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高校物理・水平投射

閲覧ありがとうございます。 高校物理の水平投射のことで質問です。 教科書を読んでもさっぱりわからないので どなたか次の問題の詳しい解説をお願いします。 高さ40mのがけの上から、海の方に向かって小石を初速21m/sで投げ出した。 (1)小石が海面に落下するのは何秒後か。 (2)海面に落ちるまでに、小石は水平方向に何m飛ぶか。 (3)着水するとき、小石の速度の鉛直成分の大きさはいくらか。  また、小石の速さはいくらか。 特に、(3)の「鉛直成分の大きさ」の意味がさっぱりわからないので、 詳しい解説をお願いします。 公式や解法等、お手数ですが詳しい解説をお願いします。

みんなの回答

noname#175206
noname#175206
回答No.2

 同様の問題が解けるように、少し一般化しておきましょうか。 >高さ40mのがけの上から、海の方に向かって小石を初速21m/sで投げ出した。  高さhで、角度が水平方向に対してθ、速さがvで射出とします。  こういうときは、水平と垂直に分けると、たいていは解けます。  落下では、水平に対して垂直は、重力加速度g(=9.8m/sec^2:^2は2乗)の方向、つまり真っ直ぐ下です。この真っ直ぐ下を、「鉛直」下方と呼びます。  平面のグラフでよくあるように水平方向をx軸、「鉛直」方向をy軸と考えるとよいです。  水平方向の速さをVy、鉛直方向をVxと書いておきましょうか。  すると、初速はVy=v・cosθ、Vx=v・sinθです。  これは直角三角形ですからピタゴラスの定理が使えて、v^2=Vy^2+Vx^2となっていますから、いつでも物体の速さに戻せます。  さらに、この問題ではθ=0ですから、非常に簡単です。初速はVy=v(=21m/sec)、Vx=0です。  後は、水平のVxと鉛直のVyで分けて考えればOKです。そうして良いところが、力学が良くできている点でしょうね。  水平方向は何も力が働きませんから(とりあえず空気抵抗を考えない)、Vxはずっと同じ速さです。  鉛直方向は、重力加速度gを受けています。時間が経つほど速くなり、t秒後には、Vy=gtです。 >(1)小石が海面に落下するのは何秒後か。  これは、鉛直方向だけを考えれば良いわけです。  加速度gで距離hをt秒で進んだと考えればOKです。  (1/2)gt^2=h ∴t=√(2h/g) >(2)海面に落ちるまでに、小石は水平方向に何m飛ぶか。  水平の速さVxは一定ですから、(1)で求めた時間だけ飛びます。その距離をxとすれば、以下の通り。  x=Vx・t=Vx√(2h/g) >(3)着水するとき、小石の速度の鉛直成分の大きさはいくらか。  また、小石の速さはいくらか。  Vy=gt=r√(2h/g)=√(2gh)  v=√(Vy^2+Vx^2)=√(2gh+Vx^2) >特に、(3)の「鉛直成分の大きさ」の意味がさっぱりわからないので、  鉛直成分は、「真っ直ぐ下にどれだけ」でいいでしょう。  本当は、向きでプラスマイナスを考えますが、速さや距離は、その大きさだけでいいわけですから、計算を間違えないよう注意すれば、あまり気にしなくて大丈夫です。

nnietyu_ckky_xx
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! とてもご丁寧に解説して下さり、本当にありがとうございます。

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

この問題の場合、 水平方向:21m/sで等速運動 鉛直方向:自由落下運動(初速度ゼロ、加速度gの等加速度運動) をします。 (1)鉛直方向には自由落下なので、その移動距離yは gt^2/2 で与えられます(gは重力加速度)。 gt^2/2=40 (m) とおくと t=√(80/g) (秒) で石が海面に落下するまでの時間が判ります。 (2) 水平方向には21m/sの等速運動なので、海面に落ちるまでの水平方向の移動距離は 21t で与えられます(tは(1)で求めた時間) (3) 鉛直方向には等加速度運動なので、その速度は gt で与えられます(tは(1)で求めた時間)。

nnietyu_ckky_xx
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 一度参考にしながら自分でも解いてみたいと思います。

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