旧閣僚の手から逃れたマスコミ

このQ&Aのポイント
  • 旧閣僚の手から逃れたマスコミ
  • マスコミが東電を批判し、政府の対応は二の次だと報道。しかし、総理変わりで菅直人の対応ミスが具体的に批判されるようになった。
  • 菅直人政権のときは「書いたら終わり」だったから批判できなかったのか。
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旧閣僚の手から逃れたマスコミ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000090-san-pol 首相きょう退陣表明 原発対応再検証 全ての不信、東電はけ口 東京電力福島第1原発をめぐる動き(写真:産経新聞)  「東電のばか野郎が!」。首相の菅直人が、福島第1原子力発電所事故をめぐり東京電力への怒りを爆発させたのは3月15日、東日本大震災の発生から4日後のことだった。  本紙は同月11日の大震災から1週間後の検証記事で「東電が後ろ向きな姿勢だったことに、菅が不信を募らせた」とした。だが、その後分かってきたのは、現場を理解しない上スタッフも信用せず、イライラを「東電不信」という形でぶつける最高指揮官の姿だ。冷静さを失った菅が自ら作り出した「東電不信」-。菅は26日、正式に首相退陣を表明するが、東日本大震災を「天災」から「人災」に変質させた首相の混乱ぶりを改めて検証する。(今堀守通)  ≪海水注入≫  ■「再臨界ないと言い切れるか」  「海水注入を止めるような指示はしていない。真水がなくなったら、海水を入れるのは当然の判断です」  菅は週刊朝日のインタビューで、3月12日夜の1号機海水注入について「首相が注入停止を指示した」との報道を改めて否定した。  だが、関係者が異なる菅の姿を証言し始めた。  同日午後に起きた1号機の水素爆発。菅はこれですっかり狼狽(ろうばい)していた。東電や原子力安全委員長の班目(まだらめ)春樹ら原子力の専門家さえ、格納容器が破裂する可能性はあっても建屋の水素爆発は「想定外」。菅は水素爆発の可能性を進言しなかった班目らへの不信感を強めていた。  そこに海水注水が持ち上がる。  東電は原子炉注入用の真水がなくなる12日午後2時50分すぎに海水注入を行うと決め、首相官邸にファクスで通報した。ところが官邸内の危機管理センターに届けられたファクスは書類に埋もれ、菅の手元には届かなかった。  東電側は「官邸の反応がない」。菅は「東電は何も言ってこない」。双方がイライラした。こうして、海水注入をめぐるドタバタが始まる。  午後6時前。首相執務室隣に用意された原発事故用の対策室。菅の前に経済産業相の海江田万里、班目、東電関係者らが集まった。  海水注入開始を知っていた東電関係者が「海水注入しかない」と説明。全員が菅の顔色をうかがった。  菅は「すぐにしろ」とは言わなかった。  「安全委はどうだ。保安院はどうだ」  矢継ぎ早にただす菅。班目らが「それしかない」と返事すると、しばらく沈黙してから「爆発」した。  「海水を入れると、再臨界になるという話があるじゃないかっ」  さらに、班目らに視線を向けると言い放った。  「君らは(建屋の)水素爆発はないと言っていたな。だから、再臨界はないと言い切れるか!」  負い目を感じた班目らが「ゼロではない」と答えると、菅は「その辺をもう一度整理しろ」と怒鳴り散らした。  その場の東電関係者は、「この状況で海水注入はできない」と判断。慌てて部屋を出ると、携帯電話で東電本店に連絡を取った。  「首相の了解が得られていません」  本店は海水注入作業の一時中止を福島第1原発所長の吉田昌郎に指示。対策室にいた一人によると、首相補佐官の細野豪志(現・原発事故担当相)も電話で吉田に「首相了解が得られるまで作業をやめろ」と伝えた。  吉田も含め原子力の専門家からみれば、不純物の少ない真水のほうこそ再臨界の可能性があり、海水注入による再臨界を指摘する菅は「ナンセンス」だった。  吉田が、菅の「指示」を無視し海水注入を続行したのは奇跡的だった。菅は後に、この日の経緯がなかったかのように「注入を続けたこと自体は間違いではない」と、白を切り通す。  首相の指示なしでは動けなくなった東電。そして、菅はハリネズミのように、周囲すべてに不信の目を向け「東電は海水注入に後ろ向きだ。これは廃炉を恐れているのだ」と、東電不信にはけ口を求めていくようになった。  ≪水素爆発≫  ■映像確認は民放頼み  首相、菅直人が受けた最初の衝撃は、12日午後3時半過ぎに1号機の建屋が水素爆発で吹っ飛んだことだった。  当時、菅は官邸に各党党首を集め、第1原発について「危機的な状況にはならない」と楽観的な見方を示していた。それだけに、会談を終えて首相執務室に戻った菅は「一報」に震え上がった。同時に「現地から『大きな爆発音がした』という情報がありました」との東電からの曖昧な情報に「正確な情報が来ない」と不満を抱いた。  現場では、発電所長の吉田昌郎らが重要免震棟に詰めていたが、爆発した1号機全体を映し出すモニターがない。「外に出て確認します」と部下はいうが、放射線量が高く、外に出るのは容易ではなかった。  だが菅は、数時間前に現地視察したにもかかわらずそれが理解できず、「情報が遅い」の一点張り。  「どうなっているんだ」  東電のオペレーションルームに再三にわたって催促するが、爆発から1時間が過ぎても正確な情報は来ない。テレビ局が第1原発に向けたカメラを設置しているのを知っていた経済産業相、海江田万里が「NHKから映像を借りたらどうか」と提案。NHKには「諸般の事情」で拒否され、最終的に民放テレビ局の映像を借りた。  菅は、民放からの映像を見て水素爆発を確認するしかなかった。  「どうなっているんだ」菅はすべての責任を東電に押しつけつつあった。官邸が見ることのできる第1原発の映像は、その後も民放局が提供したものが使われ、東電側が独自のカメラを設置したのは数日後のことだった。  11日午後3時半すぎ、大震災による津波を受けた第1原発は、1~3号機の電源が喪失した。停止した原子炉を「冷やす」作業ができなくなったことを意味する。温度上昇による炉内の圧力上昇が確実になる中、菅は午後7時すぎ、原子力緊急事態宣言を発令、「原子力災害対策本部」を設置した。  しかし、現地は地震と停電の影響で混乱し、東電本店も社長の清水正孝(当時)が出張先から戻れず、同様の状況だった。  官邸内も混乱していた。危機管理センターでは、危機管理監の伊藤哲朗らによる津波被害の状況把握が優先されていた。原発事故対応は首相執務室の隣室と危機管理センターの別室を充て、菅自らが陣頭指揮を執ることにした。  菅の意向は、官邸に詰めていた東電関係者を通じて東電本店のオペレーションルームに伝えられ、さらに現場に行く形になった。後に菅らは「伝言ゲーム」と自嘲するが、現場の状況が自らの思う通りに入らず、「東電は何か隠しているのではないか」という思いに駆られ、徐々に冷静さを失っていった。  午後10時、原子力安全・保安院が、2号機について12日には炉内の燃料棒が溶け出し、爆発が起きる可能性を指摘する報告書を作成、数十分後には菅に届けられた。原子力安全委員会委員長、班目(まだらめ)春樹も格納容器が破裂する可能性があると菅に指摘した。 ----------- 松本龍前復興相の名言 「書いたらその社は終わりだから」 ずっとマスコミは東電を批判し、政府の対応は二の次だという姿勢で報道し、 国民もそれに釣られて東電しか批判しないような状態でしたが、 総理が変わり、閣僚も総入れ替えとなった途端に 菅直人の当時の対応ミスを具体的に批判する内容がこんなに出てきました。 やはり菅直人政権のときは「書いたら終わり」だったから書けなかったんですかね?

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noname#140330
noname#140330
回答No.1

東電を信用しない→正解。 東電、完全撤退を申し出る。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110907-00001246-yom-pol

qqqq1234
質問者

お礼

一つの失態を見てすべてを信用しなくなるのは典型的な馬鹿の発想だと思います。

その他の回答 (2)

  • Mumin-mama
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回答No.3

3.11の時に一番に福島第一の周辺から逃げたのは誰だかご存知ですか? それは、マスコミ、医者、 原発作業員です。 そのことについては、福島県の避難者やフリージャーナリスト、数々の証言があります。 17:00~ http://www.youtube.com/watch?v=2tuFLEdqxlI&feature=related マスコミは当初から50km以内の取材は危険なので禁止されていたそうです。 1号機と3号機の爆発後、2号機が危うくなった時、福島第一原発吉田昌郎所長はじめ全員撤退したことはNHK6月の番組でも言われています。 その時、菅総理は東京電力本社に乗り込んで、「撤退は許さん!」と、いい作業員を現場の作業に戻しました。もし、福島原発が無人状態になっていたら、チェルノブイリ原発事故よりもひどい結果になったことは、専門家も指摘しています。 しかし、菅総理が怒鳴り込んだ後から、東電本社、原子力安全員、原子力安全・保安院、現場からは、菅総理に連絡が来なくなったそうです。 >ずっとマスコミは東電を批判し、政府の対応は二の次だという姿勢で報道し、 >国民もそれに釣られて東電しか批判しないような状態でしたが、 これは、でたらめです。 たぶん、この記事を書いた人は何か作為があるか無知なのです。 日本の原発の歴史はマスコミ無しには語られません。 原発を日本にもたらした人物は読売新聞を経営していた正力松太郎と、当時日TV重役だった柴田秀利です。 一ヶ月前くらいのNHKスペシャルで柴田秀利夫人が当時のことを証言していました。 そして、3.11当日、東電の副社長はマスコミの接待の為に海外へ出張中でした。 日本の電力会社が年間マスコミに支払う金額は1兆2500万円だそうです。 「マスコミの芸者を上げての接待も電気料金に上乗せする。」と、海江田大臣がFridayに語っています。 マスコミは3.11事故以来、東電を守るために自主規制していました。 私は事故以来、ずっと東電の会見を見ていましたが、フリージャーナリストが東電に突っ込んだ意見を言うと、前のマスコミ記者が東電擁護の罵声をフリージャーナリストにあびせる光景を何度か見ました。 また、マスコミは殆ど、質問はせず、むしろ、フリージャーナリストを邪魔するような質問はしていました。 地上波TVも見ていましたが、菅総理については、NHKでも正しい情報は流していませんでした。 NHKで、「それでも私の顔、見たくないですか? 見たくないですか?見たくないですか?」の言葉の部分しか放送されず、何のことか分からず、調べたら、ネットでは全く違った意味の内容で出ていました。 結局、脱原発をサミットで菅総理が言ってから、菅総理は原発推進派のマスコミからも無視されたのです。 ■「テレビ番組スポンサー表@wiki」を「東京電力」で検索 http://getnews.jp/archives/132970  今回の原発事故で、菅元総理だけをA級犯にして、皆で吊るして喜んでいるようですが、 東電小森明生、原子力安全員斑目春樹、原子力安全・保安院寺坂信昭、東電現場所長吉田昌郎、推進してきた自公民をはじめ中曽根康弘元総理、 マスコミの罪も大変重いと思います。 原発事故後、電気が足りないと言いながら、マスコミは何をしましたか。 昔、田中角栄総理の時のオイルショックの時にはマスコミが昼間のTV放映を中止したり、夕刊発行を止めました。  今回は、福島の事故現場が爆発などする前に、「輪番停電」の情報操作をマスコミはしていました。 >松本龍前復興相の名言 >「書いたらその社は終わりだから」 これについても、幾つかの証言があり、普通、政治家が地方に行って松本氏の様な態度を取ることは珍しくないそうです。 私も何度か見た経験があります。  そして、最初にそれを記事にしたのは、一般紙や地上波のTVではなく、地方紙だったそうです。 そして、その地方紙の地元の反応を見てから、次々にマスコミが取り上げる様になったそうです。  また、その当時、宮城県知事には疑惑がありました。  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-29/2011052901_02_1.html qqqq1234 さんが、マスコミ関係者でしたら、お気の毒ですが、それがマスコミの実態です。 マスコミは原発や東電を守っても、原発事故から国民を守ることは殆どしていなかったようです。   

qqqq1234
質問者

お礼

>1号機と3号機の爆発後、2号機が危うくなった時、福島第一原発吉田昌郎所長はじめ全員撤退したことはNHK6月の番組でも言われています。 その時、菅総理は東京電力本社に乗り込んで、「撤退は許さん!」と、いい作業員を現場の作業に戻しました。もし、福島原発が無人状態になっていたら、チェルノブイリ原発事故よりもひどい結果になったことは、専門家も指摘しています。 ところが東電はそれを否定していて、なぜか政府側に通話記録も残っていない。 結果、言った言ってないの水掛け論にしかなっていない。 証言者とやらの識者もなぜか「反原発」の思想を持つ人ばかり。 そもそも避難者が「作業員が逃げていた」などとどうやって判断したのか? 作業着を着ている人はみんな東電関係者に見えたのか? 非常用電源の確保などで外で動き回っていた人達もたくさんいたはずだが? 現場レベルで想像力を働かせればおかしいことに気付けるはずなんですけどねぇ。 >これは、でたらめです。 たぶん、この記事を書いた人は何か作為があるか無知なのです。 意味がわかりません。 マスコミが東電批判をしていたことは誰もが目にしていたことです。 検索すればそのときの記事なんか腐るほど出てきますよ? ネットとNHKだけじゃなく民放も見たほうがいいですよ。 該当記事は産経というフジのグループ。 松本龍の発言すら一切取り上げなかったNHKを引き合いに出されても困ります。 >今回の原発事故で、菅元総理だけをA級犯にして、皆で吊るして喜んでいるようですが、 東電小森明生、原子力安全員斑目春樹、原子力安全・保安院寺坂信昭、東電現場所長吉田昌郎、推進してきた自公民をはじめ中曽根康弘元総理、 マスコミの罪も大変重いと思います。 それはもちろんそうです。 しかし上にも書いたように菅直人が具体的にA級戦犯とされたのは野田総理が確定してからのことです。 それまでは 東電>>>保安院>政府 という感じでした。 一度、当時のニュース記事を見返してみるといいですよ。 「菅直人が指示をしたのに東電が従わなかった」だとか、 「東電が事故状況の情報を出さなかった」とかそんな内容ばっかり。 世間とマスコミが東電批判ばかりしてる中、 政府らの責任をなぜ問わないんだと疑問に思っていました。 >これについても、幾つかの証言があり、普通、政治家が地方に行って松本氏の様な態度を取ることは珍しくないそうです。 私も何度か見た経験があります。  あなたが民主信者だとしたらお気の毒ですが、 とってつけたような「私も見た」などという話を信じる馬鹿はいません。 そういえばあなたと同じようなことを言って 宮城県知事を批判していた民主女性議員がいましたね。 その方は「この災害は人工地震だ」と言っていたキチガイでしたが(笑)

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.2

> やはり菅直人政権のときは「書いたら終わり」だったから書けなかったんですかね? 特に目新しい内容は無いですよ。 菅さん退陣に合わせ、レビューしたってトコではないでしょうか? 確かにマスコミは、原発事故に関して菅政権を絡めて批判してなかった様にも思いますが、そもそも菅さんが政権に固執する点については、全く擁護的ではなく、完全に批判的でした。 「政権否定 > 政権の対応ミス」ですから、菅さんが居座るコトを否定するだけで、マスコミの役割や存在感を示せますので、原発事故問題に関しては、特に絡める必要性はなかったのではないか?と思います。 それと、菅さんは脱原発を明確に意思表示はしていないし、核廃絶論者でも何でもないんですが、突如、浜岡原発の停止を打ち上げ、これには多少、菅さん支持の意見もありましたよね。 この辺りから、マスコミの報道姿勢が変化しました。 菅さんはこれに味をしめて、脱原発っぽい姿勢を示し人気回復を図ろうとしました。 今日の人気回復と言うのは、マスコミへの迎合そのもので、ソレが成功したってコトですよ。 脱原発の方向性は、マスコミ好みの方向性でしたから、原発を絡めて菅政権批判と言うのは、マスコミにとっては諸刃の剣とか自己矛盾的な部分がありますので、マスコミにとっても得策ではありません。 「菅さんの場合、マスコミは敢えて原発問題で責めなくても、他にいくらでもネタが有った」と言うコトかと思います。

qqqq1234
質問者

お礼

>確かにマスコミは、原発事故に関して菅政権を絡めて批判してなかった様にも思いますが、そもそも菅さんが政権に固執する点については、全く擁護的ではなく、完全に批判的でした。 あれは私の中では批判的とは言い難いです。 そもそもマスコミが与党に対して擁護的な立場を取ること自体ありませんから、 「少しの批判」か「大批判」かの違いでしか差を見ることは出来ません。 マスコミによる「少しの批判」は擁護と同等だと言えます。 そしてその大小は具体性があるかどうかに尽きます。 6月頃からの政権批判は 「震災対応に問題が」とか「支持率が下がった」とか「閣僚の不祥事」とか、 どれも菅直人の具体的なミスを指摘するものではなく抽象的。 マスコミは国民の顔色を見て建前上批判はしてるけど、 本当はあまり批判したくないとでも言わんばかりの動きでした。 3月4月に至っては「政府もちょっとは悪いけど東電がほぼすべて悪い。」というような内容の記事しか無かったと記憶しています。。 もし8月以前で具体的な菅直人批判の記事を見かけたらソース付きで教えてください。

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    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110522-00000109-san-pol  細野氏は、東電の試験注入について「原子力安全・保安院には口頭で連絡があったが、官邸には届かなかった。首相が激怒することもない。私が知ったのも10日ほど前で驚いた」と首相の関与を否定。過去に公表した政府資料に「午後6時の首相指示」との記載があることについては「『海江田万里経済産業相が東電に海水注入準備を進めるよう指示した』と記述するのが正確だった」と訂正した。  複数の政府筋によると、首相が海水注水について「聞いていない」と激怒したことは複数の政府関係者が記憶しており、斑目氏が「海水注入は再臨界の危険性がある」などと指摘した事実もないという。 ---------------------------------------- @政府 「斑目氏が『再臨界の危険性がある』と言った」 「官邸には試験注入の情報は届いてない。だから首相は知らなかった」 「政府資料に『首相指示』って書いたけど正確には経済産業相の準備指示だった」 @政府関係者 首相が「(海水注入開始について)聞いてない」と激怒していた様子を見ていた人間多数 @原子力委員会 「再臨界の危険性があるなどと言うわけがない。そんなあり得ないことを言うのは素人だけ。」 こんなにも政府内で言った言ってないの責任押し付け合いになることは珍しいと思いますが、 どちらかが嘘をついているということだけは間違いない状況です。 さて、あなたの推理ではどちらが嘘をついていると思いますか?

  • 「海水注入、実は中断してませんでした」(てへっ笑)

    【原発問題】 東電 「海水注入、実は中断してませんでした。所長の判断で」→副社長「妥当。所長の処分については検討」 [5/26] ・東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は  26日、実際には海水注入の停止は行われていなかったと発表した。同原発の吉田昌郎所長が  「事故の進展を防止するためには、原子炉への注水の継続が何よりも重要」と判断し、実際に  停止は行わなかったという。本店の指示に反し、現場が独自の判断をしていた。指示系統の  あり方が問題となるとともに、事故対応をめぐる連携の悪さが改めて浮き彫りとなった。  会見した東電の武藤栄副社長は「これまで、説明してきた中身が、現場が錯(さく)綜(そう)する  中で事実と違い、申し訳ない。コミュニケーションの行き違いがあった」と謝罪した。  吉田所長の判断については「技術的には妥当だった」(武藤副社長)とした。吉田所長の  処分については今後検討するという。  東電によると、海水注入は3月12日午後7時4分に開始。21分後の午後7時25分に、  首相官邸に派遣した東電社員から「首相の了解が得られていない」との連絡が東電本店に  あったため、本店と原発でテレビ会議を行い、注入の停止を決定した。しかし、吉田所長は  その決定に従わず、独自の判断で注入を続けたという。  東電本店の社員が24日から25日にかけて、状況を再確認するため同原発で吉田所長から  事情を聴取し、事実が判明した。吉田所長は「新聞や国会で話題になっており、IAEA  (国際原子力機関)の調査団も来ていることから、事故の評価解析は正しい事実に基づいて  行われるべきだと考えた」と説明し、事実を明らかにしたという。  東電は21日に同問題の経緯を初めて明らかにした際、12日午後8時20分に海水注入を  再開したと説明していた。この点について東電は「当時、発電所からそういった報告があったが、  適切な報告ではなかった」と発表内容を訂正した。東電は21日に問題の経緯を明らかにした  時点で、吉田所長からの事情聴取は行っていなかったという。(一部略)  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052617110023-n1.htm いったいぜんたい何をやってるのかな? 何でこんなグチャグチャなの? もうメルトダウンするのは原子炉だけにして欲しいよね? って原子炉も本当はメルトダウンしちゃダメなんだけど…

  • 福島原発の吉田所長の独断海水注入継続の是非

    東電本社と発電所の協議では、海水注入をめぐる検討が官邸で続いていたことから中断を決めたが、福島原発吉田所長の判断で継続していた。 つまり、本社命令を吉田所長が独断で上へも報告せず海水注入を続け、それをかくしていたのですが、この行為は好い悪いのどちらですか。

  • 班目「再臨界の危険性」から「ゼロではない」に訂正

    【海水注入中断】 班目委員長発言、「再臨界の危険性」から「ゼロではない」に訂正する…細野首相補佐官 海水注入中断の班目委員長発言で「再臨界の危険性」から「ゼロではない」に訂正と 細野首相補佐官。 2011/05/22 19:31 【共同通信】 ▽47NEWS http://www.47news.jp/news/flashnews/ これは今までの流れから考えると 既に再臨界しているって考え方でいいのかな? 皆はどう思う?

  • 2号機「とてつもない事故」寸前だった

    元ネタは5日放送のNHKスペシャルです。 2号機「とてつもない事故」寸前だった 作業員に「ここから出るのは止めません」 http://news.livedoor.com/article/detail/5616571/ 以下、その記事から 福島第1原発2号機は、原子炉そのものが爆発危機にあった可能性が強まっている。万が一これが起きていれば、これまでの建屋の水素爆発をはるかに超える甚大な被害が出たものと見られる。  事故直後の2号機が「これまでにない危機」だったことを、2011年6月5日放送のNHKスペシャルが報じた。 番組によると、1号機、3号機の建屋が相次いで水素爆発した後の3月14日夕、福島第1原発は、予想を超える深刻なシミュレーション結果に直面した。  それは、格納容器から気体を抜いて圧力を下げる操作のベントが2号機でできないことが分かったことだ。  1号機では、電動弁が使えなかったが、作業員が高い放射線量で被曝しながらも、手動で弁を開いてベントを行っていた。ところが、2号機では、シミュレーションでそれができないことが分かったのだ。  確かに、ベントを行っても、1号機ではその後すぐに水素爆発が起きていた。政府関係者の予測を超えて、水素が建屋内に漏れ出していたからだ。しかし、ベントが行えず、もっともっと深刻なことが起きる可能性があったというのだ。  原発事故に詳しいある原子炉専門家は、こう指摘する。   「ベントができないということになれば、格納容器の内圧が高まってしまい、どうにも制御できなくなって壊れてしまうということです。これは、本当にとんでもないことで、その内圧で原子炉そのものが爆発して核燃料が飛び散ってしまうことにもなります」  東電社長「現場から撤退したい」 2号機原子炉の爆発危機を前に、原発事故の関係者には動揺が走った。  事故対応の現場責任者だった第1原発の吉田昌郎所長は、シミュレーション結果を聞いて、黙り込んでしまう。そして、NHKの番組によると、免震棟の廊下で休む作業員に声をかけ、「皆さんがここから出るのは止めません」とまで言い切った。  結局、2011年3月14日は、東京電力の社員ら70人を残して、200人以上が原発を去った。さらに、東電の清水正孝社長は、「現場から撤退したい」と政府に5回も電話で伝えている。  これに対し、菅直人首相は翌15日早朝、東電本店に乗り込んで、「お前らふざけるな」とケンカ腰で言ったというのだ。そして、「撤退は許されない。60歳以上の人間は現場に行って、自分たちでやる覚悟を持て」とまくし立てた。一部報道では、菅首相は、撤退するなら東電の存続は認めないと激怒したとされていたが、これは本当だったようだ。官邸はこの日、東電本店に統合対策本部を設置している。 3点について 1.原子炉そのものが爆発(原爆ではない)した場合が最悪のシナリオなのか? 2.この時の被害は今よりどれほど大きいのか? 3.いろいろダメ菅と言われているが東電に乗り込んで「撤退は許されない。60歳以上の人間は現場に行って、自分たちでやる覚悟を持て」の評価はどうなのか?