過払い金返還訴訟の再計算と訴状について

このQ&Aのポイント
  • 過払い金返還訴訟をする際、再計算方法や訴状の内容について質問です。
  • 契約日から完済日までの取引履歴を確認し、実質年率の記述があることがわかりました。
  • 訴状の内容や請求の趣旨、原因について詳細に記載されており、証拠方法や付属書類も添えられています。
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過払い金返還訴訟の際の再計算と訴状について

エポスを相手に本人訴訟をしようと考えております。 ネット等調べてみたのですが分からなかったため、 どうぞ皆様のお力をお貸しください。 契約日平成13年10月10日 完済日平成22年10月14日 最高借入額は39万円で完済しております。 取引履歴を送ってもらい、確認したところ、 実質年率18.0%(2007年3月15まで:実質年率27.0%、2010年2月28まで:実質年率17.7%) との記述がありました。 質問(1) 上記の場合、2007年3月16日~2010年2月28までを17.7%の金利で計算し、 残りは18%で再計算してよろしいのでしょうか? それとも一連で18%計算でしょうか? 質問(2) 訴状なのですが、途中で過払い金が発生しましたが、再度借入を行ったため債務発生。最終日に過払い金発生となっております。 裁判所に提出する際は下記で大丈夫でしょうか? 訴  状 平成23年3月○○日 ○○簡易裁判所御中 〒○○○‐○○○○ 自宅住所 原   告 ○○ ○○ 電話番号 ○○○‐○○○○‐○○○○ 〒164‐8701 東京都中野区中野四丁目3番2号 被   告 株式会社エポスカード 上記代表者 代表取締役 篠瀬 達也 事件名 不当利得金返還請求事件 訴訟物の価格 金33万3333円 貼付印紙額 金4000円 第1 請 求 の 趣 旨 1.被告は原告に対し,金33万3333円および内金33万3333円に対する平成22年10月15日から支払い済みまで,年5%の割合による金員を支払え。 2.訴訟に関する費用は被告の負担とする。 との判決ならびに仮執行宣言を求める。 第2 請 求 の 原 因 1 被告の表示 被告は全国に多数の支店を持つ,消費者に対して小口の貸付を行う関東財務局登録の貸金業者である。 2 被告との取引 原告は,平成13年10月10日から,被告との間で,金銭消費貸借取引を継続しておこない,借入,弁済を繰り返した。(甲第1号証) 3 被告の不当利得 原告と被告との間の金銭消費貸借取引について定められた利率は,利息制限法所定の上限利率を上回るものであり,利息制限法超過利息の弁済については,元本に充当されるべきである。原告は利息制限法所定の金利により再計算(甲第2号証)を行ったところ,平成22年10月14日の弁済により元本は完済され,金33万3333円の過払金が生じた。同過払金は債務が存在しないのに,原告はそれを全く知らず支払われた金員であり,被告は法律上の原因なくして同金員を受益したのであるから,被告の不当利得金である。   4 悪意の受益者 被告は貸金融業者であるから,利息制限法による引き直し計算を行えば,過払いになることを当然承知しており,原告から弁済を受ける際,これを知りながら弁済を受けてきた。であるから,悪意の受益者として,受けた利益に利息をつけて返還する義務を負うものである。被告は前記の通り,過払い金の発生当初から,民法704条の悪意の受益者であったから,過払い金に対し,発生当日から法定利率である年5%の割合による利息を支払う義務がある。 5 結論 よって,原告は被告に対して不当利得返還請求に基づく過払金33万3333円および内金33万3333円に対する平成22年10月15日から支払済みに至るまでの法定利率である年5%の利息金の支払を求めるものである。 証拠方法 1.甲第1号証取引履歴(被告作成) 2.甲第2号証利息制限法による計算書(原告作成) 付属書類 1.訴状副本 1通 2.甲号証写 各1通 3.代表者事項証明書 1通 以上 長文失礼いたしました。 ご回答の程、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jagu55
  • ベストアンサー率85% (6/7)
回答No.1

先ずは訴訟頑張って下さい! 私も質問者さま同様、訴状準備完了最終確認中 でも、ここからなんですが、ここ一ヶ月準備や交渉で疲れました。 何せ私の場合は相手が多いし複雑な事案も多く苦慮しました。 >上記の場合、2007年3月16日~2010年2月28までを17.7%の金利で計算し、 残りは18%で再計算してよろしいのでしょうか? それとも一連で18%計算でしょうか? 期間ではなく、残元金によって決まります。 仮に、初回借入が数万円ならば20%スタート 途中、残元金が10万越えれば18% 更に100万越えれば15% 一旦下がった金利は上がることは無く 最終弁済まで固定です。 初回10万以上なら18%スタートで 100万越さなければ最後まで18%です。 途中10万切っても20%にはならず18%のままです。 訴状は色々な書き方があり私とは違いますが、 要点は抑えてあり、期日等(14日を15日にするなど)間違いなさそうです。 これもどちらでも良さそうですが、 私の場合、証拠は 甲第1号証~順番に 法定利息計算書~取引経過(被告作成)~過払い金返還請求書~配達記録 としました。

polchine
質問者

お礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。 金利についても学習できましてとても感謝しております。 原告の請求意志表示のため請求書が強みになるのですね^^; 最終確認をし訴状提出に踏み切ろうと思います。 jagu55様も頑張ってください。

その他の回答 (1)

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.2

>エポスを相手に本人訴訟をしようと考えております。 訴訟を起こすのは自由ですが・・・。 先ず、エポスに対して「過払い金返還要求を行なった結果、拒否された」との証拠も貼付した方が良いですよ。 訴訟を起こすのですから、当然ご存知だとは思いますが念の為。 エポスに対して、何も対応しないで直ぐに訴訟を起こす事は意味がないので・・・。

polchine
質問者

お礼

早々のご回答及びご忠告ありがとうございます。 訴状の内容をもう少し詳しい経緯に書き換え提訴しようと思います。

polchine
質問者

補足

エポスに対しては過払い金について和解交渉をしてみましたが、1回目5割返還でした。2回目は7割返還。8割以上は無理とのお答えを頂いたため提訴しようと決意致しました。

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