おはようございます、jixyoji-と申しますm(._.)m
とりあえずざっくばらんに説明しますと大まかな仕組としては、通話で使う周波数帯より高い周波数を上り用と下り用に分け、さらにその周波数帯を約4kHzずつに区分けして利用します。ADSLモデムの中では、それら周波数帯一つ一つに専用のモデムのようなものを準備して、個々に通信を行います。イメージとしては、一般加入電話回線で説明したモデムをものすごくたくさん並べて並列処理をし、高速通信を実現しているような感じとなります。担当している各周波数にノイズなどが入りこむと、最悪その周波数を担当しているモデムの使用を停止してしまうことになります。その結果として回線品質によって伝送量が変わることがありますが、その他の周波数帯で通信は継続できるようになっています。
ちなみにADSL導入の際にモデムが必要になりレンタル、購入のどちらかを選択できますが(ADSLモデムは一般の小売店ではまだ売っておらずADSLサービスを提供してる会社と契約する際にレンタルするか購入のどちらかになります)、既に光ファイバーサービスが東京都渋谷区、世田谷区でスタートしていますし今年10月からは全国政令指定都市でスタートするのでモデムに関してはレンタルがベターです。そうすれば光ファイバーが自宅で利用できるようになればモデムを無駄なく返却する事もでき、購入するよりもレンタルした方が将来光ファイバーへ移行したときのコストが安くなります。
それとモデムは2種類あり、ルータータイプとUSBタイプがあるのですがもしご自宅でPCをルータータイプで利用される場合、LANカード(PCにLANカードをインストールする必要あり)、LANケーブル、仮に複数PCを同時に使用する場合HUBが必要になります。ただnakaGさんは質問の文に書いてないのですが恐らくUSBタイプでフレッツISDNを接続してると思われるので、ADSLもUSBタイプになるかと思われます、あくまで推測ですが・・(^_^;)。
個人や小規模事業所などで注目は、なんといってもADSLです。いくら高速といってもINSネット64では64Kbps、Bチャネル2本使っても128Kbpsしか出ません。2本使いきってしまうと、当然電話もできなくなります。ADSLは、INSネット64のように、電話による通話とデータ通信を同時にこなせ、なおかつデータ通信の速度は ITU-T G992.1仕様(フル・レートADSL)で上り最大640Kbps/下り最大6Mbps、 ITU-T G992.2仕様(簡易版ADSL)で上り最大512Kbps/下り最大1536Kbps となっていて、 INSネット64 では考えられないような高速データ伝送を実現します。最終的には、このサービスを提供する接続事業者のバックボーン容量や設備内容などの都合により通信速度は制限されますし、前述のように回線品質によっても変わってきます。
同じ常時接続可能なサービス媒体として今話題になっているフレッツ・ISDN(IP接続サービス)では、通信速度がINSネット64のBチャネル1本で64Kbpsの通信しかできません。また、ADSLは高速インターネットアクセスで注目されているCATVと比べても、速度的にまったく遜色無いレベルですので、サービスエリア拡大の可能性を考えると、地方では期待の大きな高速インターネット接続媒体となります。
目下のデメリットとしては、ADSLで使われる周波数帯がISDN回線などと干渉する(恐れがある)ため、場合によってはADSLの持つ伝送量を享受できない点や、収容局までの全ての電話線がメタルケーブルである必要があるため、間に光ケーブルなどが既に敷設されているような場合は、サービスを受けることができない点などが上げられます。このあたりのことは、ADSL申し込み後に実施される検査によって判明することとなります。
又FTTH化が進んでメタルケーブルの撤去とともに、使えなくなる可能性があります。ただし、現在のところ、メタルケーブルの撤去には、代替接続方法の提供と、撤去4年前の通知が義務付けられているようです。
なお、ADSLサービスは、第一種サービス事業者による接続(NTTがADSL装置を設置するもの)と、第二種サービス事業者(プロバイダがADSL装置を設置するもの(MDF接続))に分かれます。さらに加入者回線について加入電話と共用するタイプ1と、加入者回線について加入電話と共用しないタイプ2などに分かれます。
後ADSLへ移行する際にフレッツISDNなのでデジタル回線をアナログ回線に戻さなければいけません。
また初期費用に関してですがもし説明書片手に自分でADSLをセッティングすれば初期費用は業者に頼むより大体1半額で済みます。宅内モデム設置工事費用\13,000-前後が自分ですれば無料になるのでNTTの局内工事費用の\2,800-込みで\30,000-前後かかるのが\15,000-程度に抑えられたりします。また下記の主要ADSL会社として記載してるeAccessなどはよくキャンペーンで初期費用割安にしてるのでチェックした方が良いですね(#^.^#)。
*補足
ADSLに関して言うとNTTも提供していますが私はあまりNTTのサービスを受ける事をお勧めしません。なぜならNTTは2001年5月7日(月)「NTTグループ3ヵ年計画」を発表し最大約6万人の人員追加削減で2000年度末11.3万人いた人員を2004年度末には約6万人にしようとしてADSLやマイラインの値下げ競争に対抗しようとしていて各グループ企業のNTTドコモやNTTコミニュケーションズ、あるいは地域毎に新会社を設立し、NTT東西の設備保守や個人営業などの業務移管、などの配置転換、出向、転籍計画を発表したは良いんですが、労使交渉や各グループ企業との折衝が難航していて計画通りいきそうにないので接続サービスの月額料金も早期に落とせなくなるのではないかと推測しています。ただでさえNTT東西の2001年度の経常損益は合計571億円の赤字ですし、マイラインの競争も激化していて急速に経営が悪化しています。又NTTはADSLだけでなくISDNやアナログ、マイライン、光ファイバー、など多角化しすぎてあまり個々の消費者に対して行き届いたサービスをしていません。その根拠にNTTのフレッツADSLに依頼してきた顧客を2~3ヶ月連絡なしで待たせたり、NTT支局の窓口にいる人間や料金サービス部門で出る電話口の人間がほとんどアルバイトで何の知識も無い人間を顧客と対応させて、対応がズルズル遅れたり今時顧客主導社会を認識してない官僚的なところがあります。
マイラインに関しても4月21日(土)C&WIDC社がNTTの営業行為「NTT以外の通信会社を選ぶと通信設備の故障修理が困難になる」などの表現でNTTグループに登録変更をさせた独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会に調査申請依頼があったばかりですし、昨年暮と今年2月にはNTTがADSL企業の市場参入を妨害したと言う事で警告を出されたばかりなのにまた懲りずに今年4月2日にはADSL企業のeAccess社が総務省に対しeAccess社に申し込みを行った顧客がISDN回線からアナログ回線に戻す時にNTTに電話した際「当社の方が工事が迅速だ」などとNTTが不正に顧客を獲得した疑いで是正措置を申し込まれていたり、6月に固定電話版iモードの「Lモード」の認可が総務省から降りた事に対してKDDIなど各通信業社が地域通信に限定されてるNTT法に反するとして行政訴訟も検討している事など枚挙に暇が無いほどNTTは環境が劣悪化してます。
つい7日前も九州の方で不正にNTTのアルバイト店員がマイライン契約を結んでいたり、又群馬かどこかのNTTの社員もマイラインの契約を不正に行い懲戒免職になったりといった事実も発覚しています。
上記の事を考慮するとはっきしいってNTTはISDN、ADSL、光ファイバーなどの料金競争で遅れを取るのは明白です。それなら他の小回りの効くベンチャー企業などの方がよりよいと思われます。20年前の通信市場と違い規制緩和が進んだ今は消費者は色々選択肢が増えましたし、別にNTTを利用せずとも代わりは幾らでもいますからね~。
とりあえず下記の参考HPで色々な選択肢を検討してみて下さい。
ADSL(非対称デジタル加入者線)
「ADSL FAQブロードバンド初心者編」
http://www.tky.3web.ne.jp/~morimoko/adslindex.htm
「DSLmaniacs」
http://www.peer2.net/dslmaniacs/
「XDSLのページ」
http://www.metallic.gr.jp/
「DSL普及状況公開ページ」
http://info.mpt.go.jp/whatsnew/dsl
「RBBTODAY」
http://www.rbbtoday.com/
このHPはADSLに関して常時情報が更新するので役立ちます☆それとエリア検索、郵便番号検索機能があるのでご自身の住んでる場所でどこのADSL会社がサービスしてるかわかります。
「Broadband Networking Report」
http://www3.ocn.ne.jp/~adsl/
主なADSL企業のアドレス
”1”東京メタリック通信 http://www.metallic.co.jp/
名古屋と大阪共に開局(上記のページにリンクあり)ここの会社はプロバイダーもしてるのでそれと一緒に契約すればお得です。1月25日(木)の新聞によると2月からADSLの月額\8,000-だった利用料金が\5,500-に値下げし、また新たに3メガビットの高速サービスを3月から月額\10,000-程度で開始するそうです。
Tel:03-5827-3910(フリーダイヤルではないので電話代に注意)
”2”eAccess社 http://www.eaccess.net/jp/index.html
こちらも全国にADSLを準じサービス拡大中で大阪府、兵庫県にも既にサービスが開始されています。それに各プロバイダーとの利用料金も下がっていってるようなので注目です。
フリーダイヤル:0120-2754-37
”3”Tokai Network Club
http://www.tnc.ne.jp/adsl/
静岡県を中心に関東へエリア拡大中
フリーダイヤル:0120-696-927
”4”コアラ
http://www.coara.or.jp/adsl/index.html
九州を中心に勢力拡大中
TEL:097-534-5696
日本テレコム「J-DSL」
http://www.odn.ne.jp/infoodn/j-dsl/camp/index.html
J-DSLに関するフリーダイヤル:0088-22-2375
so-net「かっとび」
http://www.so-net.ne.jp/access/high/index.html
かっとびに関するダイヤル(フリーではないです):0570-00-1414
DION「ブロードバンドDION」
http://www.dion.ne.jp/dialup/service/adsl/index.html
カスタマーサービスセンター:0077-7192
CATV(ケーブルTV)
「CATV研究所」
http://www.catv.co.jp/
「日本のCATV」
http://www.catv.or.jp/
「CATVとは?」
http://www.cty.co.jp/tv/catv.html
主なCATV企業のアドレス
”1”ジュピターテレコム http://www.jcom.co.jp/
*とりあえず日本ではジュピターテレコムが業界では1位ですが、地域によってCATV企業は幾つもあるので上記の「RBBTODAY」のHPで住まわれてる地域で検索された方がベストです。
それとプロバイダーなんですが将来高速ブロードバンドのADSL対応のプロバイダーとしてもし今の自分のプロバイダーに不満や変更したいのであれば、私は日本ユニシス社の「U-net SURF」をお勧めしておきます。理由は回線が確実につながり、サポート体制が 平日は9:00~22:00、土日祝祭日も9:00~17:30まで電話サポートが万全であったりと色々顧客満足度の高さがあるからです。
又女性・学生・60歳以上・障害者の方は割引があり、女性の方にはLadiesSURF・学生の方にはStudentSURF・60歳以上の方にはSilverSURF・障害者の方にはDreamSURFのお得な割引コースが用意されています。
ネット関係の大手雑誌の「あちゃら」でプロバイダー総合1位を獲得してましたし、プロバイダ・ランキング調査で連続1位(『日経netn@vi』2000年7月号、『日経netn@vi』2001年1月号、『Yahoo! Internet Guide』2001年1月号)になるなど、つながりやすさには特に力を入れています(*^_^*)。
「U-netSURF」
http://www.netsurf.ad.jp/
もし自分で探したいというのであれば参考HPも掲載しておきます、参考にしてください。
「Provider Power Search」
http://door.garage.co.jp/prov/
「インターネットマガジン・プロバイダーガイド」
http://internet.impress.co.jp/provider/
「賢いプロバイダーの選び方」
http://www.php.co.jp/news/mail/provider.html
「無料プロバイダー徹底比較」
http://www.kaiteki-net.com/freeprovider/index.html
*補足その2
光ファイバー
「有線ブロードネットワークス」
http://www.usen.co.jp/
既に東京都渋谷区、世田谷区でサービス開始。今年10月から全国の政令指定都市でもサービスが開始されます。
速度は最大100Mbpsで月々定額で\6,000-前後です。今後注目です(゜o゜)
長くなりましたが;^_^A、これだけ情報があればnakaGさんも納得いくサービスを受けれると思います。それではより良いネット環境である事をm(__)mペコ
お礼
遅くなって申し訳ありません。大変参考になりました。