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身体依存と精神依存について
- 覚醒剤は身体依存がなく、精神依存が強い。大麻は身体依存と精神依存の両方あるが、依存度は低い。コカインは身体依存がなく、精神依存が強い。アルコールは身体依存と精神依存の両方が強くみられる。
- メルクマニュアル第18版では、ヘロイン・アルコール・コカインが身体依存を生じる薬物として明確に記載されている。ハーバード大学テキストにもコカインの身体依存が関連付けられている。しかし、標準精神医学ではコカインの離脱症状については議論の余地があるとされている。
- 医学書院の「標準精神医学第4版」では、コカインを含むヘロイン・アルコール・コカインが身体依存を生じる薬物と明確に記載されている。しかし、他のテキストや学校の教材ではコカインの身体依存については一定の議論があるようである。
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海外である程度麻薬常習者と関わった事があるものです。 基本的な事を言いますが、日本とそれ以外の欧米諸国とでは情報が全然違います。 それは何故か、日本では臨床実験が行われないからです。 つまり海外の研究結果を元にしているわけです(大麻についてはアメリカ、ヘロインについてはイギリス、コカインについては・・・と一定のある国ではなくそれぞれの国の研究を見て決めています、その中で一番害が謳われている物であり、尚且つ抑止力になるであろうと思われる研究結果を抜いて日本では発表しています、ほとんどはアメリカの研究結果を元にしていますが、その研究結果事態が戦後GHQに占領されていた期間の情報です、つまり60年以上前の研究結果です)。 こんな人任せでいい加減な対応をしているので他国と全然違うのですよ。 各国では臨床実験を行っております。しかしどのような実験を実際にしているのかは一般人にはわかりえません。 僕が麻薬常習者を見て感じた事ですが、 >1、覚醒剤は身体依存がなく、精神依存が強い。 身体依存はあります(手が震えたり落ち着かない程度)。が、精神依存のほうが強い。 >2、大麻は身体依存と精神依存の両方あるが、依存度は低い。 身体依存はありません。精神依存はあります。依存度は極僅かです。 >3、コカインは身体依存がなく、精神依存が強い。 身体依存はあります。しかし日常生活を送る上では特に問題にならないレベルです。精神依存は強いです。 >4、アルコールは身体依存と精神依存の両方が強くみられる。 これは正しいと思います。 どの情報が正しいのか、上記の通り日本ではわかりかねます。そもそもアジア人と欧米人では人種が違います。 日本の情報だけを信じずに、海外の情報を調べるという行為は正しいですが、完全に正しいとは言い切れないのが実情だと僕は思っています。 やはり、日本は独自で実験を行うべきです。
お礼
ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございません。 実経験に基づいた貴重で興味深いご回答をいただきましてありがとうございます。 確かに、日本で麻薬の臨床試験を行っているのは医用麻薬だけでしょうし、それも 海外で先行して承認を得ている薬剤を、国内承認を得るためだけに試験するような 印象があります。(根拠ない発言ですが・・・) 医用麻薬のほとんどが海外が先行していると思います。 国内では薬物乱用が問題でありながらなぜか不顕性化されて、これらに苦しむ人たちの 治療も積極的ではないように思えます。摘発されましたというニュースは見ますが、こう いう治療がされています的な特集番組は見た記憶がほとんどないです。 (アルコールはそうでもないと思いますが) fumiuchipさんの回答を見ると、テキストの中身が食い違うのも納得しました。 薬物に関しては、人種差による薬物代謝酵素の違いなどが往々にしてあるため、テキストの中身を 鵜呑みにはできませんので、さらに深めていきたいと感じました。 お忙しい中、拙問にご回答いただきありがとうございました。