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抗うつ剤(SSRI)の処方と作用について教えてください。

うつ病の可能性がある症状が続いていて、神経科/精神科に行って治療すべきかどうか悩んでいます。一番抵抗があるのは抗うつ剤を飲むことなのですが(リスクが大きいと聞くため)、それに関連して知りたいことが2つあります。 (1)処方について 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を処方されることが多いと聞きますが、これはウィキペディアによると 「うつ状態にある人はシナプスにおけるセロトニンの濃度が低すぎるため、セロトニン受容体にセロトニンが作用しにくい状態となっている」ためとのことなのですが、自分が本当にそのような状態(=セロトニンが作用しにくい状態)になっているのかどうか、神経科/精神科では通常、きちんと検査をしたうえで処方してくれるのでしょうか(そういう検査があるとすれば、ですが)。それとも、単に症状から「うつ」と診断し、「では、ひとまずSSRIでも」という感じが一般的なのでしょうか。(後者ならリスクが高いので、行きたくないように思います。) (2)作用について SSRI等の抗うつ剤は、なんらかのかたちで原因に作用し、神経伝達機能を改善していくためのものなのでしょうか。それとも、完全な対症療法の薬で、飲んでいるあいだ落ち着くようになるだけなのでしょうか。(これも後者なら、単にリスクが高いうえに離脱が難しくなるだけのように思うので、やはり神経科/精神科には行きたくないように思います。) ややこしい質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

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  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.2

心のトラブルや精神疾患の診断マニュアルがあります。それによって診断を下すわけですが、多くは患者が訴える症状を抑える目的で投薬治療が行われるのが一般的ではないでしょうか。 そういう症状が出るにはその背景があるわけですから、本来は患者から食生活も含めて生活環境全体を聞き出し、そこからトラブルの原因を探り出してアドバイスするなどカウンセリング主体の治療が求められるはずです。 実は診断マニュアルには患者が訴える表面的な症状だけでなく患者のあらゆる生活面から診断するような多軸評定が定められています。しかし、カウンセリング主体の治療のトレーニングを積んだ医師不足やカウンセラー不足、あるいは多軸評定のスキル不足で勢い対症療法に過ぎない投薬に頼ってしまうのでしょう。しかも薬はあくまでカウンセリング主体の治療の一部として一緊急避難的に時的に使うものですが、例えばセロトニンが増えない原因を治すわけではないのいで効果が上がらず投薬治療は長期に及びます。 やる気を出すためにセロトニンがシナプス小胞から放出され、受容体に結合して情報伝達が行われますが、役目を終えた後受容体から外されて再吸収されまたシナプス小胞に蓄えられます。 お分かりのようにSSRIは原因に作用するのものではありません。このシステムにSSRIを使うと再吸収を阻害しますので、シナプス小胞のセロトニンは減り続けます。効きが悪くなるのはこのためで、薬の増量や種類の異な薬を使うよになってきます。 うつの治療のためには、患者を全人的に観察、カウンセリングに重点をおいたDRを探すことです。 例えば診断は神経伝達物質をつくる蛋白質やその代謝に必要な栄養成分の有無にまで踏み込んでるのですが、そんなことはなされてないのが現状です。多軸評定がないがしろにされてるからでしょう。

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その他の回答 (3)

  • ninoue
  • ベストアンサー率52% (1288/2437)
回答No.4

散歩をして気分転換をはかったり、くよくよせずに物事を楽観的に考えたりして過ごされるのが良いと思われます。 自分のあるがままを受け入れて過ごす考え方に"森田療法"がありますので 参考にして下さい。 http://www.mental-health.org/mh13-3.html 森田療法の基本

soda-ice
質問者

お礼

皆さん、役に立つ回答をありがとうございました! どれも本当に参考になりました。

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  • higegie
  • ベストアンサー率51% (223/436)
回答No.3

セロトニン濃度を検査して投薬されるのか? ・・・検査はされません。理由は、血中を流れるセロトニン濃度を測る検査項目はありますが、セロトニンは血液脳関門を通過できないので、脳内セロトニン濃度とは相関関係がないからです。ただ、脳内セロトニンが、脳の神経細胞組織シナプス小胞に再取り込みされた後「5HIAA」という物質に変換されるので、その濃度を検査することで、脳内セロトニン濃度を予測することはできますが、実施されていないと思います。 よって、症状に対する様子見の投薬となるのでしょう。 作用について ・・・神経の興奮を伝えるものに、神経伝達物質と言われているものがあります。アセチルコリン・ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリン・セロトニンなどです。 ノルアドレナリンなどの過剰放出から、不安感が増すことがあります。その時に、不安を制御するのがセロトニンの役割でもあります。セロトニンも物質ですから、使われればその分目減りします。その結果、鬱症状が現れるであろう、と云うのが鬱病のセロトニン仮設です。 どのように目減りするかと云うと、シナプス小胞から放出されたセロトニンは神経伝達の役割を果たすと、再びシナプス小胞に取り込まれ、5-HIAAと言う物質に変化して、神経伝達を完成させます。 SSRIの作用は、シナプス小胞へのセロトニン再取込を阻害する薬で、其の為に神経細胞の外にセロトニンを待機させるのが目的です。一見素晴らしい働きをする薬のように見えますが、別の問題も起きます。 浜松医大の高田明和教授が、アメリカ時代に勉強されたことがあるそうで、それを書籍に記しています。 殺人者の脳は5-HIAA濃度が低い、と綴っています。セロトニン濃度の低い人は、5-HIAAが低い、ことが予想できます。 イジメが人に向かうと、それは虐待なのでしょう。自分に向かうイジメは自虐になります。暴力が過剰になって人を死なせてしまうと、それは殺人です。その暴力が自分に向かったものが自殺です。と云うようにも書いておられました。セロトニン欠乏の鬱病は、自殺念慮も高まり、時には攻撃的になるのもこれで理解できます。SSRI(選択的セロトニン再取込阻害剤)は、図らずも5-HIAAを少なくしてしまうのは薬理なのでしょう。 うつ薬SSRIに関する要望書を厚労省、法務省、日弁連へ提出2008年5月12日付け と云う記事がありました。 要望書の趣旨(その一部) 1 実態把握のための調査実施  抗うつ剤SSRIによる衝動性亢進(自殺・自傷行為・他害行為)と犯罪との関連および本剤による性機能障害(性欲減退、勃起不全、射精障害等)の実態把握のための調査を行うことを要望する。 2 添付文書の改訂  抗うつ剤SSRIによる衝動性亢進および性機能障害について、医師(薬剤師)に対して充分な注意喚起を行うため、添付文書の改訂を要望する。 私には医師の投薬治療を否定する資格はありません。飲みたくない薬ははっきり拒否すればよいのです。また、通院治療も患者の意思でなされるべきだと思います。

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  • kana1107
  • ベストアンサー率53% (21/39)
回答No.1

こんにちは。 精神科通院歴4年になります。 まず、精神科、神経科、心療内科どれにせよ一度診察した方が良いと思います。 必ず初めに時間をかけて問診があります。 鬱病かどうか判断するための検査は特にありませんので、自分の精神状態や体に出ている症状など話した上での医師の判断になります。 私も坑鬱剤など、とにかく薬を飲む事に抵抗がありました。 一時的に過ぎないのではないか… 離脱が難しいのではないかなど… なるべく薬は飲みたくなかったので、その事を主治医に話しました。 あくまで私の病院の事ですが、医師は本人が薬を希望しなければ処方はしないやり方なのでと言い、私はカウンセリング治療を選び薬物治療はほとんどせず今まできました。 強い不安や孤独感やパニック、などに襲われそうになった時だけ飲む頓服だけは頂いてあります。 私はカウンセリング治療を選んで本当に良くなりました。 薬に対して不安があるようでしたら初めに良く説明を受ける事です。 薬物治療だけが全てではないので、ソーシャルワーカーが居る病院を選んだりするのも良いと思います。 私は今の病院に巡り会うまで沢山の病院に行きました。 医師との相性も治療していく上で大切な事だと思います。

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SC-T3150マット合成紙の使用
このQ&Aのポイント
  • SC-T3150マット合成紙EPMSP24を使いたいのですが、用紙設定がありません。
  • SC-T3150マット合成紙EPMSP24は、EPSON社製品として使用できるでしょうか。
  • SC-T3150プリンターでSC-T3150マット合成紙EPMSP24を使用する方法について教えてください。
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