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カメラでの見え方の問題
10m離れたところにある各辺1mの立方体をカメラで見た時と、同じ立方体を100m離れた場所から10倍の望遠レンズで見たときの違いを教えてください
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#2さんが図で説明されていますように、ワイド側で撮った時の方が尻すぼみになります。 10m離れた時には、立方体の手前側までが10m、奥までが11mあり、写真に撮った時には、奥の方が10%小さく写ります。 これに対して、100m離れると、手前までが100m、奥までが101mで、距離の比率が小さくなり、奥の方は手前に比べて1%しか小さく写りません。 こういう具合に、望遠で離れてとると、手前にある被写体と、奥にある(同じ大きさの)被写体がほぼ同じ大きさで写ります。 できた写真を見ると、手前の被写体と奥にある被写体がほぼ同じ距離にあるように写り、(近寄って直接見た時よりも)距離を圧縮したように見えるので、圧縮効果と呼ばれたりします。
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- foomufoomu
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見える範囲については、装置の視野角の違いで決まることで、一概には言えません。カメラは必ず画面の広さだけの視野角がありますが、望遠鏡は構造によってそれぞれに違います。双眼鏡は視野角が広く作ってありますが、天体望遠鏡は狭いです。 見え方で大きく違うのは、近くだと、物体の近くの部分と遠くの部分の距離の比が大きいので、たとえば物体の全体に網目模様が書いてあったとすると、近くで見た場合は、近い部分の網目が粗く、遠い部分の網目が細かく見え。遠くのものは、どの部分の網目も同じぐらいの密度に見えることでしょう。 これはテレビの画面をカメラで写してみるとよく分かります。近くで写すと画面の真ん中のほうが膨らんだように写ります。 もちろん、No.1回答にあるように奥のほうの縮み方の違いもあります。 これらによって、近くの物体と遠くの物体とでは、遠近感の違いとなって現れてきます。(遠くのものは平面的に見える) ただ、10mも離れると、人間の感覚としては「遠い距離」という分類になって、あまり違いは分からないのではないでしょうか。1mと10mなら、はっきり違いますが。 あとは、空気のにごり(光の散乱)による違いもあります。
- phobos
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ANo.1のご回答をなぞる形になりますが、イメージとしては添付図のようになります。 望遠レンズでない場合とは「標準レンズ」のことなのでしょうが、以下では便宜上「広角」と呼びます。 見え方の違いを正確に比べるには作図計算しないとなりませんが、違いは以下の通りです。 1)被写体のパース(遠近感によるゆがみ度合)……広角:大きい←→望遠:少ない 2)背景の写り方……広角:小さく写る←→望遠:大きく写る 3)被写界深度(ピントが合う前後の距離範囲)……広角:深い(大きい)←→望遠:浅い(少ない)(※) (※)広角と望遠とでレンズの口径が同じ場合は望遠のほうがカメラに入る光量が少なくなるので、その分「絞り」を開くことになり、結果として被写界深度が浅くなります。倍率と口径との兼ね合いの問題なのですが、一般的には3)のようになり、被写体の手前や背景がボケて写ることになります。
- p-p
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望遠と望遠で無い場合 望遠の方が画角が狭いので 立方体の背景の範囲が狭くなります また望遠の方が遠近感が小さくなりますので立方体の後部へのしぼみ方が小さいです 10mで撮影したときの方が立方体のしぼみ方が大きくみえます