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高速無料化の実験結果報告書
- 高速無料化の実験結果報告書はCO2排出量の増加をまとめています
- CO2削減の対策や総合交通対策についても報告されています
- 実験結果の報告書のアドレスは公表されていません
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質問者が選んだベストアンサー
ちょっと調べてみました。 まず無料実験の成果というか途中経過(実験は22年度末までのため)は http://www.mlit.go.jp/road/road_fr4_000009.html でみることができます。 これをざっとみた感じでは、 高速道路は190%程度の交通量の増加 一般道は20%程度の交通量の減少 渋滞の発生は日数ベースでほとんどが120日中4日程度、ただし道路の構造上120日中50日程度のところもある。 各地方自治体のアンケートを見ると、一般道の交通量の変化を検証するのが難しいから評価が出来ないというものが多く、それを踏まえた上で移動時間の短縮や域内経済の活性化などで評価するものがあり、比較的実験のデメリットのほうが大きいとする意見は少ない。 という感じです。この先には評価結果を発表するようです。 しかし、雑感としては 高速道路の交通量が2倍近くになったのに渋滞がほとんど起きていないことにびっくりしました。 これは有料であるがゆえに、交通量が極端に少なかった、ということの証左ではないでしょうか。 そうすると「バカ高い高速料金を想定して、高速道路を作ることが一番の無駄」ということになるでしょう。むしろ高速道も一般道同じ財源で建設するようにして、高規格のバイパスとして機能するようにするほうがいい、という方向性を考えるべきです(まあ、ある程度の費用はとってもいいでしょうが) また、少なくとも一般道と高速道路の燃費の差(信号で停止するとか平均速度が40km/h程度とか)を考えれば、CO2が極端に多くなったとはいえないような気がしますし、20%も一般道の交通量が減れば、それだけ歩行者との事故が減るわけですから、総合的に勘案しても「失敗ではない」ということではないでしょうか。 課題は多いでしょうが、もうすこし続けて検証すべきだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 しかし、報告書を見ても、低炭素社会への認識が殆どないということ が分かりました。 地球温暖化に総称される深刻な気候変動を最小限に留めるために、 気温上昇を工業化前に比べ2℃以下にしなければなりません。 そのためには、CO2を2020年までに25%、2050年までに80%程度 削減しなければなりません。 そのためには、運輸部門のCO2を2050年までに約80%削減する 必要があります。 これを実現するためには、現在のCO2を多く出す、飛行機や車による 運輸体系から、CO2排出量の少ない船や鉄道による運輸体系へと 改革していかなければならないのです。 少し、CO2が減ったとか増えたとか言う話ではないと思います。 高速無料化をしたら、日本の低炭素社会への道筋が立たなく なってしまうのではないでしょうか。 このことが、私が民主党に聞きたい質問です。 このことが、私が民主党に聞きたい質問です。 低炭素社会を目指す日本のビジョンは以下の通りです。 http://www.env.go.jp/earth/info/80vision/index.html