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メルトダウンとは違うの?

福島の1号機の燃料がほとんど溶けて原子炉の底に落ちて、落ちた部分を溶かして穴をあっけてしまって… というニュースが流れてますが、メルトダウンという表現はしていませんでした。(私が見たニュースでは) 3月頃のニュースで「原発博士」のような方々が多く出ていたころは「燃料棒が溶けたらとんでもないことになる!メルトダウンだ!」と騒いでいましたが、今の状況はそれとは違うのでしょうか? 「冷却にますます時間がかかりそうです」という程度の扱いに拍子抜けしてしまったのですが、非常に危険な状態というわけではないのでしょううか??

みんなの回答

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2121/7957)
回答No.4

 メルトダウンは過去にも他の原発で起こっていますが、チャイナシンドロームというのは比喩表現で、本当に地球の内部を突き抜けて中国まで達するという意味ではありません。  実際のチャイナシンドロームは圧力容器と格納容器が炉心溶融で溶け出した核燃料体を止め切れずに隔壁の底を貫いて地下まで潜ってしまう現象ですが、途中に厚いコンクリートの床を溶かして潜る結果になるので不純物が大量に溶け込んでしまい、核反応が続かないのではないかと考えられています。  米国でチャイナシンドロームのシミュレーション実験をおこなったビデオがテレビ番組で放送されたのを見た事がありますが、溶けた銑鉄のような輝く金属の火花が圧力容器の底から噴出して滴り落ち、美しい光景でしたが、防ぎ止めるのは難しいようです。  福島第一原発の例ではメルトダウンが起こっている以上、圧力容器も格納容器も両方溶けて穴が開いた可能性は残るでしょう。実際、大量の漏水が起こって超高濃度放射能汚染水が地下室に流れ込んでいますし、核燃料体も地下室まで達した可能性はあり得ると思います。

nukarunayo
質問者

お礼

ここで一括して御礼と代えさせていただきます。 溶けだした燃料の回収がどのように行われるのか非常に不安がありますが、最小限の被害でとどまることを願っております。 みなさまありがとうございました。

回答No.3

メルトダウンは、そもそも公式用語ではないようですね。 ウィキペディアさんに説明があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%89%E5%BF%83%E6%BA%B6%E8%9E%8D どーりで、変なことになるわけです。 私も聞いていて意味が分かりませんでしたが、分かんないはずです。 確かに原発の原子炉が溶けたら怖いんですが、ドロドロに溶けて制御不能で爆発する、というのとは違うみたいです。 おそらく解けているのは燃料そのものではなく燃料棒の金属被覆の部分でしょう。 被覆がなくなったペレットが、ゴロゴロと下に溜まっていると予想されます。 たまったまま、冷却用のホウ酸水に浸かっているなら、臨界状態に陥る可能性はほぼゼロです。 水素爆発が怖いのですが、今のところ窒素ガスで防いでいます。 ただ、落ちてきた高温のペレットや燃料棒(のとけたもの?)などで圧力容器と格納容器が傷ついてしまっているので、冷却水をどうやって循環させるのか、圧力容器や格納容器を修理するにしても、どうやって?ということになっているのだと思います。

回答No.2

別の記事で「メルトダウンとの認識を示した」って書いてありましたよ。

  • gtx456gtx
  • ベストアンサー率18% (194/1035)
回答No.1

>福島の1号機の燃料がほとんど溶けて原子炉の底に落ちて、落ちた部分を溶かして >穴をあっけてしまって…というニュースが流れてますが、メルトダウンという >表現はしていませんでした。(私が見たニュースでは) きっとNHKを見たのだと思います。 私も注目していたのですがNHKは「メルトダウン」という単語を使わずに「溶けて・・・」という表現していました。 NHKの海外向け放送は何と表現したのか興味あります(笑) 東電の会見では記者に「メルトダウンでは?」と突っ込まれて、質問者のメルトダウンの定義がどういうものか不明だが、燃料棒が溶けて落ちることを「メルトダウン」とするならば間違いではないという苦しい言い訳をしていました。 更に燃料棒が溶けて圧力容器の底に溜まり、更に格納容器、更に更に原子炉建屋の床を突き抜けたら「チャイナシンドローム」という事態だと思います。 とまで言っていたのが非常に興味深く聞きました。 これって・・・福島原発は「チャイナシンドローム」の可能性があるかもしれないと裏読みすると怖すぎます(汗)

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