指摘くださいませ。<m(__)m> ) ですから、私は、「ド・ソ」の場合は「完全五度」と通常の呼び方をし、「ド・ソ(低)」の 場合は、便宜上、「ドと完全五度の下のソ」などと呼んでいます。 蛇足ですが、音楽が不思議なァ…と思うのは、実はこの辺なんです。 「ド・ソ」の響き・鳴り方と「ド・ソ(低)」は同様の響き方をすると書きましたが、これは 「ド」から見る(感じる)場合であり、「ド・ソ(低)」の響きを低いソ側から感じようと すると、やはり完全四度のように聞こえる(感じる)のです。 もう1つ例を書きますと…、 「ド・ラ」は長六度の音程ですが、このラを低い方に持ってくると「ド・ラ(低)」になり、 元の長六度のような響きにも聞こえるし、ラから感じようとすると「ラ・ド」の短三度に聞こえて、 Amのコードにも聞こえるのです。 長くなりました。毎度、済みません。 最後に、もし余裕ができたら、私が他の方に回答した「完全音程の理由」も読んでみてください。 http://okwave.jp/qa/q7293289.html 以上です。 お役に立ったでしょうか? 楽しい音楽Lifeを! ------------------------------------------------------- <和声の原理> ・一本の糸があるとします。(管でもOK) その糸を弾いて得られる音を「a」とします。 ・糸の長さを1/2(ニ分の一)にした時の音を「b」とします。 ・糸の長さを1/3(三分の一)にした時の音を「c」とします。 ・糸の長さを1/4(四分の一)にした時の音を「d」とします。 この様に整数倍で短くし、得られる音を並べると倍音系列が揃います。 先ほどの「a」をドとすると…、 a(aの1/1)⇒ド b(aの1/2)⇒aのオクターブ上のド ※糸の長さが半分になるとオクターブ上の音になる c(aの1/3)⇒bの完全五度上のソ d(aの1/4)⇒aの2オクターブ上(bのオクターブ上)のド e(aの1/5) ⇒dの長三度上のミ f(aの1/6)⇒bのオクターブ上(dの完全五度上の)ソ g(aの1/7)⇒dの短七度上のシ♭ h(aの1/8)⇒dのオクターブ上のド i(aの1/9)⇒hの長二度上のレ j(aの1/10)⇒hの長三度上(eのオクターブ上)のミ k(aの1/11)⇒hの増四度上(jの長二度上)のファ♯ l(aの1/12)⇒hの完全五度上(fのオクターブ上)のソ …以下続く これらの「倍音」は、例えば「a」を鳴らした時に同時に僅かですが響いて(鳴って)おり、 その大きさは低音ほど大きく、高音ほど小さいと言う性質があります。 つまり、先ほどの「ド・ソ(低)」を同時に弾くと、ソ(低)の倍音が同時に鳴って (響いて)いるため、「ド・ソ」の完全五度と同じような響きに聞こえるのです。 <終わり>

stonecrop
質問者

お礼

無知な私のために 丁寧に説明してくださってありがとうございます。 他の方の回答も私には大変ありがたかったです。 なかなか難しく感じてしまうのですが皆さんの回答をゆっくりよんで、音楽を楽しみたいなと思います。 本当にありがとうございました。

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