• ベストアンサー

触媒の有無による活性化エネルギーの変化

触媒があると、活性化エネルギーの値が下がり、 反応速度がはやくなるというのは知っているのですが、 実際、どれぐらい変わるものなのでしょう? 具体的な値が知りたいです。 どんな反応でもいいので、 活性化エネルギーの値が具体的に出ているサイトを教えてください。 できれば温度別に出ているサイトがいいです。 自分で探してみたのですが、 検索方法が悪いのか見つけられませんでした。 どうかお力をお貸しください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Julius
  • ベストアンサー率77% (168/216)
回答No.2

反応経路にも関わらず変化しないのは、 「生成」ギブズ自由エネルギー、「生成」エンタルピーの差などであって、 「活性化」ギブズ自由エネルギー、「活性化」エンタルピー自体は反応経路 に依存して変化します。 特に活性化エネルギーEaと反応速度kは Arrheniusの式で表現されるようにコンパラな関係にあります。 化学便覧などには種々の触媒反応の諸活性化パラメータが載ってはおりますが、 具体的な触媒効果による活性化エネルギーの比較は、出ていません。 ただ、手元の物理化学の教科書(Atkins)には、 2 HI -> H2 + I2 触媒なしでEa = 184 kJ/mol, 金触媒で105 kJ/mol, 白金触媒で59 kJ/mol などと例が出ています。

suima
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 エンタルピーやギブズエネルギーという名前は聞いたことがあるのですが、 内容はよく分からないので、今度詳しく調べてみることにします。 具体的な活性化エネルギーの値ありがとうございます。 とても参考になりました。

その他の回答 (1)

回答No.1

勘違いしてらっしゃるようなので少し。 活性化エネルギーは変化しません。 触媒を加えたときと加えないときで反応速度が変化するのは、反応経路が違うためです。 したがって触媒があるときと無いときの活性化エネルギーを比較しても意味はないことになります。反応速度を比較するのが一般的だと思います。

suima
質問者

補足

返答ありがとうございます。 おっしゃるとおり触媒の有無によって反応経路が変化するので、 活性状態も変化し、よって 活性状態になるために要するエネルギー(=活性化エネルギー) も変化すると思っていたのですが・・・。  触媒の有無によって活性化エネルギーが変化しないということは、 活性化エネルギーという言葉は、 活性状態になるために必要なエネルギー量のことではないということでしょうか? 返答よろしくお願いします。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう