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慢性胃炎に漢方薬は効く?胃炎の漢方薬の経験談を教えてください!
- 去年の秋ころから胃の具合が悪くなり、去年の夏にピロリ菌の除菌治療をしたが、胃の重い感じや焼けるような感じは続いている。今年の4月に胃カメラをした結果、慢性胃炎と診断された。薬の効果は今ひとつであり、ストレスが原因と思われる。鍼灸院で漢方薬で胃炎が良くなったという話を聞き、漢方薬の試してみたいと考えている。
- 胃炎の方で漢方薬で良くなった経験がある方はいますか。どんな漢方薬を飲んだのか、教えていただけると嬉しいです。
- 胃の具合が悪く、慢性胃炎と診断された方の中で、漢方薬が効果的だった方の経験を教えてください。
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>慢性胃炎に漢方薬は効きますか 効くかどうかと言われれば効く漢方薬は、沢山あります。 西洋医学では、病名でお薬が処方されます。言い換えると「病名を決める事」が西洋医学の診察、あるいは、検査となります。 一方東洋医学では、「証」を見定める事がポイントとなります。例えば「虚証」「実証」そのほか「陰」「陽」「寒」「熱」等により身体全体を診て処方されます。 「胃炎」に効く漢方薬の種類としては、「半夏瀉心湯」「安中散」「人参湯」「六君子湯」「茯苓飲」「平胃散」等があります。詳細については、以下URLをご参考に・・・。 (1)http://www.ooaii.com/kanpou/menu_bs070.html (2)http://www.fotfot.com/i/archives/2005/08/post_16.html (3)http://www.halph.gr.jp/gendaibyou/gen08841.html ピロリ菌の除菌治療後に、胃の重い感じや焼けるような感じがあると言う事ですので、個人的見解ですが、ピロリ菌が除去された為胃酸の分泌が出過ぎる、いわゆる胃酸過多の様に思えます。 私は、ピロリ菌の除菌治療はした事はないのですが、かつてNHKの「健康」の番組で副作用と言うのか、治療後は胃酸過多気味(逆流性食道炎)になると言うのをTVで見ましたし、「パリエット」は、「プロトンポンプ阻害剤」で逆流性食道炎等に処方される薬ですので胃酸過多の状態の様な気が致します。以下のURLを参考に・・・。 (1)http://www.pirorikin.com/cat4/post_26.html (2)http://pylori.in/helicobacter-8.html 私は、「逆流性食道炎」と診断されましたが、その原因は、約10年程服用していた漢方薬が原因だったと後でわかりました。「補中益気湯」を10年間服用し、胃の検査で再検査が必要となり検査したら単なる「胃炎」そして、「六君子湯」を二年程服用したら、胸焼け、喉の違和感等が治まらず病院を三箇所位変えてついた病名は、「逆流性食道炎」なるものでした。私の場合は、胃カメラでは異常はなく症状のみでしたので三番目の病院で診断されたと記憶しております。その後、H2ブロッカー等の胃酸を抑制する薬を服用しましたが、全く改善されず、又漢方薬を試みました。 「安中散」「人参湯」「六君子湯」「茯苓飲」「平胃散」等を処方されましたが、二次的要因は「六君子湯」にあると考え止めて、そのほかいろいろ変えましたが、最終的に自分に「証があった」のは「柴胡桂枝乾姜湯」でした。この漢方薬は、約一週間目頃からピタリと胸焼けがとまりました。 「六君子湯」は、本当は、胸焼けには良い処方なのですが、胃酸過多タイプには向かない様な気が致します。ただし、「柴胡桂枝乾姜湯」にも、「高血圧」「偽アルドステロン症」等副作用があり、約5年で断念し、現在は、「歯」が悪くなったり、「関節」等が痛いので「安中散」と「八味地黄丸」を服用しております。 「安中散」は、当初の頃は合わない様でしたが、現在は胸焼けは出ておりません。調べると「安中散」の場合は、胃酸過多症にも胃散過少証にも効くタイプの様です。 以上の様に漢方薬は、個人差があり服用してみなければ、効くかどうかは、人により異なると思います。又、年月により「証」が変わる場合がありますし、漢方薬にも副作用があります。特に漢方薬の成分の「甘草」は、漢方薬の八割には入っており血圧上昇等の副作用がありますので、分量も薬剤師さんともご相談された方が良いと思います。又、漢方薬の場合は、少なくとも1ヶ月~3ヶ月位をめどに効果があるかどうか見極めた方がよろしいかと思います。 主治医ともご相談されて、漢方外来で保険のきく病院もありますので一度漢方薬をお試しになってもよろしいかもしれませんね。「証」があえば、ピタリと治まるかもしれません。
お礼
有難うございます。 漢方薬も人によって効くかどうかまちまちなんですね。 まずは試してみるしかないですね。