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[高校数学]「恒等式」について
P=Qが恒等式であることは、PとQの次数が等しく、かつ同じ次数の項の係数はそれぞれ等しい というようなことが教科書にかいてあるんですが、これは恒等式の定義じゃないんですか?
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教科書をよく読んだ方がよいと思います。 教科書では,恒等式の定義は(出版社によって多少表現は変わるかもしれませんが) 「各文字(変数)にどのような値を代入しても,(その両辺の式の値が 存在する限り)等式が常に成り立つとき,その等式をその文字(変数) についての恒等式という」 と書かれているはずです。そして,1変数多項式についての重要な性質(定理)として P=Qが恒等式⇔「PとQの次数は等しく,両辺の同じ次数の係数はそれぞれ等しい」 ということが成り立つのです。 なお,この定理は高校の範囲で証明するのは難しく,大学に入るまではこの定理を 証明なしに用いてよいことになっています。おそらく,この「証明なしに認める」と いうのを定義と勘違いしたのではないでしょうか。 別の見方をすれば,これ以外の恒等式は証明なしで用いてはいけないということを 意味していて,たとえば三角関数の恒等式では係数比較をしてはいけないと注意 されるのもそのためです。
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- Tacosan
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元の質問文のどこに「1文字の多項式の場合」と書いてあるんですか? それに, 一般的に「恒等式」というものが定義できるのに, なぜその一般的な定義を離れてわざわざ「1文字の多項式の場合」に限定した定義をするのですか? そんなことをしたら「一般的な定義の『恒等式』と『1文字の多項式の場合』に限定した『恒等式』とで一致しているかどうか」という無駄な問題が発生しますよ.
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
いいえ. そんな風に「恒等式」を定義しちゃったら, あまりにも適用範囲が狭すぎて役に立ちません.
補足
どういうことですか? 1文字の多項式の場合なんですが
お礼
書き落としがあって誤解を与えてしまったようです。 注意します。 回答ありがとうございました。