死刑囚百二十人超。

質問

未執行死刑囚がとうとう百二十人に達しました。
死刑に反対の人が法務大臣になった場合、
職責を果たすことなく、任期を終えていくと言うことが繰り返されているようです。
死刑については、
どのように議論を尽くしても、
賛成もいれば反対もいる、
反対もいれば賛成もいる、
その状態は変わることがないと思うんですけど、
死刑を執行しないでいて、いったいどうするつもりだと思いますか。
以前同じようなことを質問したことがありましたが、そのとき、
法務大臣が死刑を執行しないことを支持する方々がずいぶんと回答をくださいました。
僕はどうしてもわからないんです。
死刑を執行しないで放置して、その間にも悪人が凶悪犯罪を犯し、
裁判官は死刑を宣告しますが、
どんどん死刑囚が増えていきますけど、
いったいその死刑囚、どうするつもりなんですかね。
議員の先生方で、死刑反対と公然と発言なさる方もいらっしゃいますが、
今の確定死刑囚をどうするのかという発言って、
聞いたことがありません。
死刑執行に反対している方々は、
これについてどう思いますか。
確定している死刑囚はどうしますか。
自然死するまでずっと刑務所に入れておきますか。
そうすると凶悪犯罪者に対する処罰が何も行われない状態になります。
もちろん自由を拘束してますから、
それが処罰といえるかもしれませんけど、
法的にはおかしい状態じゃないですか。
法律では確定から半年で執行しなくてはならないんですけど、
その法律に逆らってでも、死刑執行しないというなら、
きちんと法律を改正して、
死刑をなくしちゃえばいいじゃないですか。
もちろんそうなれば、僕もそうですが、死刑支持の人たちが今度は反対すると思いますけどね。
ただ、いずれにしても今のやり方はフェアじゃないです。
法を無視する法務大臣が、
悪い奴らを管理矯正する法務省のトップではおかしいです。
ついこの前まで百人だった確定死刑囚、
二年で二十人増えましたよ。
ばんばん殺しちゃった方がいいんじゃないですか。
浮かばれませんよ。
奴らに殺された、罪もない人たちが。

回答No.2

Lenna521 · ベストアンサー

私見ですが、

死刑の賛否についてはnoname69さんがおっしゃるように人により意見が分かれるところでしょう。
それは宗教的・思想的な背景が絡んでいたり、また同じ刑法理論を勉強した人でも意見が分かれるようですから興味深いものがあります。

しかし、一人ひとりの賛否はどうあれ、noname69さんが指摘する問題（死刑判決が出ても大臣の判断で執行されない現状）については、ひとえに政治的・構造的な欠陥に原因があると思います。司法権は行政権から独立しているはずなのに、まさに刑の執行という肝心部分が大臣（＝行政）に牛耳られているのでは、三権分立が形骸化しているとみられても仕方ないのではないでしょうか。

死刑に対する一人ひとりの考えは、賛否にかかわらず大いに尊重されるべきものだと思います。しかし、少なくとも日本では実体法上、一部の犯罪は死刑に処せられるという決まりが国民の総意たる国会の議決で決まっている以上、それは守られるべきだと私は思っています。同様に、三権分立が憲法で定められているにもかかわらず、死刑執行に大臣の承認が果たして本当に必要なのかとも思います。

もしこの問題を解決しようとするなら、現在の政治的な構造を変えていく必要があるでしょうね。結局のところ、そのためには国民一人ひとりが積極的に政治に参加する（ＥＸ：選挙で投票する）ことが重要だと思います。

お礼

ありがとうございます。
勉強になります。

回答No.5

nishikasai

鳩山弟法務大臣はよくやりました。
あれくらいやってくれないといけません。立派に職務を果たしてくれました。
私の意見では、次の順番で死刑確定後、三年以内に執行を行なうべきだと思います。
１．原則として古い順番。
２．例外としてどうしようもない悪い人間、たとえば池田小学校で大量殺人をして「死刑なんかびびっとらんで」と言った奴（既に執行済み）とか麻原などの極悪人は早める。
３．嘆願書が出され、多くの支持者がいる場合は執行を後に回す。冤罪を訴えていて一抹の不安がある場合は新事実が判明する可能性もあるのでそれも後回しにする。

お礼

ありがとうございます。
勉強になります。

回答No.4

kyo-mogu

えん罪の危険性もあるからね。

　ただ、死刑が決まった。いつ執行されるか分からない恐怖は当事者にとっては辛い事でしょう。順番にという訳でもないようですし、死に神がずっと横にいる状態はある意味大切な時間かもしれません。私としては簡単に行うより、恐怖を感じ、さらに命という事を理解した状態で行う方が望ましいかなと。それを国民に伝える事かな。死刑の恐怖を。ある程度の抑制効果はあると思うけどね。
　ばんばん殺してしまうと、命が軽い物に見えてきます。死刑を望んで犯罪を犯す人間がいますからね。そういった人の望みを叶えるのも嫌ですし。
　生き地獄を味わって、さらに地獄へと導いてあげるのがいいかもね。

お礼

ありがとうございます。
勉強になります。

回答No.3

simotani

刑務所職員も検察官も法務大臣の職務代理者には変わり無いです。
だから大臣が「執行しない」と決めたら執行出来ません。
これは、収監している囚人を釈放する権利さえ法務大臣が持つ事を意味します(よど号ハイジャックの時に日本赤軍のメンバーを釈放したのはこの権利を行使した事に依ります)。
ただ、判決確定から６ヶ月以内に執行(恩赦と再審を申請している期間は執行不可だから６ヶ月には含めません)と記載してある以上、その間に執行しなかった時点で執行不能との学説も一応少数派ですが存在します。
この場合に「釈放しなければならない」とあれば、必死に印鑑押したと思いますが(死刑が禁固６ヶ月で釈放なら無期刑の方が重くなるから)。

お礼

ありがとうございます。
勉強になります。

回答No.1

nyoomo

死刑反対派の人の主な理由は、人道的な理由と冤罪でしょうね。

前者は論外。
非人道的な行為をした者に人道的な理由で～は変です。死刑は人の命を奪うことですが、何ら罪の無い人を殺すことと、卑劣な犯罪者を殺すことは意味が違います。命の価値は皆同じ等と言うのはまちがい。これは仕方の無いことです。更正の可能性の無い人だって沢山います。そういう人に社会復帰させるのはまちがい

後者は改善しなければならない。検察のでっち上げとか実際あるし、死刑は事件が被告によるものだと明確な場合に限り行えば良い

お礼

ありがとうございます。
勉強になります。