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シールドとカップ&コーン
シールドベアリングはレースに耐えられないからと、シマノやカンパがカップ&コーンを採用していると良く聞きますが、マヴィックはシールドベアリングでレースにでて、良い成績をおさめていると思うのですが、実際どうなんでしょうか、またカップだと3000kmくらいにグリス交換や調整をやれば性能を維持できるのではと思うのですが、シールドの場合はどのくらいで交換するのでしょうか
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・・・まあ誤解ですね。 カップアンドコーンはアンギュラコンタクトのベアリングなので、 カンパとシマノはずっと採用するわけです。 =上下方向だけでなく斜め方向も保持できるベアリング。 対して、カートリッジというかシールドベアリングは フラットベアリングですので 上下荷重は分散保持してくれますが 左右方向の荷重はベアリングケースおよびハブで支える格好です。 =細かく見るとケースのボールで支えることは出来ているが… ケースの変形荷重以上が掛かると、 ケースとハブシェルがずれて保持する格好になります。 耐久性についてはおっしゃるとおりで、 シールドベアリングの方がどうしても玉が小さくなるので 寿命は短くなります。 =カップアンドコーンの方が玉が大きくてもたくさん入れられる。 でも・・・です。 カップアンドコーンはベアリングは当然鋼球ですが 玉押しの精度および素材が問題になります。 ハブ軸がすこしでも曲がると回転性能に悪影響もあるわけです。 対してシールドは、横方向保持や耐久性ではかなわないモノの、 ハブ軸に対する自立度、玉押し精度などでは圧倒的に アドバンテージがあります。 またシールドであることから、 内部グリスも比較的自由な粘度で 回転性能重視・あるいは耐水性重視など 自在なオプションが着けられるのも魅力的です。 =つまり、採用されているシールドベアリングによって 耐久性はまちまちなので、 これくらい~ということは言えません。 =シール性の高いベアリングもあれば、回転性重視のベアリングもあります。 ただ、BBやヘッドもそうなのですが、 「今のロードバイクは雨天走行すると結構だめになる」 のが、このシールドベアリングに浸水してしまうからです。 =カップアンドコーンは、 浸水前提+カルシウムグリスで武装。 シールドの良さを取り入れるため、 カンパのカップアンドコーンは リテーナー+シール+精度の良いハブ受けなどで シールドベアリングの良さも取り入れようとしています。 シマノもDURAグレードなどでハブ玉を小さくしたり加工精度を上げたりして 「シールドベアリングに負けないように」工夫してきています。 いずれ? カップアンドコーンは消えて無くなる技術だと思いますけどね。 =すでにヘッド・BBからは姿を消しつつあります。 ハブもいずれ・・・すでに??? 「まだカップアンドコーンなの?」とか言われそうですけど???
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- suiran2
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交換時期についてだけ… ヨーロッパのプロチームのメカ担当の方が、チェーンとシールドベアリングは、1500km程でほぼ同時期に交換するといっていました。しかし、一般の人は一年程度は乗れるのではないでしょうか。 自分で交換して数千円、自転車屋さんにお願いして小一万かかりますから、それほど消耗が速く金のかかるものは私に無理ですので、シマノとフルクラムのカップアンドコーンしか使用したことがないので詳しくは知らないのですが…
お礼
1500kmで交換ですか、普通の感覚ではかなり早いですね、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。とても参考にないました。