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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:菅浦文書について)

菅浦文書の書き下し文が書かれている文献を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 菅浦文書の書き下し文が書かれている文献を教えてください。『中世政治社会思想 下』には一部しか掲載されておらず困っています。
  • 菅浦文書について、書き下し文がどの文献に掲載されているか知りたいです。特に訓点付きの文献があれば教えてください。
  • 菅浦文書の書き下し文がどの文献に載っているか知りたいです。現在は『中世政治社会思想 下』に一部しか載っていないので、他の文献を探しています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • TANUHACHI
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回答No.2

 追記です。 思想体系の『中世政治社会思想 下』の200ページには当該史料が「訓点付き」で掲載されています。刊本の基本史料である『平安遺文』や『鎌倉遺文』にも訓点は附されていません。日本史学でテキストとして使用される『国史大系』や『大日本古文書』『大日本古記録』も同様です。  一年時で「古文書演習」の基礎講座を履修済みのはずですから、ある程度の崩し字も読めるはずです。それに比べればこの程度の漢文など大したことはありません。古文書の形式や基本的な語法を手掛かりにじっくりと勉強していくこと以外に近道はありません。あとは「慣れ」です。読めないからといって諦めないで焦らず、弛まず地道に一歩一歩と史料の山と格闘していってください、健闘をお祈りします。

yubu12345
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • TANUHACHI
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回答No.1

 こんばんは、以前にもお話しさせていただきました。 さて件の史料ですが、その後どの様に学習を進めていたかと気に掛かっていました。文面から察する限りでは「調べ方の基礎的な方法」を習得されていなかった様子ですので、あらためて「調べ方の基本」についてお話しさせていただきます。 (1)当該史料が現在どのような形で架蔵もしくは公開されているか。 (2)当該史料が対象とするモノはどのような組織に属していたか。  この中、(1)は更にAとBに分かれます。 (A)自治体が編纂した資料。 (B)その史料の保存公開を委託されまたは研究している機関。 このうち(A)からアプローチするならば、菅浦がある場所ですので滋賀県の長浜市(旧西浅井町)ですので「滋賀県史」をあたることとなります。ついでですが「今堀日吉神社文書」に関しては東近江市(旧八日市市)です。 (B)の方法ならば、現在これを保管する機関である「滋賀大学経済学部付属史料館」となります。ここには「菅浦文書」の名で上下二巻の刊本が架蔵されています。  順番としては(A)の県史をあたる。これは大学の図書館ならあるはずです。そして「もしも影写本などを見たい」のであれば幾つかの方法がありますが最もスタンダードなのは「国立国会図書館」東大史料編纂所のデータベースでサーチした後の閲覧(複写)です。貴重な史料を実際に見る事は中々難しいものがあることもご存知でしょう。  前回、「史料として整理されているモノ」を紹介させていただきましたが、「日本史学」それも中世史を志されるのでしたら誰もが一度は聞いたことのある名称である「大日本古文書」「大日本史料」「中世法制史料集」をわざと外しておいたのですが。お気づきになりませんでしたか?  次に「テーマ」である「惣村の構造と惣掟」の問題を調べるならば、研究史の視角として「社会経済史」と「土地所有史」「商業史」「民衆史」の分野が頭に浮かびます。そこから具体的に出てくる言葉は「保」「座」があり、これらの研究に関しては豊田武以後永原慶二・佐々木銀弥・脇田晴子・藤木久志・勝俣鎮夫・笠松宏至・網野善彦などの名前も出てきます。これらの学界には必ず研究誌があります。そうした点から探すことも一つの方法です(「歴史学研究」「日本史研究」「中世史研究」「民衆史研究」「法制史研究」など)。  そして何よりも「惣村」そのものに着目したのは仲村研です。仲村の後を継承するのは田中克行です。質問者様が現在取り組まれている?テーマに関して「中世末期村落の自治と領主の支配一近江国菅浦村について」と原田敏丸氏の論文が滋賀大学の彦根論叢に収められています。  また「菅浦文書」に関しては蔵持重裕氏が「中世菅浦文書について」として詳細な研究を行っていますので国会図書館もしくはCiNii(国立情報学研究所)を通じるなどして参考になさってください。  質問者様が最も欲している書き下しは質問者様ご自身のためになりませんので伏せさせていただきます(史料には訓点などないのは当たり前のことです)。 (参考文献) ・蔵持重裕『中世村落の形成と村社会』 吉川弘文館 2007年3月 ・田中克行『中世の惣村と文書』 山川出版社 1998年11月 ・池亨「大名領国制試論」(『日本中世史研究の軌跡』)東京大学出版会 1988年4月 ・矢田俊文『日本中世戦国期権力の構造の研究』 塙書房 1998年5月 ・田村憲美『日本中世村落形成の研究』 校倉書房 1994年6月 ・佐藤進一・池内義資・百瀬今朝雄編『中世法制史料集』第3巻 岩波書店 1965年8月 ・藤木久志『戦国社会史論-日本中世国家の解体-』 東京大学出版会 1974年6月 ・勝俣鎮夫『戦国法成立史論』 東京大学出版会 1979年3月 ・仲村研『中世惣村史の研究 近江国得珍保今堀郷』 法政大学出版局 1984年3月

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