- ベストアンサー
高速液クロのカラム(順相、逆相)
分離の原理としては、簡単にいうと、固定相との吸着性が試料中の各成分で異なるために分離できるということだと思います(固定相にいやすければそれだけ出てくるのに時間がかかって保持時間が長くなるのですよね?) しかし、カラムの種類で順相と逆相カラムというのがありますが(他にもいっぱいありますが)、なぜこのように2つあるのかがわかりません。 逆相というのは、固定相は例えばシリカゲルにODS基をつけるなどして極性を小さくして、移動相(溶離液)の極性の方が、固定相の極性よりも大きいことをいうのはわかっているのですが・・。 また、逆相では水っぽいもの(極性の大きいもの?)ほど速くでてくると勉強しました。またピークが重なるときは、溶離液の組成(極性を変える)などして保持時間を変えればいいと聞きました。しかし、極性と分離の関係が理解できていないために、こういったカラムのことや、溶離液の極性を変えることで保持時間(でてくるまでの時間)が変わるということが理解できていないのだと思います。 現在、逆相カラムを使っていて、見たいピークが水のピークと少し重なってしまっています。溶離液は水:メタ=22:78の混合比で使用しています。 水のピークからずらして、もっと見たいピークの保持時間を長くしたいのですが・・・。 カラムのこと、溶離液のこと、すこしでも力になってくれる方、よろしくお願いします
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
関連するQ&A
- HPLCについて質問です
最近HPLCを使い始めたもので、勉強不足で申し訳ありません。 逆相のカラム(ODS)を用いて分離を行っているのですが、ターゲットとしている物質(疎水性が高い)のほかにピークが出ています。このピークは、1分半くらいに見られほとんど分離できていないようです。溶離液を水:アセトニトリル=1:1まで変えて極性をあげてみたのですが、このピークの保持時間はほとんど変化が見られませんでした。カラムはほかにシリカにオクチル基を結合したものしか所有しておりません。この早い保持時間にみられる物質を分離するいい方法はありませんか?溶離液の極性を上げすぎた場合、ターゲットの物質のほうが溶けきれなくなってカラムを駄目にすることなどあるのでしょうか? また、分離の原理のところで疎水性相互作用で分離すると書いてある物と極性の差によって分離すると書いてあるものがあるのですが、極性が高い=親水性と理解してよろしいのでしょうか? ながながとすみません。どうかよろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 化学
- 液体クロマト(HPLC)の溶離液
HPLCの溶離液に塩(NaCl)を入れています。 これはなぜなのでしょうか? あと、逆相だと極性は移動層>固定相ですが、まずはじめに水(極性大)がでてきます。この水のピークと重なってしまう場合、溶離液の極性をどのようにすればよいのでしょうか?早くピークがでてくる=固定相との親和性小というのはわかるのですが、溶離液との関係があまり理解できていません。 よろしくお願いします
- ベストアンサー
- 化学
- 生理活性物質とシリカゲルカラム
生理活性物質をクロマト精製する計画を立てているのですが、、、 (1)文献を見ていると、シリカゲルカラムによる精製が多いのですが、オクタデシル基等の疎水基のついていないシリカゲルで吸着するのでしょうか?疎水基のついていないシリカゲルは単なるガラスの微粒子ですよね? (2)各社からシリカゲルが売られていますが、つい目移りしてどれにすれば良いか迷ってしまいます。お勧めの製品があったら紹介して下さい。 (3)シリカゲル吸着後に用いる溶離液ですが、文献を見ていると『よくこんな組成の溶離液を思いついたな』とつい感心してしまうのですが、あれはいろいろ試行錯誤してようやく見つけられるものでしょうか?それとも、溶離液の組成を決定する際には何か基本的な決め方があるのでしょうか?例えば、『疎水性の高い試料を分離する場合は、吸着後に、極性の高い溶離液を用いた方が良い』とか、逆であるとか。。。既知物質の精製ですと、過去の文献を真似すればよいのですが、未知のものとなると、どうして良いものやら。。。 基本的な愚問で恐縮ですがよろしくお教えください。
- ベストアンサー
- 化学
- HPLC(液体クロ)
液クロを研究室に入って初めて使いました。 RI検出器があって、逆相カラムに溶離液(例えば水:メタ=22:78 0.1mMNaClなど)を流して、試料のピークを見ているのですが、 RIは屈折率の差を利用しているということは知識として知っているのですが、液クロの原理がよくわかりません。 逆相カラムって?、なぜ溶離液を流すのか、またはじめ水のピークがでてきますが、次に複数のピークが出てきた場合、どれがどの試料のピークかどのように同定できるのでしょうか? また出てくる時間が長い、短いというのはどのようなことなのでしょうか?ピークが出てこないときもあって、これは水のピークと重なっている、もしくは、本当にピークが出ていないということだと思いますが、そのときは溶離液の比率や塩濃度を変えるという知識はあるのですが、どのような基準で変えればよいのかよくわかりません。 これらは液クロ自体の原理とかが理解できていないから、わからないんだと思いますが、どなた様かわかる範囲でよろしいですのでよろしくお願いします
- ベストアンサー
- 化学
- オープンカラムの長さ
オープンカラム(シリカゲル)は長ければ長い程分離能が高いと思っていたのですが、 1種類の展開溶媒で流すのではない場合、 例えば極性を変えてある混合溶媒を極性の低い物から10mlずつ流した場合、 サンプルとシリカゲルとの吸着ではなく、溶媒の極性で分離するため、 それ程長いカラムは必要ないと聞きました。 もちろんカラムが長い方が良いとは思うのですが、 その場合本当にそれ程長いカラムを必要としないのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- シリカゲルカラムクロマトグラフィーの溶出液について
ガラス管にシリカゲルカラムを充填して高極性の脂質を分離しようとしています。この際、メタノールのみで流した後にさらにカラム内に残存していると思われる脂質を溶出させる場合、水/メタノール系の溶媒を流してもOKなのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- 固定相をシリカゲルとする、
固定相をシリカゲルとするカラムクロマトグラフについて、化合物の分離について以下の言葉を用いて簡単に説明お願いします。 (移動相、高極性化合物、低極性化合物、保持時間) 簡単にでいいです。
- ベストアンサー
- 化学
- 液クロでの分析について、、困ってます!
こんばんは。 大学院で、液クロを使い化学物質の土への収着係数を測定しています。 そこで、実験をするにあたり困難にぶつかりました。 液クロで測定する際に(カラムはODSの5μ)、土由来のピークが同じ時間に出て、測定したい物質のピークと重なり正確な測定ができません。 今までには、対策として ・カラム、ガードカラムの洗浄 ・移動相の比率を変えて妨害ピークの分離に挑戦 ・3μのカラムを用いて妨害ピークの除去 をしてみましたが、いまだに解決していません。 物質を入れないで土とそのほかにいつも入れるアジ化ナトリウム、リン酸バッファーを入れたものを測ると、土由来のピークが出ます。 上の3つの対策を試みても除去できませんでした。 そのピークは毎回のように値が変動するので決まった濃度をいれているアジ化ナトリウムでもバッファー由来でもないようです。 あと、蛍光もない物質なので吸光検出です。 私の研究室にはMSがないので液クロでどうにか測りたい状況です。 これ以外に何か対策方法はないでしょうか? 皆さんの知恵をお貸しいただけると幸いです。。。 よろしくお願いします!
- 締切済み
- 化学
- 液クロのカラムにエアーが入ってしまったら
仕事で特に分取用に液クロを使っています。つい油断して,気付いたら移動相が空になっていました。プレッシャーが落ちると自動的に停止する仕組みになっているため「気付いた時には機械が止まっていた」という状態だったのですが,もしかしてカラムに空気が入ってしまったか?という不安がぬぐえません。その後再び移動相を流したのですが,ベースラインが安定しない,試験的にサンプルを打ってみるとピークがブロードになり別物のようである,RTが変わっている,等の症状が出ています。カラムは(C18)ODS,移動相はアセトニトリルです。これはどう判断したらよいでしょうか,またもしこのカラムにエアーが入ってしまった場合はどう対処すればよいでしょうか?どなたかご存知の方,ご教授下さい。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
皆様、ありがとうございました。 パソコンの不調のため返事おくれました