• ベストアンサー

等式の表記について

(1)7÷2=3…1は,割り算を表す便利な等式だと思いますが,厳密に言えば「余り」を表す点々の部分「…」が等式の中にある記号としてはそぐわない,だからこれは正しい等式ではないのではないか,とも思えるのですが,専門的にはどうなのでしょうか。 (2)数IIの教科書の例題で解答の中に「右辺=…」と書かれていますが,「=」の使い方に引っかかりを感じます。「右辺は」と言葉で書けば済むはずなのに,あえて「言葉=」にすることで,大げさに言えば子供に等式の厳密性を誤解されかねないと思うのですが,実際,現場などでは気にされてない,または,気にする必要のないことなのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

数学は、ある意味では自分で世界をつくり、その中での公理を定義して、そこからその世界がどういう特徴を持っているかを解明していく学問だと思います。なので、ある程度は自分でどう定義するかによるということになるのかなと思います。 それを踏まえた上で、あくまで個人的な見解ですが、まず(1)の場合、昔中学の授業で習ったことは「そもそも除算記号(÷)は使わない」と習いました。例の式であれば 7/2=3+1/2 あるいは 7=2×3+1 と書かないとダメだと言われ、今もそれを守ってます。 (2)の場合は、右辺の何らかの式があったとしてそれを「右辺」という文字式に『暗黙的に』割り当てている(定義している)と解釈して使ってます。 ※代数的に割り当てる文字がアルファベットやギリシア文字でなければならないという制限はなく、ひらがなや漢字でも定義をすれば問題無い(はず)です。 もちろんこの場合でも厳密には「『…=右辺』と置く」とかと書かないと駄目なんだろうなと思いますが、共通理解としてその解釈に間違いが生じない、すなわち暗黙的に使っても誤解が生じないと判断できるのであれば、普段の議論の場ではあまり気にしないってことはあります。 要は最後に書いた部分で、みんな(この言葉もどれだけの人を指すかによって状況が変わると思いますが)が誤解無く理解できるのであれば、厳密に定義しなければならない時(論文とか)を除けば別に構わないのではと思います。

titetsu
質問者

お礼

「÷」も等式で使うという私の認識にギャップがあったようです。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • pascal3
  • ベストアンサー率42% (25/59)
回答No.3

他の方の回答とだいぶ重複しますが、私の個人的見解を書きます。 まず、余りを含む割算を等式もどきの形で書くのはあくまで小学生向けの便宜的なことで、 本当はダメだと思います。 これが許されるなら x^2 ÷ (x-1) = x+1 … 1 みたいな式が許されることになりますが、 この式の左辺の値は何で右辺の値は何でしょうか? 等式として意味をなしません。 x^2 = (x-1)(x+1) + 1 ならもちろん等式として成立します。 また [7/2] = 3 7 = 1 (mod 3) もOKです。 他方、(2)についてですが、これはむしろ推奨されて良いと思います。 「右辺は」と言葉で書いてしまうと、むしろ「右辺は~に対応する」などの意味になってしまい、 必ずしも「等しい」の意味になりません。 食堂で「私はウナギ」と誰かが言った場合 「私=ウナギ」の意味ではなく「私→ウナギ」の意味ですよね。 等しいということを明確に示すためには「=」をむしろ積極的に使うべきだと思います。 ついでながら、厳密性を確保するため、私は必ず式番号をつけて 式(5)の右辺 = … のような書き方をしています。 これなら紛れようがないはずですから。

titetsu
質問者

お礼

イコールの使い方、具体例で用法までもお示しいただきました。分かりやすい解答をありがとうございました。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

7÷2=3…1 は、便利な式で、それなりの使い勝手がありますが、 正しいも正しくないも、最初から「等式」ではありません。 7÷2 と 3…1 が等しい訳でもないし、 7÷2 と 3 が等しい訳でもないからです。 この式は、÷=… の三つの記号が揃って初めて意味を持ち、 7,2,3,1 の四つの数を結び付けています。 そのような四項述語だと思って使うのが、正しい用法です。 等式では、ないんです。

titetsu
質問者

お礼

私には等式ではないという認識がありませんでした。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 不等式の証明

    数学II 不等式の証明 A>0,B>0のとき、不等式(B/2A)+(2A/B)≧2を証明しなさい。 という問題なのですが、左辺を相加平均、右辺を相乗平均すると解答には書いてあるのですが意味がわかりません。 どうか詳しくお教えいただけないでしょうか? お願いいたします。

  • 次の不等式をみたす点の領域

    次の不等式をみたす点の領域を図示せよ。 (1)(x^2+4^2-4)(x+y-1)≧0 (2)(x-y)(x^+3y^2-12)>0 (1)の解答 {x^2+4y^2≧4 x+y≧1 (A) {x^2+4y^2≦4 x+y≦1 (B) 上記を図示して、境界線を含めて、斜線部分を得る。 質問→ この問題よくわかりません>_< 解答をみると不等式の二つのカッコの中にある式を 抜き出して、 x^2+4y^2-4≦4と≧4の時としてますけど これはどうしてこういう風にしてもいいのですか?>_< あと、斜線の部分は私の教科書に描いてあるのですけど、どうやったら斜線の部分が書けるのかゼンゼン解りません>_<  私はこの問題 x^2+4y^2≧4 とx+y≧1(A)の所では まず楕円の式とみて、x^2/4+y^2/1≧1 としてみました。そして横に2、縦に1の楕円を書きました。ただ、不等式の記号 ≧1という部分については どうしたら良いのか解りませんでした>_< で、この後に、不等式 x+y≧1の方の式を 直線の式とみてy=-x+1の直線を上で描いた楕円と同じように描けばいいと思って書きましたけど、不等式の記号がついた意味が解らないのでこれ以上解けませんでした>_< もう一点解らないのが、教科書の図を見ると楕円と直線との交点の部分に(8/5、-3/5)という のがありました。これは一体なんですか>_<?? 共有点を単純に求めている??としても、この問題に なぜ求めてるのか?解りませんでした!! (2)は(1)が解らないので解けませんでした! あと、(1)みたいに同じやり方だとしたら (x-y)の部分を単純にx≧yとすれば良いのでしょうか?(x^2+3y^2>12ですか?) 誰かこの問題教えてください!!

  • 数学的帰納法の必要性について

    数学的帰納法の例題として、「1+3+5+…+(2n-1)=n^2の等式を証明せよ」というものが教科書に載っています。 この例題は左辺をΣ(2k-1)としてk=1からnまでの和で計算して、右辺を導くという方法では証明できないのでしょうか? つまり、この例題においては数学的帰納法を使う必要性がないのではと考えております。 もし、上記認識が正しければ数学的帰納法でないと証明できないような例題はありますでしょうか? よろしくお願いします。

  • 【急いでいます】 不等式の証明(はさみうちの原理?)

    a = | μ2 - μ1 |/(2σ) とする。 次の不等式を用いて、| μ2 - μ1 |/σ が無限大になると Pe がゼロになることを示せ。 Pe = 1/√(2π) * ∫ [a~∞] ( exp((-t^2)/2) ) dt ≦ 1/(√(2π)*a) * exp(-a^2/2) 注: [a~∞] は積分範囲です。 ---------- 数式がゴチャゴチャしていて申し訳ないです。 結局これは、左辺は exp の積分ですので、常にゼロ以上と考えて 0 ≦ 左辺 ≦ 右辺 と考えて 右辺は lim(a→∞) において0になるのではさみうちの原理?より左辺もゼロ というやり方であっているのでしょうか? なんとなく数学の解答としてイマイチな気がするので 厳密な解き方などがあれば教えていただきたいです。 よろしくおねがいします。

  • 三角不等式(加法定理学ぶ前)

    御世話になっております。 次の三角不等式の基本的な問題ですが、解答が無いため、解の正誤をお答え下さると助かります。 問 0≦θ<2π の時 tanθ<√3 解は 0<θ<π/3、π/2<θ<4π/3、π/2<θ<2π 宜しくお願い致します。 また、三角不等式は、基本sin cos tanが単位円で取る値の範囲をきちんと把握してる事が必要ですか? 例題を単位円で書くと、tanが√3より小さいのは、II象限とIV象限は確実。あとは、I、III象限で√3より小さいtanに対応するθを図から調べる。こんな感じで解けば良いのでしょうか。二次不等式の安直な解法みたく、不等号の向きから簡単に解いてはダメということですね? あと、単位円を使う方法と曲線を使う方法とありますが、ご回答される方々は主にどちらを使いますか? 私的には書くのが楽なので単位円をうまく使いたいのですが……

  • 微積分のdxってなに?

    学校で今微積分を習っているのですが、たびたび出てくるdxだのdtだのというこの記号の意味が分かりません。 数IIの時は∫などと同じようにただ微積分するんだよという意味で書いてあるかと思ったのですが、IIIになってから結構普通に掛け算やら割り算やらしているので、実は数字と同じような扱いもできるということがわかったのですが、そうしたらなんなのかよくわからなくなってしまいました。教科書にも書いてありませんでしたので、こういう場合いろいろ難しいことが多くあえて省略しているのだということはeのときでも分かっていますができれば教えてください。

  • 数学的帰納法 教科書の例題

    教科書の例題で 自然数nについて次の等式が成り立つ。 1+2+3+・・・+n=(1/2)n(n+1) n=kのとき両辺に(k+1)を加えて左右をそれぞれ変形 すると 左辺=1+2+3+・・・+k(k+1) 右辺=(1/2)k(k+1)+(k+1) =(1/2)(k+1)(k+2) とあるのですが、なんで(1/2)k(k+1)+(k+1)と(1/2)(k+1)(k+2)がイコールで結ばれ るのでしょうか?計算しても合わないのですが。 お手数かけますが教えてください。

  • x≧-6であるすべてのxに対し、不等式 2ax

    x≧-6であるすべてのxに対し、不等式 2ax≦6x+1が成り立つようなaの範囲を求めよ。 ただし、aは定数とする。 ーーーーーーーーーーーーーー という問題が分かりません。 解答を見ると場合分けで解いていて、その場合分けの中の1つの ( ii )a=3のとき が分かりません。 (a=3の数字の出し方は大丈夫です) 2ax≦6x+1 ・・・・・ (1) (1)の解はすべての実数 ↓ よってx≧-6の範囲のすべてのxで1は成り立つ。 この"↓"の過程がどうしても分かりません。 すべての実数だったら、どうでもいい部分とかも全部含んでしまって、すべてのxが成り立たないと感じてしまいます。 (色々な範囲や数字で頭が混乱してしまっている感じです) 詳しい解説お願い致します。 ちなみにこの問題自体の正しい解答は、 35/12≦a≦3 です。

  • 化学の勉強

    化学の勉強について 私は今大学生です 学部は栄養学科になります 大学で化学を勉強しているのですが全く理解することが出来ません 勉強しようにも大学のテキストは例題、類題がとても少なく、また例題があっても解答がない、説明不足等で理解出来ません そこで自己学習のために新しい教科書、問題集を買いたいと思っています そこでオススメのテキスト(参考書、問題集)を教えて欲しいです なるべく初心者向けのものが良いです 範囲は化学I、IIです

  • 中3の完全平方式の作り方

    今数学の問題集をやっているのですが(x+m)^2+nの形にするという問題がわりません。 x^2-2x+2=(x^2-2x+1)+2-1 上の式だけ例題に出ているのですが、左辺の式から右辺のかっこの中の式に変わるのと、その後ろに+2-1が出てくる意味がわかりません。 教科書を見ても書いていなかったので教えてください、、。