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t検定について
- t検定について
- t検定は仮説検定の一種で、2つのサンプルの平均値に差があるかどうかを検定する問題です。
- 自由度が1698で分布表から具体的な数が求められないため、他のやり方で検定結果を得る必要があります。
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質問者が選んだベストアンサー
その式は、2標本の母分散が同じ場合で、平均値に差があるかを調べる式です。 ご質問にあるA)とB)の標本は、同じ母集団に属しているかを調べる必要があります。 ここで、等分散検定を行い、2標本の母分散に違いがあるかどうかを検定します。 この結果により、同じ場合と異なる場合で、求める式が違ってきます。 (質問者さんの示した回答は、母分散が同じという場合です。) F検定:2標本の不偏分散の比をとり、F分布を調べます。 帰無仮説H0:母分散に差がない。σ1=σ2 対立仮説H1:母分散に差がある。 σ1≠σ2 F={n・S2^2/(n-1)}/{m・S1^2/(m-1)} 注)S2>S1なのでS2が分子、S1を分母とします。S1>S2の場合は、分母分子が逆です。 データー数が多いので、近似式で表しますと、 F≒S2^2/S1^2 =5.9^2/4^2 ≒2.18 ここで、F分布の表より、自由度が大きすぎてないので、およそ、F(ε/2)=1.74~1.48程度とします。 有意水準5%では、F(ε/2)<F なので、P<0.05 となり、帰無仮説は棄却します。 したがって、母分散が異なる場合の平均値の差を検定することになります。 統計量t=|x1-x2|/√(s1^2/m+s2^2/n) 自由度ν=(sa+sb)^2/(sa^2/m+sb^2/n) ただし、 sa=s1^2/m sb=s2^2/n ※この問題では、自由度が大きいので、厳密に計算しなくても同じ結果が得られます。 以下省略。
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- Executione
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どうも合わないのですが、等分散の検定は、どうなりましたか?
補足
ご解答ありがとうございます。 計算は等分散の検定統計量の式 T=|x1ーx2|/√(s^2/m+s^2/n) ただし, s^2=((m-1)s1^2+(n-1)s2^2)/(m+n-2) に代入したつもりなのですが。 公式の使い間違いか、計算間違いか、のいずれかでしょうか?
- okormazd
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計算は合っているでしょう。 「このようなことでいいのでしょうか。特に自由度が1698で分布表から具体的な数がきっちり求められないので、他のやりかたでなければならないのでは」 ということですが、自由度が大きくなれば、t分布は正規分布に近づくので、正規分布表から求めていいのです。 自由度がどれほど大きければ正規分布を使うかは、求めたい条件によって変わるでしょうが、数百程度以上なら、正規分布でもいいでしょう。 質問の場合、自由度1698のt分布の上側2.5%点は、1.961362012で、正規分布の上側2.5%点は、1.959963985で、 たいていの場合はこんなの1.96にしてしまうので、変わりありません。 これは、Excelで求めたものです。「他のやり方」とすれば、Excelなどの統計処理ソフトを使うことになりますね。
お礼
わざわざご検討のうえ、ご回答いただきありがとうございました。 認めていただけて、多少自信がついたょうな気がいたします。 ありがとうございました。
補足
単純に母分散は同じものだとして計算をしてしまいましたが、実際には母分散に差があるかどうかを吟味することから始めなければならないということなのですね。ありがとうございました。 自由度が大きいということに理由なく不安を感じていたのですが、それも無関係だということで、安心をいたしました。ありがとうございました。