• ベストアンサー

多重作用メカニズム型抗うつ薬について

説明には 5-HT3受容体および5-HT7受容体拮抗薬、5-HT1A受容体作動薬、5-HT1B受容体部分的作動薬およびセロトニン輸送体阻害薬として作用 と記述されているのですが セロトニン輸送体阻害薬ってなんでしょうか? セロトニン再取り込み阻害とはまた違うのでしょうか? 再取り込み阻害と受容体作動という2つの薬理作用と記述されているのですが やっぱり輸送体阻害=再取り込み阻害なのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ozisan-ok
  • ベストアンサー率81% (72/88)
回答No.1

回答が無いようなので「多分の範囲」で書きます。 一般的にSSRIと呼ばれる抗うつ薬は、 貴方が書いたとおり セロトニン輸送体阻害=セロトニン再取り込み阻害で、 脳神経細胞のシナプス間(神経と神経の繋ぎ目)の セロトニン量を増やすことによって、 抗うつ作用を発揮させようとしています。 貴方の言われるところの「多重作用メカニズム」とは、 [1] SSRIの再取り込みを抑える作用に加え、 [2] 薬自体が、積極的に(直接的に)セロトニン様に、 セロトニン受容体に作用し、さらに効果をあげようといった 2つの作用を持った薬と思われます。 文面を簡単に訳すと、 「(SSRIにありがちな)吐き気やムカつきは抑え(5-HT3)、 最近うつ病の原因と推定されている所に効果をあげ(5-HT7)、 抑うつや不安を解消し(5-HT1A、5-HT1B)、 従来のSSRI作用(セロトニン再取り込み阻害)もあります」 となります。 ただ、これは、あくまでも宣伝文句です。 セロトニンに対する刺激は、易怒・興奮などを招きます。 SSRI服用で自殺者が出たりしたのも、 過剰な刺激が誘因では無いかと推測されています。 セロトニンが多ければ、ドパミンという物質が減り、 それが意欲低下、感状の平板化を招くとも言われています。 貴方が、記した薬のみならず、 まだまだ、これから検討されるべき課題は、 決して少なくないのが、現状です。

関連するQ&A