• 締切済み

教えてください 微生物学

酸素発生型光合成がその後の生物の進化に与えた影響とは、どんなものがありますか?

みんなの回答

noname#132987
noname#132987
回答No.1

大学の後期試験でしょうか。たくさん質問されてますよね。お疲れさまです。 さて、できたてホヤホヤの地球には酸素が存在しなかったことはご存知でしょうか。地球上には水・二酸化炭素・窒素・硫化水素などしかなかったのです。それが6億年かけてさまざまな化学反応を経て、アミノ酸という有機物を生み、それが結合しタンパク質になります。そうして原始生命は誕生したのです。原始生命が誕生した時点ではまだ酸素は存在しません。その頃の生き物(嫌気性従属栄養原核生物)はカルビン・ベンソン回路の働きによって嫌気的に有機物を得ていたのです。 ですが微生物たちも進化します。光エネルギーを利用して有機物を合成できるようになります。これが光合成です。光合成により地上に酸素の層が出現し、現代に近い大気組成になりました。ここで光合成により生命の進化のスイッチが入ったのです。 そのスイッチのメカニズムはこうです。 まず水中の鉄の酸化により鉄が酸化鉄として沈殿。余った酸素が大気中にたまり、オゾン層ができます。するとどうでしょう。生物に有害な紫外線がさえぎられたのです。いままでずっとこの紫外線にあたらないよう海中で過ごしていた生物たちです。当然地上を目指します。こうして生物が陸上に進出していったのですね。 まぁこんな感じになります。わからなかったら遠慮なく補足してください。ちなみに私自身生命について学んでいるあなたの仲間です(^^)ゞ

関連するQ&A

専門家に質問してみよう