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緊急警報放送(EWS)用電波について
この放送用の電波として、なぜ長波を使用しないのですか? 長波は電波の到達距離が長く、電波時計にも使用されています。 現在、AM・FM電波が使用されていますが、電波状態が不安定で非常に問題があります。
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情報が送信できなかったためと推測しています。 周波数がある程度低いと、非常に長距離届きます。 身近な物ですと、電波時計でしょうか。 40hzですね。 非常に良く届きますが、通信速度は1bpsです。 http://tsukasa-nakanishi.blogspot.com/2009/06/blog-post_3750.html 今までの機器が全て使用不能になりますが、最新技術でデジタル化、効率的なエラー訂正、などで高速化してもどれだけ速くなるか…。仮に10倍!とか、凄まじく速くなっても10bps…。 光ファイバーで100Mbps(=104857600bps)が普通の時代にこれは難しい。 緊急警報放送はだいぶ前から行われていますが、その時代にこれだけの少ない情報量で、例えば今は緊急時であるor緊急時ではない、という情報くらいなら伝えられると思いますが、文字を送信する、声を送る、映像を送るというのはほぼ不可能でしょう。 しかし、緊急ですよ、と通信が入っても、それだけではほとんど役に立ちません。 今の技術なら文字は何とかなるかもしれませんが、それでも通信レートを考えると、時間がかかりそうです。 そして緊急警報放送はすぐに送られなければならないものが多いようです。 それなら、大量の情報を送れる周波数(例えばテレビやラジオ)を使って、全国に中継地を置いたり、行政の無線を使うといった方法が現実的だったのではないでしょうか。 今の技術で実現しようという事になると、今度は今までの機器が使えなくなるか、使えたとしても新しい方法を利用するには別途購入になるでしょうから、それをどうするのか、また電波がもういっぱいですから、どのサービスを止めて、その周波数を使うか、といったことが問題なると思います。 そう考えると現実的には、3GPPや3GPP2で世界標準になっている、CBSやブロードキャストSMSを使って通知するのが良いのでは無いかと思います。 いま緊急地震速報を携帯電話に伝えているシステムですね。 すでに周波数が確保されており、あまり飛ばないですが、基地局が高密度に有り、地震や停電にも一定期間耐えられ、受信端末の携帯電話をほとんどの人が持ち、こちらも電池で一定時間駆動できる。 すでに実績があるのも良いですね。 携帯電話用のチップと、緊急のデータを受信するだけの機能なら、端末としても安くなりそうです。 現行のAM/FMだけというのはちょっと心配ですね。
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- Bitoon
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長波は放送に使えません。 利用出来る周波数が少な過ぎます。 電波の到着距離が長いと言う事は 東日本の警報を西日本でも聞けるので狼少年になりませんか? AM(中波)のカバーエリアで十分では? 電波状態の不安定は色々の要因が考えられますが 中波を使う AM放送は 受信機の簡便さから普及しています。 FM放送は音質の高さから音楽に、そして電波の到達距離が短いので混信が少なく多くの放送局が作れます。 電波は目的に合せて利用されています。 東日本大震災で緊急警報の重要差が改めて見直されていますが 元の送信所も被災して停電でもすればアウトですので 複数の経路の確保が必要では? 乾電池で動くラジオで聞ける衛星放送なども必要と思われます。 携帯電話も電源が確保出来れば衛星携帯電話がベストでは?