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分析カラムの保持時間について

塩基性化合物、酸性化合物、極性化合物など様々な物質の 定性や定量にHPLCやLC/MSなどの分析カラムを使用しています。 C18、C8、フェニルやヒリックなどカラムも様々あります。 移動相などにより保持も変わると思います。 そこでモノがスルーすることなく保持している最低の時間ってのは 大雑把に計算できるものでしょうか? 私はカラムの体積を算出して、そこへ移動相の流速で割り、 カラムに一番最初の液が入ってから出るまでの時間を算出し、 最低その1/3以上ないと保持していないのかなと考えています。 みなさんはどう考えますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kasudako
  • ベストアンサー率62% (50/80)
回答No.3

既に回答されている方と同様の回答になるかと思いますが,昔の記憶を頼りに書きます.カラムは充填剤が密に充填されていますが,空隙部分があり,この体積をV0(ブイゼロ)と当時呼んでいました.充填剤と分析対象に相互作用がなければ,V0で分析対象が流出します. ここで,粒子が最も高密度に充填された場合,空隙部分は35%程度になった記憶しています.(調べて見てください キーワードは充填 空隙 理論…などが良いと思います) あなたが,1/3以上の流出しないと保持していないと考たのは,V0を経験的に使っていたのはないかと思います.

pppmaxima
質問者

お礼

ありがとうございます。 たぶん、経験的になんとなくのところで1/3を使用していたかもしれません。 V0、空隙、充填で調べてみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.2

カラムには void volume という概念があって,たいがいのカラムにはそのデータが付いています. これを越える retention volume になって,はじめて保持されているというのですが.

noname#160321
noname#160321
回答No.1

考え方は良いと思うのですが、 >最低その1/3以上ないと保持していない どこから「1/3」が出てくるのでしょうか? スルーするなら体積分が出る時間なのではないでしょうか? ご説明願います。

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