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導電膜に関してです。

スパッタリング法で導電薄膜の作製を行いました。 アニール後の薄膜の電気伝導率が、膜厚に反比例して低下しました。 基板と膜との熱膨張係数の違いにより、亀裂が生じたのではと考えSEM測定を行いましたが、亀裂は見られませんでした。 何が原因で電気伝導率の低下が起こっているのでしょうか。 どなたかご存知の方、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

補足をありがとうございます。 セラミックは大学で、薄膜は仕事で扱ったことがありますが、LaCoO3 という物質は知りませんでした。 コバルト酸ランタンっていうんですね。 LaCoO3 特有の問題は私にはわからないので、 SEM亀裂が見えないとなると、スパッタに使う希ガスが膜の中に取り込まれていて、アニール後にボイドになっているとか。 んー、違いますかね・・・。 (断面SEMをやっていたのなら、すでにわかってますよね)

jackck
質問者

お礼

ご丁寧にどうもありがとうございました

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

よろしければ補足してください。 電気伝導率が膜厚に反比例するということは、電気抵抗が膜厚によらず一定ということですか? あと、差し支えなければ、導電膜と基板が何であるかの情報も。

jackck
質問者

補足

すみません、説明が足りませんでした。 現在最適の製膜時間の膜は、結晶化させることで電気伝導率が向上しています。 しかし、その膜より膜厚を厚くすると、堆積後の電気伝導率は、最適の膜と比べて向上しているのですが、結晶化させると、逆に電気伝導率が低下しています。 膜はLaCoO3、基板は石英ガラスです。 よろしくお願いします。

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