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スペイン語の過去形と現在完了形

英語の過去形は 形だけで考えるとフランス語の単純過去、半過去に 現在完了形は複合過去に相当しますね。スペイン語も時制はフランス語と似ていましたよね。 そこで質問なんですが、 英語の場合、時間を表す副詞がない時は 過去形でも 現在完了形でも「~した。」と訳せると思うんですが、微妙な違いが今一分かりません。(どちらも フランス語では複合過去になりますね。) それと、スペイン語にも 英語やフランス語と似た形があるはずですが、スペイン語って 日常会話の過去を 表すにも単純過去(に相当する形)が使われるのでしょうか?

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noname#5377
noname#5377
回答No.2

#1さんがほとんどカバーされていますので、私は別の観点からコメントさせてください。 日本語 「私はマドリードに住んでいました。」 この文は過去なのか完了なのかどっちでしょうか。 完了とは、 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B4%B0%CE%BB&kind=ej&mode=0&jn.x=33&jn.y=8 となっていますが、過去形との違いがあまりはっきりしないですね。どちらの解釈も今はマドリードにいないのでしょうか。 英語 I lived in Madrid. I have lived in Madrid. I was living in Madrid. I have been living in Madrid. I had lived in Madrid. 上の日本語をこうした英語にできないでしょうか。ふつうは過去形かせいぜい現在完了形に訳出するのが多いかと想像しますが、文脈によりますが、すべてを間違いと言い切ることはできないと思っています。 フランス語 Elle habita (vecut) a Madrid. Elle a habite (a vecu) a Madrid. Elle vivait (habitait) a Madrid. 単純過去、avoir+過去分詞、半過去をここでは取り上げました。単純過去形は書き言葉として主に使われると理解していますが、よく歴史的な出来事の描写に使われるとなっています。avoirの複合時制というのかは口語、会話で多く用いられるとしています。半過去は過去の出来事を未完成のものと捉えていることが本質でしょうか。 そして、本題のスペイン語です。 スペイン語では、点の過去、線の過去という言い方を下の方のように説明でよく使うようです。 点の過去(フランス語の単純過去、avoir[etre]+過去分詞に概して相当) Ella vivio en Madrid. viviOはoの上にアクセントを正式には書きます。このかたちは日常的に用いられると把握しています。英語のように不規則動詞もあります。フランス語に訳す場合は、話し言葉ではavoirかetre+過去分詞が適当ではないかと思われます。vivioはvivirの規則動詞の変化形です。 線の過去(フランス語の半過去に概して相当) Ella vivia en Madrid. vivIaのiの上にアクセント記号があります。 これを英語にすると、 She lived in Madrid. She was living in Madrid. She used to live in Madrid. になります。どの訳が適切かは文脈によります。 Cuando era ninya, ella vivia en Madrid. →When she was young, she used to live in Madrid. 実は、スペイン語には過去進行形に相当するかたちもあります。 estar(過去形)+現在分詞 Ella estuvo viviendo en Madrid. これも英訳すると、She was living in Madrid. で線過去と同じようになってしまいます。スペイン語では強調でない限り、進行形は現在でもあまり使わないことになっていますので、区別はさほど難しくはないみたいです。 現在完了はフランス語の複合過去にあたりますが、現在完了については#1さんが書かれていますので違いだけを指摘させていただき、はしょります。フランス語はドイツ語と同じく会話、口語の過去に現在完了形を過去の意味として使いますが、スペイン語は違います。英語の現在完了の働きはしますが、純粋な過去の意味に現在完了はあまり使わないのではと思っています。過去は点過去があるからです。そこら辺はまだ英語と似ていると思っています。 acabar de+動詞の原形 で、英語のhave justの意味を表します。 例:Ella acaba de llegar. →She has just arrived. acabaは現在形ですが、現在完了の意味になっています。 また、hacer+期間+que Hace cinco anyos que vive en Madrid. →She has been living in Madrid for five years. an(y)osは「アニョス」と読みますが、正式にはnの上に~を付けます。 haceも現在形ですが、英語にすると現在完了のかたちにふつうします。スペイン語では現在形ですが、英語では別のかたちになります。つまり、スペイン語の現在形はこのように英語の現在完了形に相当する場合もあることになります。 時制は難しいとあっぱれです。 ご参考まで。

noname#27172
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 西洋語の時制はどれも難しいですが、英仏西では フランス語が最も分かりやすい気がしますね。接続法も 難しいようで 覚えるとそれほどでもないし。ただし 最初の頃 conjugaisonを覚えるのには circle314さんも苦労したと思います。余談ですが 私が中学2年生の頃 英語の文法はだいたい覚えていて 他のみんなが ブレーク・ブローク・ブロークンなんてやっている時に私は苦労して ジュシュイ・テュエ・イレ・・・と必死に暗記していた記憶があります。

その他の回答 (1)

noname#118466
noname#118466
回答No.1

スペイン語の時制は簡単にいえば次の通りです。 現在形 スペイン語の現在形は幅が広く過去から現在にいたる動作を示します。日本語で「~した」と過去形で表す動作がしばしば現在形で表されます。 Vengo de parte de la cia. Koizumi 小泉社(店)から来ました。 Viene el bus (待っていた)バスが来た 半過去(不完了過去) 現在形を過去に置き換えた表現(時制の一致)と過去繰り返し行った行動(習慣)を表します。半過去とは過去の動作がいつ始りいつ終わったかは関係なく、過去のある時点で継続していたことを示します。 Cuando llegaste a mi casa, yo lloraba 君が家に来たとき、僕は泣いていた。 Cuando joven, todos los domingos iba a la playa. 若いときは日曜日にはいつもビーチに行っていた。 過去形 過去の動作を点として捉えた表現。英語と同じです。 Ya comi もう食事を済ませた。(食べるという動作は継続するものだが、完了したものとして捉えている。 過去形を半過去(線の過去)に対比して点過去と表現する人もいます。 現在完了形(完了過去) 英語よりも巾が広いのではないかと思います。 1)現在の少し前に完了した動作 Hace poco mi padre ha llegado ちょっと前にパパが帰って来た。 Esta manana he leido esa noticia. 今朝そのニュースを読んだ。 2)過去の経験 He vivido cinco anos en Mexico. 僕はメキシコに5年間住んだことがあります。 3)感情的に現在に及ぶ過去の出来事 Mi mama ha muerto hace dos anos 僕のママは2年前に亡くなった。 4)現在まで影響を残す過去の事実 Los americanos nos han dejado el modelo de la democracia. アメリカ人は民主主義のモデルを我々に残した。 5)心理的な現在 Esta manana he salido de casa a las 8. 今朝8時に家を出ました。 これらの時制は話し手の心理状態が加わると原則どうりに 使われないことが多い訳ですが、学校文法では心理面は無視することが多いと思います。

noname#27172
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本語の「た」という助動詞も過去なのか完了なのか はっきりしませんよね。やはり フランス語の複合過去と最も一致度が高い気がします。ですから 日本人にとっては 英語の現在完了よりもフランス語の複合過去の方が理解しやすいような気がします。更に 英語で I have waited for her since this morning. という文章もフランス語では Je l'attends depuis ce matin.となり かなり分かりやすいです。英語の方が 難しい気がしました。 んんん、martinbuhoさんの説明を読むと スペイン語の現在完了形はドイツ語と使い方が似ている感じがしますね、、、

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