接続助詞とは?文節と文節の関係を明示するものか

このQ&Aのポイント
  • 接続助詞とは、文節と文節の関係を明示する役割を持つ言葉です。
  • 例えば、「雨が降ったが、出かけた」という文では、「が」が接続助詞として使用されています。
  • 接続助詞のある文節そのものが、その接続助詞のある文節とその後の文節との関係を明示しています。
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接続助詞について質問

質問:接続助詞とは、「文節と文節の関係を明示するもの」ですか? 質問2:接続助詞に関する例として、参考書で以下の文が載せられていました。 (ex:雨が降ったが、出かけた そして、解説として、「雨が降ったが」が接続部(二文節からなる)と書かれていました。 これは、接続助詞のある文節そのものが、その接続助詞のある文節とその後の文節との関係を明示しているということでしょうか? 私の中の接続助詞のイメージとして、文節と文節をつなぐ役割があると思ったのですが、実際「雨が降ったが」が接続部として紹介されていたので、文節と文節を接続部がつなぐというのはおかしいと考えました。そうではなく、「接続助詞のある文節そのものが、その接続助詞のある文節とその後の文節との関係を明示している」と考えたのです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.1

イメージとして、接続助詞自身の前と後ろをつなぐ、と考えればいいと思います。 前と後ろ、というのは、前の叙述内容と後ろの叙述内容ということです。むりに文節にこだわると、誤りやすいと思います。 例文をあげましょう。 「昨日は雨が降ったが、私は傘をさして出かけた。」 これは二つの文を「が」でつなぎ、一つの文にしたものです。 「が」がつないでいるものは「昨日は雨が降った(文1)」という内容と「私は傘をさして出かけた(文2)」という内容です。 日本語では叙述の中心内容は述語によって表されます。述語は文末にあります。だから、接続助詞は、文1の述語の直後に付くことが多いのです。 ところが、接続助詞の直後には、文2の主語(私は)がくることも珍しくありません。単語や文節で考えてしまうと、 「じゃあこの「が」は「降った」と「私」を結びつけているの?」 と思ってしまいます。勘違いしやすいのです。 接続助詞は、文節と文節をつなぐという言い方より、内容と内容をつなぐ、という言い方の方が的確だと、私は考えます。 この例文で言えば「降った が 出かけた」とつないでいるわけです。

wantanton
質問者

お礼

いつも丁重なご回答まことにありがとうございます! かなり的確で本質的な回答で納得しました。 >前の叙述内容と後ろの叙述内容ということです。

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