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エネルギーが民営なのはなぜ?
交通、通信、エネルギー 国家の基盤とも言える事業です 交通(鉄道、高速道路)、通信(電話、郵便)は、今でこそ民営化されましたが、もともとは国営(公社)でした。平行して民営もありましたが。 これに対し、電力やガスといったエネルギー事業は民営です 別に、国営にすべきという意見ではなく、なぜずっと民営だったのだろう?という素朴な疑問です
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電力の場合に限って。 昭和14年)から昭和26年までは、発電・送電部門は実質 国営だった時期があります。 ・地域ごとの配電会社(民営) ・全国統一の発電送電法人(特殊法人) 日本発送電と云い、半官半民でした。 それ以前は、日本発電(日発)、東京電燈、名古屋電燈、大阪 電燈だとか、それこそ大都市ごとに、今より実に多くの発電会社 がありまして、中には実質国営の会社もあったんです。 *:明治時代等電力黎明時は、国に十分な資本力もなく また当時の民政用電燈は極々一部のノーズしかなか ったため、民間発電会社が中心になりました。 日中戦争が進むにつれ、当時の政府が各電力に現物出資(発 電所等)を供出させて出来たのは日本発送電です。 戦争に負けた結果、GHQの財閥解体の影響を受けて電力業界 の再編が進み、現在のような「地域ごとに区分けした、発電~ 配電まで一括で行う」会社が生まれました。 ただ今日でも、地方自治体等が一部電力の大株主ですから、官営 よりの部分も持っているとは思います。
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ご回答ありがとうございます 回答をヒントに、もっと色々勉強してみたいと思います