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首都圏での「放射能汚染の胎児への悪影響度」について
首都圏(特に東京都と神奈川県)に於ける放射能汚染の深刻度について「女性の妊娠で胎児への悪影響が心配される程である」と、或るマスコミ人から教えられました。本当なのですか。詳しく御存知の方、御教え下さい。
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- syounan2
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正直な人は、わかりませんと答えるのではないでしょうか。 これからの数十年間をかけて、人体への影響の度合いが確定します。 福島県民、否日本国民による壮大な人体実験による貴重なデータにより人体への放射線の影響が・・・・
- azs145
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http://bit.ly/vr7gZ9 チェルノブイリ事故の際は、ドイツも汚染され南部のバイエルンではセシウム137が、平均で10000ベクレル/m²、最大で107936ベクレル/m²も計測された。 東京も同じ位と聞いています。ドイツで影響があったかどうかがヒントになるでしょう。
- particlebeam
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吉田所長はどうなんでしょうね。がん発症までの時間がちょっと短すぎる気がします。 100以下の70や90mSVくらいの被爆でがんになった原発作業員の人の裁判は過去に何度もあったようです。 東電は200mSV以下は安全安心という立場なので、当然それ以下の70や90の被爆では「病気と被爆の因果関係はありません」作戦です。放射能のせいでがんになったと証明するのは今の日本では無理ですね。 関連の今日のニュースです。朝日新聞からですが「低い放射線量を長期間浴びた影響をめぐり、内閣府の有識者会議は15日、年間20ミリシーベルトの放射線量を避難区域の設定基準としたことの妥当性を認める報告書をまとめた。」(http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY201112150613.html) ICRPの勧告による問答無用で避難すべきレベルである20mSVなんですけど、どうなんでしょうこれ・・現実的には一定の評価ができるような気もします。
- patent123
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100mSv(ミリシーベルト)でガン化率、0.1%という説を提示する方もいらっしゃいます。 ところで、福島原発所長は、70mSvの被曝で食道がんになりました。 東京電力は、被曝と食道がんの因果関係を否定しています。 70mSvの被曝をした人や100mSvの被曝をした人が、ガンになっても、 被曝以外の理由でガンになったと認定した場合には、 ガン化率は、いくらでも小さくなります。 数字のトリックに過ぎません。
- ww4
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アレは「絶対安全だ!」と言える様な材料を拾ってきて「絶対安全だ!」とわめいているだけで、その材料を充分咀嚼もしておらず理解もしてない。 目的は「絶対安全だ!」と言う事に有って、その他には何も無い。 アレは数万人を殺すでしょう。 100mSv被曝でガン化率0.5%、よって20mSvで0.1%のガン化率というのが広く承認された定説ですが、 この1000人に1人の割合をアレは無視できるほど少なく、その患者は未だかつて確認されたことも無い、だから「絶対安全だ!」と主張するが、 0.1%の死亡率とは数年前に騒ぎになった新型インフルエンザの先進国における死亡率に等しい。日本の政権交代の直前でしたか、マスゾエが厚生大臣で新型インフル相手に大騒ぎしていた時。米国では罹患者の0.1%が死亡していた。(メキシコでは2%程度の死亡率) 日本でも0.1%の死亡率になると予想され、国中が厳重な防疫体制を取った。ウィルスを国内に入れまいと、水際作戦でしたね。 その時の罹患者の死亡率が先進国では0.1%ですよ。 20mSv被曝でのガン化率と同じ。 なので常識ではあの新型インフルエンザ騒ぎと同程度の騒ぎは自然に起こるわけで、実際に起こっている。 10~20mSv前後の被曝は既に結構な人たちがしているだろうと予測され、そして今後も外部被曝・内部被曝が積み重なって、まだの人もいずれは20mSv越えをしていくだろうと考えられます。 年1mSvでも20年で簡単に20mSvを超過しますわね。で、0.1%のガン化率。 医学に携わっている人間で、死亡率0.1%を無視する人なんていませんよ。 数年前のあの新型インフルエンザ。。あれも全て無視してパンデミックになるに任せておけばよかったですのにねえww たかが0.1%というならば。 ああ、バカらしい。アレ。 お言葉ですが、、やっぱり○○なんだと思いますよ。
- particlebeam
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ww4さん たぶんバカとか株持ってるとかじゃなくて、将来のリスクを回避するためだと思います。 事故による放射能で少しでも危険だと認めてしまうと、数年後放射能による病気が発生しはじめると責任が生じます。裁判で責任が認められてしまうかもしれません。 逆に現在の放射能汚染が安全で何の影響もないとしておけば、あとで子供ががんになろうが、奇形児が生まれようが、「事故との因果関係はありません」で逃げることができます。
- particlebeam
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Health Effects of the Chernobyl Accident and Special Health Care Programmes 国連国際原子力機関(IAEA)チェルノブイリ部会の「公的発表の」被害者数は(直接的な)50人死亡と最終的な4000人の死亡(ガンなど)、ということですね。 これだけ見ればチェルノブイリも自然にがんになる確率かれ見れば無視できそうです。健康に影響はほとんどないと言えそうです。IAEAやWHO、国連、日本でも原子力安全委員会や東京電力などがこの立場なんですね(以下原発利害関係者とします)。 ただこの資料、科学的なコンセンサスを得ているとは言えるんでしょうか。原子力利害関係者のコンセンサスとしか言えなさそうです。 ロシアの科学者達がこの資料に対してどう考えているのか? 例えば「ウクライナ放射線科学センター」ではこの資料について「侮辱的であり、ひどく単純化したもの」と評価していますね。2、30%程度子供の死亡率が高くなったというデータを国連は受理しなかったとのことです。それじゃ全然結果が変わってしまいますしね。 ロシア医科学アカデミーが2006年に21万2千人がチェルノブイリの直接的な影響で死亡したと宣言した、ともあります。数字が違いすぎますね。 「研究成果の集大成」というか現場ロシアの科学会も医師の研究もまったく反映されていません。数千にもなる研究成果から数点だけをピックアップして作られたとあります。政治的にはそれでいいんでしょうが、科学的とは言えませんね。 ルール違反にならないように回答としてまとめれば、原発利害関係者の立場からはチェルノブイリは大した事故ではなく、事故が原因で死亡したのは4000人だけ。福島はそれよりはるかに安全であり、子供や幼児、胎児への影響はないだろう、という感じでしょうか。外部被爆も200mSVまでは問題ないので福島から離れる必要がない。 逆に科学や医学の立場からは、チェルノブイリはひどい事故で、これが原因で21万人死亡した。福島はすぐに原発事故が収束すればチェルノブイリほどひどくはならない(数年続けばわからない)。外部被爆については福島は汚染されているが住めないのは全域ではない。部分的である。近隣県でも20mSVを越えれば住むことはできない。外部被爆だけを考えれば年間1000人に1人の子供ががんになる、は言い過ぎである。内部被爆はわからない。チェルノブイリでの実データでそのくらいなので、そこから汚染度被爆度によってもう少し下がる。fiskerさんのデータによれば影響はこの1/10程度だろう。ただガン以外も考慮すれば、被爆した子供の中で5年後に完全に健康だったのはたったの18%だけなので、今後5年間で被爆によって病気になる子供は1000人に82人程度だろう。 3つ目にfiskerさんに教えていただいた学習院大の田崎晴明教授の解説によれば、反原発の立場の紹介として、ECRR(European Committee on Radiation Risk、欧州放射線リスク委員会)によれば、福島の被爆した人はほとんどがんになると。ベラルーシみたいになる(注意:この先生の考えではなくあくまで海外の説の紹介です)。 という感じでしょうか。どれを信じていいのかさっぱりわからないですね。 どちらの立場が正しいのか判断がつかないと思いますので、最後に実際にチェルノブイリは安全で問題がないのか、それとも危険なのか、ベラルーシを実際に訪問した元京都大学助教 小野昌弘氏のブログから引用します。 それは残酷だった。私たちは、病院から病院へと、汚染された村から村へと渡り歩いた(注7)。私たちは病棟で、奇形で、遺伝的に変異した赤ん坊たちを見つけた。家でみじめな病気を煩っている子供を見つけた。成長障害で小人症の胴体をもつ青年たちをみた。足や指がない胎児を見つけた。そして、村民達は、かれらの家族は全員が病気を抱えていると言った。 これは事故から20年後のことであったが、私たちは、稀な骨癌患者が集団発生しているとも聞いた。ひとりの医師は、涙を流しながら、その同じ地域で、3人に一人の妊娠が奇形であり、免疫・内分泌系の病気をかかえた患者を前に精神的に押しつぶされそうだともいう。他のものは、この最も汚染された地域から遠く離れたところで、母親の母乳からセシウムとストロンチウムがいまだに検出され、食物連鎖中にまだ多量の放射性物質があるという.村々は、「チェルノブイリのネックレス」(甲状腺癌の印、注8)はあまりに普通にみかけるため目立ちさえしない。そして多くの者が早期老化の兆候を示していた。 引用終わり チェルノブイリとは違う、1/10程度だ、なんて話は、なんのなぐさめにもならない気がするのは僕だけでしょうか。 fiskerさんの「チェルノブイリではっきりと確認できた健康被害は急性放射線障害を除くと子供の甲状腺癌だけ」とは原子力利害関係者の資料上だけの話で、実際のチェルノブイリは全然違うようですね。
- ww4
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「1000人に1人がガンになる」というのは、100mSvの被曝で0.5%のガン化率の上昇が認められるという通説を採用した場合、20mSvの被曝で0.1%のガン化率の上昇が予想されるという事で、それをご自分で計算されたんでしょね。 それをバカが「ガンの発症は殆ど無視できる」と言うが、我々は「1000人中1人もガンになる!」と注意を呼びかける。と。 その相違なんでしょ。 また、胎児の放射線感受性は著しく高い為、或いは胎児以外でも特に女性で放射線による遺伝性の傷害が多発する傾向がある為、質問の趣旨に関係した事例も出てくる。 とにかくバカは東電か感電の株でも持ってるのかどうなのか、ただのバカなのか、元特攻隊員かなんかなのか、道ずれに多数の素人さん引き連れて地獄へ突進してますんで、ゆっくり見学してればいいかと。
- fisker
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回答での便乗質問はルール違反と思いますが、とりあえず。 particlebeamさんご自身が書かれている通り、自然科学では検証可能なデータと共に示された仮説が他の科学者の検証、反証に晒される中でコンセンサスが形成されます。データを参照する際には、それが他の専門家からどのように評価されているデータかということは常に留意した方がいいでしょう。 チェルノブイリについては、事故後20を記念して2006年にWHOなど複数の国際機関が共同で発表したレポート、Health Effects of the Chernobyl Accident and Special Health Care Programmes は、現時点(5年前ですが)でコンセンサスとなっている研究成果の集大成であり、高く評価されています。無償で公開されていますので、ぜひご一読をお勧めします。探せば日本語訳もどこかにあると思います。 事故後1ヶ月以内のヨウ素被曝による甲状腺への影響と、主にセシウムによる長期間の外部被曝、内部被曝の蓄積による発癌リスクの上昇は分けて考えるべきですが、いずれの場合も影響の多寡は被曝線量に依存します。チェルノブイリと福島では被曝量が全く違います。 先のレポートでは、1986年時点で避難対象となった人の推定被曝量の平均値は甲状腺等価線量で300~1000mSv、全身の実効線量で30mSv程度とされています。福島では、避難区域の住民よりも福島市の一部等の方が被曝量が多かったりしますが、どちらにしても平均では内部被曝を含めて実効線量が1~2mSv程度でしょう。甲状腺等価線量も1000人以上の子供を対象とした調査で最大が35mSv、ほとんどが定量下限以下でした。 福島で、将来に渡ってチェルノブイリで起きたような健康被害が出ることはありそうにない、というのが専門家のコンセンサスです。WHOもIAEAも福島事故について刊行物を出していて、Webで誰でも読めるようになっています(英語ですが)。ぜひご自分で確かめてみて下さい。 日本語での解説としては、学習院大の田崎晴明教授による解説がよく纏まっていて分かりやすいのでご紹介しておきます。 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/ ICRPの刊行物はほとんどが有料ですが、一部無料で公開していて、日本アイソトープ協会のWebページには日本語訳や各種の解説もあります。とても参考になりますのでご一読をお勧めします。 http://www.jrias.or.jp/index.cfm/1,14676,3,html
- particlebeam
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200mSVについて調べてきました。 これはチェルノブイリではなく、広島長崎のデータなんですね。 財団法人放射線影響研究所(RERF)によると「被曝線量200mSv未満の生存者28,423人(全生存者の69%)におけるガンによる死亡数は1,000人当り76.6であった」(Journal of American Physicians and Surgeons Volume 16 Number 2 Summer 2011 電離放射線の生物学的効果: 日本に贈る一視点 T. D. ラッキー, PhD (有志グループ訳)) 回答を読ませていただくと200mSV以下は安全なように聞こえますが、この資料でも以下のように書かれていますね。 100-200mSvの被曝者は放射線疾患の治療が必要かもしれない。 200-600mSvなら即刻入院を要する。 600mSv超の人にはホスピスでのケアが望ましい。 200mSV被曝したら即入院とは、だいぶ印象が違います。 しかもこの財団法人放射線影響研究所(RERF)は日本とアメリカがやってる完全な「電力ムラ」サイドなのが気になります。東京電力も被爆の裁判時に常に200mSV以下は病気と因果関係がないと主張する根拠にもこれがなってるようです。 ちなみに原発関係者は100mSV被曝でその場から避難するように決まってるようです。 さらに参考ですが一番信頼に足りそうなICRP勧告では以下のようになっています。「 ICRPは福島原子力発電所事故のように放射性物質が一般環境に蓄積し、これによる被ばくが明確な状況においては、年間の線量を1mSvとした場合、多数の人に移住などの重大なデメリットが生じるので、20mSv以内で調整することを勧告しています。 」(日本保健物理学会) 要するに引越しが大変とか、転校がどうとか、会社が、仕事がなどメリットデメリットで比較するのは20mSVまで。それ以上は逃げろ、ということです。 東電や国が主張する200mSV以下は安全安心説と、ICRPの20mSV以上で逃げろ説。どちらを信じるかは自己責任で。