• ベストアンサー

パイプの耐圧について

早速ご質問いたします。 外径 Ø8、内径 Ø6.2のSUS304材質のパイプでございますが、 耐圧が10MPa以上できますでしょうか。 もし耐圧を計算できるのであればその方式もお教えいただけますでしょうか。 ご指導宜しく御願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.3

 その肉厚のものはパイプとは言わずに、チューブと言います。  配管を組む際に、肉厚が厚い事を利用して、管の端に直接雄ネジを刻んで、ねじ込んで結合させるものをパイプと言い、 薄肉でねじを刻むだけの肉厚の余裕が無く、溶接か或いは、フェルール継手等のシール性を備えた継ぎ手を使用して結合しなければならないのがチューブです。  御質問の管は、肉厚がt0.9mmしか御座いませんから、ねじを切る事は出来ないチューブという事になります。  パイプもチューブも、使用する温度や、製造された方法(シングル溶接、ダブル溶接、押し出し成型、等々)によっても、最高使用可能圧力は変わりますし、圧力の変動が頻繁にある場合と、静的な圧力しか加わらない場合では、使用可能な圧力は異なります。  ですから、御使用される予定の温度と圧力、圧力変動の有無等を確認の上、そのチューブのカタログで確認されるか、そのチューブの製造元か或いは販売店等に確認された方が宜しいかと思います。  材料強度を基にした計算だけでは、溶接等によって強度の低下した部分がある事までは計算出来かねますし、圧力変動が繰り返し加わる際には、金属疲労の問題も御座いますから、計算だけで可否を判定するのは危険を伴うと思います。  尚、外径 Ø8、内径 Ø6.2というのは、肉厚0.89mmの5/16インチチューブと概ね同じサイズであり、以下のサイトの情報に拠りますと、シームレスチューブの場合は、常温で27.5MPa程度の耐圧は得られるようですが、チューブの製造方法によっては、これよりも数割程度、耐圧が低い場合もありますし、使用環境によっては、使用可能圧力がさらに数分の一にまで低下する事もあり得ますから、2~3倍程度の余裕では安心は出来ないと思います。 【参考URL】  http://www.swagelok.com/downloads/WebCatalogs/JP/MS-01-107.pdf  http://www.hkpnote.com/hk/hk03.html

yes0978
質問者

お礼

kagakusuki様 早速のご回答、そして詳細なご説明、誠に有難うございます。 幸運に満ちた一日になりますように。

その他の回答 (2)

noname#150682
noname#150682
回答No.2

先の回答は分かりにくいので、分かりやすいこちらを紹介します。 http://www.tomoeshokai.co.jp/tec_info/other/intensity.html urlの流体はガスですが、水でも計算式は同じです。

yes0978
質問者

お礼

bochi-2000様 早速のご回答、誠に有難うございます。 bochi-2000様のご回答も選びたかったのですが、 一人しか選べなく・・・

noname#150682
noname#150682
回答No.1

圧力容器の強度計算式をそのまま用いればいいです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1143840156

関連するQ&A

専門家に質問してみよう