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ホールバーニングの研究の動向
次世代の記憶媒体として研究されているホールバーニング(HB)現象に興味があります。最近、常温においてHBが発現することが解明 されたらしいですが、ではHBは実用化にむけてどの程度研究が進んでいるのでしょうか?最近の研究の動向について教えてください。 また、HBの物理的な原理については一応理解しているつもりですが、これからこのような材料の実用化において、一体どのような問題が あるのかも合わせて御回答頂ければ幸いです。お願いします。
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MiJunです。 >Webcatでの検索結果のなかに出てきているのは 一般の書店(大きな書店か専門的な書店?)で手に入るものなのですか? 一般には入手困難ではないでしょうか? ご存知とは思いますが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「Webcat」 このページで「フリーワード」に「ホールバーニング」と入れて検索すると結果が表示され、さらに各タイトルをクリックすると所蔵大学等が表示されます。 因みに、最初の2件は「東大」のみのようです。 さらにこれらのタイトルで国会図書館あるいはJICST等で調べられては如何でしょうか? (JICSTでは文献コピー依頼が出来ます。) NEDOの報告書も「ホールバーニング」で検索すると1件Hitしましたが、'89のものでしたので古すぎるのでは・・・? 話が後先になりましたが、この分野は「オプトエレクトロニクス」あるいは広義の「固体物理」関係でしょうか? 補足お願いします。
- 参考URL:
- http://webcat.nacsis.ac.jp/
MiJunです。 >物理的なことが解っても、全体像が見えてこないんですよね。 分野は異なりますが、常々同様の経験をしてます。 経験から以下のような方法で調べものをしていますが参考になりますでしょうか? 1.関連成書(主に海外の関連学会の出版物等) 2.文献検索(主にReview) 3.関連分野調査資料(NEDOあるいは調査会社系の出版物) 4.文献からの2次文献調査 当然調べられていると思いますが、Webcatでの検索結果です。 ============================================ 高分子フイルム系の光化学ホールバーニングの研究 / 研究代表者堀江一之. - - 堀江一之, 1985 超イオン導電体におけるイオン・ダイナミックスのホールバーニングによる研 究 / 研究代表者末元徹. -- 末元徹, 1991 フォトケミカルホールバーニング : 高密度光記録材料の可能性 / 谷俊朗著. -- ぶんしん出版, 1992. -- (有機エレクトロニクス材料シリーズ ; 7) 半導体ナノクリスタルの永続的ホールバーニングの研究. -- [出版者不明], 1 998. -- (科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書 ; 平成8-9年度) 半導体ナノクリスタルの永続的ホールバーニングメモリーの研究. -- [舛本泰 章], 2000. -- (科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 ; 平成10-11 年度) =========================================== さらに調査会社系(?)の出版物は調べられましたか? 補足お願いします。
- 参考URL:
- http://www.cmcbooks.co.jp/
お礼
再び御回答ありがとうございます。 補足ではやや幼稚な質問を混ぜてしまってすみません。結構ホールバーニングについてのみの本って出てるんでしょうかねえ。実を言いますと、今私は仕事柄、移動が多くて、なかなか資料をすぐに手に入れられる状態ではないので、それでこのたびご質問させていただいているわけです。しかし、上の検索結果は保存版に致します。有難うございました。
補足
>さらに調査会社系(?)の出版物は調べられましたか? いいえ。調査会社系?ですか?私がやったのは、Mijunさんの挙げられた2と4の方法のみです。 その他種々の解説、本(和図書)などですが、MijunさんのWebcatでの検索結果のなかに出てきているのは 一般の書店(大きな書店か専門的な書店?)で手に入るものなのですか?
専門ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「半導体量子構造(量子井戸、量子点)の 光物性、レーザー分光」 さらに、 ◎http://www.optronics.co.jp/tosyo/zairyo.htm (光機能材料マニュアル) ◎http://www.jst.go.jp/pr/evaluation/problem/problem2/erato/19991208-2/proj1.html (舛本単一量子点プロジェクト) ◎http://www.jst.go.jp/pr/evaluation/problem/problem2/erato/20000512-2/besshi2-2.html (平尾誘起構造プロジェクト事後評価報告書) これら以外にもネット検索で沢山Hitします。 文献検索でReviewを探すか、特許検索されては如何でしょうか? ご参考まで。
お礼
MiJunさん、有難うございました。勿論、論文をたくさんコピーして今読んでる最中ですが、論文というものでは、歴史的な流れや、また産業界における研究開発の動向については、なかなか見えてこないものです。それで、困っているわけです。口で言うのは難しいのですが、物理的なことが解っても、全体像が見えてこないんですよね。最後の参考URLは、大変参考になりました。有難うございました。
補足
大変返事が遅くなって申し訳ありません。 >この分野は「オプトエレクトロニクス」あるいは広義の「固体物理」関係でしょうか? どちらも関係があると思います。こういった分野は化学と物理の境界領域にあると私は考えています。実際に研究を行っている のは、どちらかというと化学の研究者でしょう。まだまだ大学では物理屋が熱心に行っている分野ではないように思います。 しかしながらこういう領域こそ、もっと物理専門の人間が考えるべきものではないでしょうか? そういう意味で、広義には固体物理に属する分野ですが、固体物理というのも曖昧なもので、どこまでが固体物理なのか解りません。 大学で教育される「固体物理」の範囲で考えれば、ホールバーニングに関することを、固体物理の範囲だと言う人は少ないでしょう。 こんなもんでいかがでしょう。