百花繚乱なれど

質問

百花繚乱なれど一つ咲く花に及ばず
この花のいのちを教えてください。

回答No.4

noname#144995

すいません。NO3の回答は、画像がうまく添付されなかったようです。

お礼

幾度もありがとうございました。
締め切りに当たって少しだけ・・・

花びらは散っても　花は散らない

という言葉があります。
禅的な言葉ですが
花は咲いては散ってゆくものです。
その移りゆく姿には、自然の命が宿っているというものです。
花の命は自然の命であり、無くなる事はない、というものです。
このような自然に対する生命観は、やはり禅的なものです。
そこには生命に対する深い洞察があるように思います。
このような認識に至る事は容易ではないと思いますが
日本的な侘びの世界がそこから発している事は確かだと思います。
花に始まり、自然や人の命の尊さに至る世界が開けているようにも思います。
以上参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。

回答No.3

noname#144995

花一輪

お礼

投げ入れし　一輪の沙羅　白きかな

俳句とは見ることです。
見るとは、切り撮ることです。
切り撮ることによって初めて分かる
分かるように差し出したのです。
差し出す事に感情は不要です。
感情を抑えたところに深さが感じられます。

一輪を活けるという事もまったく同じです。
説明は不要
感情も不要
必要なのは、その一輪の他は何もないという空白の如きしつらえです。
見えないものを、見えるようにするという日本的美の作業は面白い。
さて、何が見えますか？

回答No.2

noname#144995

意味を添えるということが、その花のいのちであると思います。
小さな花であっても、たった一輪であっても、人の手がそれを摘み取り死者に献花した時に、その花のいのちが与えられるのでは無いでしょうか。
花は、豪華絢爛なものから可憐なものまで色とりどり、まさに百花繚乱です。しかしそれがそのままであるなら、花はただの花に過ぎません。意味を持たせるゆえに、その花のいのちが与えられるのでは無いでしょうか。

お礼

合格です。
おめでとう。
＞意味を添えるということが、その花のいのちであると思います。
添える、という言い方が慎ましく真実を語っています。
人が添える、人が添えたものとしての花のいのちです。
セロハンに包まれた瑞々しい生花は、純粋な生命感を相手に差し出すという思いを秘めています。
これは人の側から見た花のいのちです。
造花ではないところに掬すべき味があります。

合格といっても正解のすべてではない。
もっと見つけてみてください。

回答No.1

cyototu

国乱れて咲く花一つ　百花繚乱の民朽ちぬ

サッチャー・レーガノミックス以降の金持ち優遇策でアメリカの中産階級が没落し、巨万の富を手に入れた花が僅かに咲いています。アメリカ信奉者の小泉某と竹中某による徹底したサッチャー・レーガノミックスのコピーで、今や日本もアメリカ人並みに派遣で何時首を切られるか判らない不安の中で生活する百姓（ひゃくせい）の民。結婚が出来ない若者まで出て来てしまった。竹中某は派遣会社の重役に収まって、あだ花がポツンと咲いているようです。

原子力安全・保安院元主席統括安全審査官の中村某が四国電力の取締役に天下りするなど、日本のあちこちで官僚達の数少ない花が僅かに散見できる世の中に成りましたね。

お礼

現実はいつも百花繚乱の如し
自らも百花繚乱の中にいるが如し
さて、あだ花でない一つの花とは？

お礼だけは素直に言いましょう。
ありがとうございました。

補足

参考に、あだ花でない花を書いておきましょう。
現実の世相から、どうしてもこういった解釈や言い方になってしまうのすが
私としては、日本的な美の解釈といったものも欲しいと思っているのですが・・・

百花なる風の乱れの草原に 一つ咲きたる花の静けさ

静けさとは祈りでもあります。
それは誰でも持つ事ができるものでもあります。
また、失われてはならない心でもあります。
百花繚乱の騒ぎを写し、戒める心でもあります。

つまり・・・
私が言いたいのは、税金を食っていい加減にせい、と言いたいのであります。

祈りとは、時に、怒りを伴う事を知らない人がかなりいるという事でもあります。
かなりいる、という事が百花繚乱なのであります。
百の無駄花を摘みとって、一つにしたいものでもあります。