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夜間の電力利用
震災以来、節電が叫ばれているので、これから暑くなって、寝苦しい夜も、夜間のエアコンは控えなければならないと思っています。 でも、考えると、(現在のところですが)、夏、電力の需要が供給を上回り危機的な状況になるリスクがあるのは、昼間の数時間だけなので、夜間のエアコンの利用を控えても、意味がないという気もします。 それでも、この夏、夜間のエアコン使用は控えるべきでしょうか?教えて下さい。
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- とよ はん(@67917001)
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発電所は24時間ほぼ一定の電力供給が可能なのに対して、電力消費のピークは1年を通じて昼間です。 一日を通じて使用電力が平準化できるのがいいのですが、それはあくまで理想です。 電力会社は需要が少ない夜間の発電量を少なくしようとしていますが、大幅に少なくすることはできません。 このため、料金の安い夜間電気料金制度でなるべく夜間に過剰生産になる電力を使ってもらうようにしています。 従って、夜間に節電すると電力会社は余った電力を捨てるだけでなく、収益も減りますから電力会社としては歓迎されませんね。 夜間の節電は自身の健康のために人工的なものにできるだけ頼らない方がいいといった程度に考えておけばいいでしょう。 昼間のピーク時のために体を慣らしておくという考えで言えば有効かも知れません。 昼間は我慢して夜はエアコンガンガンでは体に良くないかもしれませんよ。 いずれにしても無理はしないでいいと思います。 電力会社は震災以前から節電を呼びかけていますが、どうして減収につながるようなことを言うのでしょうか。 節電は資源保護の意味で現代社会のテーマで、その一役を担っていると言いたいのでしょう。 それによって電力会社は減収になりますが、収益は安泰なんです。 電力料金の決め方は簡単に言いますと、原価+人件費=電力料金なんです。(積み上げ法) 節電で電力会社が減収になっても原価と人件費はしっかり確保した上で電力料金が決まります。
- iapetus
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No.2です。 質問者さんのご心配は、さらにごもっともかと。 一応、東電と政府からは、企業、一般家庭共に15%の節電要請が出ましたね。 生命に関わる医療機関、経済活動の基幹設備の鉄道会社等は除外されましたが。 最初、25%とか20%とか言ってましたが、No.3さんの的確なご指摘の通り、原発の稼動で眠らせていた火力を中心にバックアップとして準備できる見込みが立って、15%になったものと思われます。 春の大震災の時は、そのバックアップが全く無い状態だった訳で、夏には夏の体制になると思います。 然るに、グラフ全体を15%弱程上へシフトさせると、大体の目安になるのではないでしょうか。
- vfr400r_pro
- ベストアンサー率25% (3/12)
>この夏は、春以上に、計画停電を実施しないといけないような気がして、かえってとても不安になりました もともと春は暖房も冷房もあまり行われないので、電力需要が少ない なので、毎年火力も原子力もこの時期を利用して、停止させて十分なメンテナンスをして、夏に臨む 春先の震災で、稼動中だった火力も停止、原発は爆発 メンテナンス中の火力も原発も、地震で停止した火力も、いきなり稼動させるのはムリ で、春先の少電力需要にすら供給が追いつかない可能性が出て、計画停電 幸運?なことに、夏場までは時間がある 停止した火力は点検して復旧、メンテナンス中だった火力も順次稼動、旧式となって退役させてた火力もたたき起こして稼動、ガスタービン増設、小型ディーゼル発電機100台寄せ集めて稼動 チリも積もればナントヤラ で、あの手この手で電力をかき集めて、今現在は一応余裕 しかし、浜岡原発停止であてにしていた応援も望めない 夏本番で計画停電するかどうかは、天候と社会全体のピーク電力カット努力次第
お礼
春と夏とでは、供給力にそれほどの差があるとは知りませんでした。 要するに、この夏は、昼間は節電、夜間のエアコンはOKと言うことですね。 ありがとうございました。
- iapetus
- ベストアンサー率60% (248/413)
仰る通りです。 電力会社が顧客に依頼しているのは、最大発電能力を越えないよう協力を仰いでる、ということです。 春以外は、11時30分~13時30分くらいにピークがあり、12時~13時には、昼休みで企業活動が少し停滞するので、少しピークが下がります。 春だけは、不思議と、夕食の準備~家族の団欒の時間帯にピークが来ます。東日本大震災で、太平洋側の原発が軒並み停止し、東電が夕方のピークを乗り越えられないとして、節電を呼び掛け、計画停電を実施したのは記憶に新しいかと思います。 それでも、21時以降の節電は東電も言及はしていませんでしたが、なぜか現状追認のような形で、町中、終夜看板・電灯が消えて暗かったです。 現在の技術では、電気は殆ど貯めることができないので、ピークを大きく外れた時間帯以外の節電は、停電防止には寄与しないです。 年間の電力消費量かが判るちょうどよいグラフを、千葉県山武郡横芝光町の山崎さだかず町議がブログにアップしてくれていましたので、それをお借りしてリンク張らせていただきます。 http://syamazaki.blog109.fc2.com/blog-entry-98.html これを見ると、いかに夏場の電力消費が突出してるかが明確ですが、ピークさえ過ぎれば、夏場でも18時以降は冷房を我慢する必要はないと言えます。
お礼
ありがとうございました。これで、安心して夏の夜を涼しく過ごせます。 ただ、リンク先のグラフを見たら、夏は、7時から24時まで、常に春の電力消費量を上回っているように見えます。東電と関電の違いがあるにしろ、先日あれだけ、大騒ぎをして計画停電で何とか凌いだ春を大幅に上回る夏のグラフを見ると、この夏は、春以上に、計画停電を実施しないといけないような気がして、かえってとても不安になりました。何か、グラフの読み違いでしょうか?
- mn1613a
- ベストアンサー率24% (86/355)
問題になっているのは、ピーク需要 需要の少ない夜間に節電しても、あまり意味は無い でも、多くの原発が停止しているので、夜間も火力発電が稼働するので、節電すれば二酸化炭素の削減にはなる また、余剰電力は昼間のピーク需要に備えるため、揚水発電の揚水に回せる 夜間の節電は全く意味が無いとは言いきれないが、健康被害を及ぼしかねない熱帯夜にまで無理して節電に努める必要はないと思う 睡眠不足や熱中症などで、仕事の能率が落ちて、経済活動が下がる方が社会的にもマイナス
お礼
ありがとうございました。これで、安心して夏の夜を涼しく過ごせます。
お礼
なるほど、グラフを動かしてみればなっとくいきます。この夏、私は、昼間は、職場でも自宅でも徹底した節電、夜間は、エアコンでぐっすり、でいきます。 ありがとうございました。