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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中東情勢について伺いたいのですが・・・。)

中東情勢についてのデモについて知りたい

このQ&Aのポイント
  • 中東情勢におけるデモの背景や原因、拡大の可能性について、さまざまな要素を考慮しながら説明します。
  • デモの起こる背景には、歴史的要因や独裁政治による国民の不満などが関係しており、国やタイミングによっても異なる要素があると考えられます。
  • デモの拡大によって内戦勃発や国際的な影響が出る可能性もあります。また、米国の思惑も中東情勢に絡んでいるとの噂もありますが、真偽は不明です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • caesar-x
  • ベストアンサー率48% (101/208)
回答No.1

連鎖反応は、現在、世界的に不況で、中国の需要高で様々な品物で物価も上昇しているなど 社会不安が増大しているためでしょう。 いわゆるグローバリゼーションのなかで、世界規模の影響が相関的に働いている。 リビアやチュニジア、エジプト、イランあたりの市民は、無血革命などを夢見るほど 夢想家ではないと思います。 というのも、平和な日本では考えられないと思いますが、 これらの国々では秘密警察があって、思想弾圧が日常茶飯事。 警察や当局に捕まったら、拷問も普通という国です。 立ち上がるときは、命がけを覚悟の上でしょう。大粛清は過去にすでに何度かあり、 デモが失敗した例が、かなりすでにあるという歴史を経験している国々です。 突然、どこかに連れて行かれて人がいなくなり、誰もその人のことを語らなくなる ようなことがあるわけですから。 よって始まったらとことんまでやって、勝利しないと、 反動は強烈であることが予想されますから、 途中で止めることも、退くことも、尻込みすることもむしろ危険です。 動き出した歯車は止められないものであり、止まったらもっと悪くなるという恐れがあるため、 チャンスという感覚よりも、恐怖と怒りが彼らを突き動かすのでしょう。 こういうものは怯んだら終わり。 あと誤解があると思うのは、アラブ諸国のこの運動は、イスラム原理主義には根ざしていません。 雑多な反政府、民主主義勢力の行動であるわけで、イスラム原理主義はそのなかの一グループに過ぎず、 今後、刷新される政府が、イランのような原理主義的な反動政府になるということが決まっているわけではなく、 むしろ逆でしょう。 イランではそもそも数年来、民主化勢力による暴動がおきており、闘争が続いています。 原理主義勢力が台頭した時代は、もう過去のものです。 現在の趨勢ではありません。原理主義者も、もし政権をとるならば、 現実との妥協を迫られることは確実で、デモが起きているアラブ諸国は西欧化が進んでいる国々であり、 タリバンの神権政治のような妄想的政府が成立する余地は全くないです。 暴動やデモに、外国勢力の工作も関与している可能性はないわけではないですが、 仕掛け人というよりも、混乱した情勢を利用してなんかしようという程度でしょう。 実のところ、アラブが民主化して混乱状態になって、徳をする国というのは、 ほとんどありません。 アメリカやイギリス、フランスなんかは、独裁国家が相手のほうが政治的なうま味があったわけで、 それらが打倒され、民主的な政府ができると、不平等、不公平な富の配分や 石油の契約実態などが暴かれて、多分、ベネゼエラみたいにもめることになるはずで、 これは南米に左翼政権ができたのと同じく、アメリカやイギリスといった石油業界が 幅を着替える政界にとっては大きな痛手でしかないのです。 アラブが民主化して、最終的に徳をするのは、アラブの人々自身です。 ま、平和が戻るまで大いに苦労し失望するでしょうけど、 国家・市民社会の正常な発展段階として、強権的政府や王族支配を覆す革命は不可欠であり、 進歩の一段階として起こるべきして起こったことです。 あとグローバリゼーションに関係してですが、このような波及効果があらわれたことを思うに、 やはり外からの予想以上に、これらの地域に一体性があるということも言えると思います。 歴史的にいえば、イスラム圏は一つの国だった時期も長く、全く別々の国であると 考えるのはナンセンスです。そもそも帝国主義列強の分割の都合で、生まれた国々、 国境線であるのですから。 アラブが民主化されて平穏になった遠い将来的には、EUのような連邦構想も可能かもしれません。 ナセルとかフセインとかは、そういうことを夢見てた時代もありましたし。

j-hosino
質問者

お礼

非常に丁寧な解説で、分かりやすかったです!文明発展の過程においての一現象なのですね。 しかし、アラブ諸国が民主化して、アラブ連合国的大組織になったら、欧米圏も今のような地位(特に米国?)を保つのが難しくなるんでしょうね。 軍事力、石油産出、貿易拠点、対米感情などが大きく関わってくる気がするのは、気のせいでしょうか? 詳しいことも分からずに、書きたたててしまい申しわけありません。 ご説明、有り難うございました☆

その他の回答 (3)

noname#141946
noname#141946
回答No.4

恐らく暴動の直接の引き金は世界的な食糧高騰と思います。昨年オーストラリアやカナダ等、地球規模の異常気象が起きました。これに先物市場を刺激し小麦の相場だけで1.75倍に跳ね上がりました。日本などの裕福な国はまだ体力的に安定してますが貧富の差が激しい独裁国家はこういう影響を諸に受けます。直接的には大丈夫な日本もこの流れがもし北朝鮮にも飛び火してきたら他人事では済まされなくなると思います。要するに今、世界規模での飢饉が起きていると考えていいでしょう。

j-hosino
質問者

お礼

ご回答、有り難うございます。 確かに、昨年の異常気象は、凄かったですよね。 自然の力には、人間は勝てませんよね。ここ数年、世界規模の異常気象が続いて、結果的に人々が苦しめあっているのは、なんだか地球という生命体が人間に対して怒りの意思を示しているような気がしてしまいます。 そして、おっしゃる通り、北も隣国だけに脅威ですね。 日本もあまり余所事だと思わずに、危機感を抱くべきですね。 有り難うございました。

  • usbus
  • ベストアンサー率22% (156/692)
回答No.3

各国による情報戦が行われてる可能性もありますが、 今のところはやはり単なる飛び火であるという見方が強いです。 日本はデモをほとんどしない珍しい国なのでわからないかもしれませんが、 海外ではデモ活動というのは当たり前のことであり、 ちょっとでも何かあればデモを起こすというのは世界の常識です。 なおかつ、ああいった途上国では革命派などのテロ組織も存在していますから、 彼らがチャンスとばかりに市民へ呼びかけをし、彼らが主導をすれば デモの拡大は思っているよりもずっと容易なのです。 だからこそ、あの中国ですら民主化運動を主導する人を拘束してますよね。 ノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家は今でも中国政府により拘束されています。 ノーベル平和賞の受賞自体も国を挙げて批判していました。 それほどまでに「デモ活動の主導」というのは非民主国家にとって驚異なのです。 ですからチュニジアのジャスミン革命をきっかけとして、 各国の革命派にとっては今が最も多くの市民を動かせるチャンスであり、 彼らが主導して大規模なデモ活動へとなっているのです。 不満を持つ人間が多い国ほど大規模なデモになるのは言うまでもありません。 日本のように平和な国の感覚では「浅はかな考え」だと思うでしょうが、 彼らは普段の生活が命がけであり、わかりやすく言えば 「どちらにしても死ぬなら戦って死ぬ」という考えを持つ人も多いわけです。 毎日を貧困で生きる大半の人達にとっては原油貿易など何の意味もありません。 富裕層のために存在しているようなものですから。

j-hosino
質問者

お礼

そうなのですね。情勢が不安定な国では、常に現体制に不満を持った勢力が、隙さえ有らば…とねらっているのですね。 カダフィ大佐は演説中に天安門を引き合いに出していましたね。 天安門の虐殺は、デモ隊を抹殺する代名詞となるほど非情なものだったのですね。 ご回答、有り難うございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

こういう革命的なことは、徐々に起こるのではなく 何かをきっかけに突発的に起こるのは歴史上通常の事では ないでしょうか。 あの東欧革命もそうでしたね。 大東亜戦争後、アジアアフリカ諸国が次々と 独立して行きました。

j-hosino
質問者

お礼

私たちは、今、中東の歴史的な変革の瞬間に立ち会っているということなのですね。 ジャスミン革命という言葉は、将来的に世界史の教科書に刻まれる言葉となりますね。 ご回答、有り難うございました☆

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