2号消火栓のホースの長さと放水量を定める法律

このQ&Aのポイント
  • 2号消火栓のホースの長さと放水量の、最低限の長さ・量が、法律で決まっているのであれば、その法律を教えてください。
  • 2号消火栓のホースの長さは最低でも、○○メートルは必要だ、2号消火栓の放水量は最低でも、○○リットルは必要だ、と法律で決まっているのでしょうか。
  • もし決まっているのであれば、その法律(○○法第○○条○○項等)を教えていただけないでしょうか。
回答を見る
  • ベストアンサー

2号消火栓のホースの長さと放水量を定める法律

2号消火栓のホースの長さと放水量の、最低限の長さ・量が、法律で決まっているのであれば、その法律を教えてください。 2号消火栓のホースの長さは最低でも、○○メートルは必要だ、 2号消火栓の放水量は最低でも、○○リットルは必要だ、 と法律で決まっているのでしょうか。 もし決まっているのであれば、その法律(○○法第○○条○○項等)を教えていただけないでしょうか。 なお、私なりに少し調べたことを下記に記します。 ↓   ↓   ↓ 「ウィキメディア」にて、「消火栓」で調べたところ、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E7%81%AB%E6%A0%93 にて、 「1号は、筒先(ノズル)で毎分130リットル、0.17MPaの放水性能を有する物で、半径25メートルの円で防火対象物をカバーしなければならない。その為、殆どの物は口径40mm、15mのホース2本で構成されている。」 「2号は、筒先で毎分60リットル、0.25MPaの放水性能を有する物で、半径15mの円で防火対象物をカバーしなければならない。」と書かれています。 「半径25・15メートルの円で防火対象物をカバーしなければならない。」と書かれてあるのは、多分、1号は25m、2号は15m間隔に設置しなくてはならないという意味だと思います。 このウィキメディアの文面からは、 1号消火栓のホースの長さ→15mのホース2本 1号消火栓の放水量→毎分130リットル 2号消火栓の放水量→毎分60リットル となっているようです。 なお、この質問は、何メートル間隔に設置しなくてはいけないかという質問ではなく、2号消火栓の「ホースの長さ」と「放水量」の質問です。 どうぞ宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pasocom
  • ベストアンサー率41% (3584/8637)
回答No.1

結論を先に書きますと、「2号消火栓のホースの長さは最低でも、○○メートルは必要だ」 と決めている法律はありません。 2号消火栓についてまず規定しているのは消防法施行令です。 「(屋内消火栓設備に関する基準) 第十一条  屋内消火栓設備は、次に掲げる防火対象物又はその部分に設置するものとする。 (中略) 3  前二項に規定するもののほか、屋内消火栓設備の設置及び維持に関する技術上の基準は、次の各号に掲げる防火対象物又はその部分の区分に応じ、当該各号に定めるとおりとする。 一(1号消火栓規定です。略。以下の二が2号消火栓規定です=回答者注) 二  第一項に掲げる防火対象物又はその部分で、前号に掲げる防火対象物又はその部分以外のもの 同号又は次に掲げる基準 イ 屋内消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分から一のホース接続口までの水平距離が十五メートル以下となるように設けること。 ロ 水源は、その水量が屋内消火栓の設備個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が二を超えるときは、二とする。)に一・二立方メートルを乗じて得た量以上の量となるように設けること。 ハ 屋内消火栓設備は、いずれの階においても、当該階のすべての屋内消火栓(設置個数が二を超えるときは、二個の屋内消火栓とする。)を同時に使用した場合に、それぞれのノズルの先端において、放水圧力が〇・二五メガパスカル以上で、かつ、放水量が六十リットル毎分以上の性能のものとすること。 ニ 水源に連結する加圧送水装置は、点検に便利で、かつ、火災等の災害による被害を受けるおそれが少ない箇所に設けること。 ホ 屋内消火栓設備には、非常電源を附置すること。」 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36SE037.html#1000000000002000000003000000002000000000000000000000000000000000000000000000000 「放水量」についてはWIKIのとおり、「毎分60リットル以上」と明示されていますね。 また、「消防法施行規則」にもさらに細かい規定があります。 「(屋内消火栓設備に関する基準の細目) 第十二条  屋内消火栓設備(令第十一条第三項第二号 イからホまでに掲げる技術上の基準に従い設置するものを除く。以下この項において同じ。)の設置及び維持に関する技術上の基準の細目は、次のとおりとする。 一  屋内消火栓は、次のイ及びロに定めるところによること。 イ 屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが一・五メートル以下の位置に設けること。 ロ 消防庁長官が定める基準に適合するものであること。 二  加圧送水装置の始動を明示する表示灯は、赤色とし、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けること。ただし、次号ロの規定により設けた赤色の灯火を点滅させることにより加圧送水装置の始動を表示できる場合は、表示灯を設けないことができる。 三  屋内消火栓設備の設置の標示は、次のイ及びロに定めるところによること。 イ 屋内消火栓箱には、その表面に「消火栓」と表示すること。 ロ 屋内消火栓箱の上部に、取付け面と十五度以上の角度となる方向に沿つて十メートル離れたところから容易に識別できる赤色の灯火を設けること。 三の二  水源の水位がポンプより低い位置にある加圧送水装置には、次のイからハまでに定めるところにより呼水装置を設けること。 イ 呼水装置には専用の呼水槽を設けること。 ロ 呼水槽の容量は、加圧送水装置を有効に作動できるものであること。 ハ 呼水槽には減水警報装置及び呼水槽へ水を自動的に補給するための装置が設けられていること。」 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36F04301000006.html こちらにもホースの長さについては規定がありません。 >半径25・15メートルの円で防火対象物をカバーしなければならない。」と書かれてあるのは、多分、1号は25m、2号は15m間隔に設置しなくてはならないという意味だと思います。 まったく、そのとおりです。ただし、この[間隔]は、実際の間取りに関係なく平面図上でコンパスで半径25、15mの円でカバーすればいいことになっています。 そのため実用上を考慮して、25m以内の間隔が規定されている1号消火栓が30mホースを備えているように、2号消火栓は20mホースを備えているのが一般的なようです。 http://www.kitaura-ss.com/pages/index/drawing_folder/2hydrant_folder/hr-13.html

siranai4
質問者

お礼

質問者です。 詳しく参照条文を記載してくださっているので、とてもわかりやすかったです。 ご回答をありがとうございました。

関連するQ&A

  • 屋外消火栓の放水試験を行うのですが、放水口に直接ノズルを取り付け、放水

    屋外消火栓の放水試験を行うのですが、放水口に直接ノズルを取り付け、放水量を測定してもいいのでしょうか?ホースを2本取り付けなければいけないですか。

  • 消火栓の放水量(L/min)の公式について

    消防設備士関連の資格に関する質問です。 屋内・屋外消火栓の放水量の計算式の公式が「Q=0.653×d二乗×√10×P(L/min)」とあります。 Q=放水量 d=ノズル口径 P=圧力(MPa) です。 質問ですが、調べたら「Q=0.653×d二乗×√10.2×P」や「Q=0.653×d二乗×√10.1972×P」と言う放水量の公式もあったのですが、どれが正しいのか良く分かりません。 屋外消火栓や泡消火で公式が違うのでしょうか? 教えて下さい。

  • 屋内消火栓設備(2号消火栓)のリミットスイッチ

    屋内消火栓設備の2号消火栓についてお伺いいたします。開閉弁にリミットスイッチが付いているものがありますが、このリミットスイッチは何のために付いているのでしょうか? ついでながら、2号消火栓の放水は、消火栓の開閉弁を開き、ノズルの開閉装置を開くことにより放水する、と理解しておりますが、これで間違いないでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • 消火栓の周りに駐車してはいけない?

    もちろん消火栓の上には駐車してはいけないでしょう。ですが、半径何メートルと決まっていますか? 自分の行っている消火栓は地下に埋まっているタイプです。(マンホールで。)

  • 屋内消火栓前の広さ

    教えてください。 屋内の消火栓が設置されている場所の前は、最低何メートルの広さが必要ですか? 消火栓の前に壁を作りたいと思っています。

  • プールに消火栓は必要ですか?

    小さな25mプールに消火栓(火災のとき消化するホースが格納された)が、3箇所ありました。部屋は鉄筋コンクリートで、燃える物はプラスチック製の椅子数脚のみです。まったく不要に思えるのですが、質問は、1)法律(消防法?、建築基準法?)が不備なのか、2)お役人様の勉強不足なのか、です。 教えてください。

  • 屋内消火栓設備の摩擦損失水頭の計算方法

    屋内消火栓設備の配管の摩擦損失水頭表の見方についてお伺いいたします。添付の図のように、d点までの配管摩擦損失水頭を計算する場合、bからd点までの配管流量をポンプ1個分の放水量である130l/minとするのか、または本管部分のc点まではポンプ2個分の放水量である260l/minとし、そのあとのc点からd点までをポンプ1個分の放水量として表の数値をみるのか、わからず困っております。 このような場合、はたしてどのように考えたらよろしいのでしょうか?

  • 屋外消火栓の消防ホース

    自治会で購入した屋外消火栓用ホースに(かなりひどい)水漏れがあり、メーカーおよび納入商社に連絡して、原因究明と対策をお願いしたのですが回答に納得できません。 対象ホースは65A×20m(メーカーは未検品と言っています?)5~8年前に30本分納されました。今回、このうち12本に不具合が見つかりました。 いずれも両端のジョイント金具から50cmあたりに発生しています。 商社を通じメーカーに連絡したところ、6ヶ月あまりかかってやっとつぎの報告がありました。 (1)高温多湿のなか、6年間が経ったことで内面ゴムが劣化した。 (2)夏のホース格納庫は60℃いじょうになるので当然である。 (3)弊社のホースに限らずどのメーカーでも、また、どんな高額品でも同じように劣化する。 さらに、その会社の社長から通常耐用年数は2年と言ってきました。 この回答は納得できませんので知見のある方のアドバイスをお願いします。

  • 消防車が入れないような狭い路地での消防活動について。

     東京に来て、ちょっと裏道に入ると普通車が通れないほど路地が狭く、それでも家がひしめき合ってるのを見ながら思ったのですが、こーいった狭い路地でもし大規模な火災が起こったら、どーやって消火活動をするのでしょうか?  恐らく消防車が入れる限界まで行って、あとはホースを伸ばして対応するのでしょうが、あんまりホースを伸ばすと水の勢いは相当落ちるので、例えば高い位置(5Fとか10Fとか)での火災には対応できないように思います。  消防車が狭くて入れず、水の勢いも確保できない場合、学校のプールとか防火水槽とゆー表記をたまに見かけますが、そーいったトコから給水したりするんでしょうか?  ってゆーか、そもそも防火水槽ってなんでしょう?  そうすると、消防車が撒くのは消火器に入ってるよーな特殊な消火剤みたいなものが入った水だと思うのですが、防火水槽から散水を確保する場合、そういった特殊な薬品をそこに入れて対応するのでしょうか?  素人でも分かりやすい回答がいただけると有り難いです。  また、消防活動について全く分かっていないので、例えばそーいった狭い路地では建築法とかで○F以上の建物は建てられないようになってるから大丈夫とか、半径○メートル以内に防火水槽なるものが確保できるように自治体の法律で決まってるとかって視点からのお答えも大歓迎です。

  • 台風19号の降水量が年間降水量の半年分が1日で降っ

    台風19号の降水量が年間降水量の半年分が1日で降ったって全国降水量の話ですか?東京都の話? 年間降水量2万立方メートルのうち台風19号で1万立方メートル降ったって本当? 1万立方メートルじゃなくて1万リットル?