孫氏の兵法と中国の教育文化
TSUTAYAで「孫子の兵法」に関するDVDを借り、少しずつ見ている内
にどんどん嵌っていきました。
(1) 孫子兵法 全20巻
http://www.tsutaya.co.jp/movie/ms/sonshi/index.html
(2) 孫子兵法大伝 全17巻
http://www.wowow.co.jp/drama/sonshi/
基本的にはドラマとして、エンタテイメントとして楽しんでいます。
同時に、ネットでgoogle他を利用して、登場人物を検索しながら
この時代のいろいろな人物や史実に随分詳しくなり、いい勉強
になっています。
肝心の「孫氏の兵法」そのものも、ネットを通して、学んでいる
いるところです。
さて、この「孫氏の兵法」。一般的には、紀元前500年頃に
実在したと言われる(一説には疑問符もありますが)「孫武」
という人物が創作者とされています。
孫氏の兵法はいうまでもなく、中国に限らず、広く海外でも
多くの人々に読まれ、影響を与え続けていると思います。
既に2500年以上前に成されたというこの兵法書ですが、
中国という国では、どのように受け入れられているのでしょう。
一般庶民には、例えば義務教育課程の中で取り上げられ
基本的な部分を学ぶという環境ができているのでしょうか。
比較の例としては、少し違うかもしれませんが、日本でなら
日本昔話として「桃太郎」、「一寸法師」、「かぐや姫」等等
普通の日本人なら、幼少期に自然と接して、そのストーリー
を覚えてしまうものかと思います。
童話と兵法書では少し趣が異なるものの、「孫氏の兵法」
の教えというものは、中国人の文化に自然に深く根付いて
いるものでしょうか。
上記のドラマを見て楽しみながら、ふと、思ったのですが
「戦わずして勝つ」とか「戦争は騙しあいである」とか
数々の教えが、多くの中国人の思考パターンに自然に根付い
ているようなことがある、といっても決してそれを否定できない
かもしれない、と感じるようになりました。
中国に限らず、世界中どこの国の人でも、ステレオタイプに
この国の人々の考え方はこうである、と言い切れるものでは
ないと思います。
しかしながら、もしかして多くの中国人の方に「孫氏の兵法」
の教えが、中国の義務教育課程の中で教えられ、多くの中国人
が潜在的にその基本的な考え方が身についているというような、
そういう印象をお持ちの中国通の方はいらっしゃらないものでしょうか。
事の善悪を問う質問ではありません。
なんとなく、中国人の基本的な思考パターンに「孫氏の兵法」が
多大な影響を与えているのではないか。
ふと、感じた疑問です。
どなたかご教示いただければ幸甚です。
お礼
孫ピンですか まァ さしてるっていったらさしてますね 考えてなかったです ありがとうございました マキャベリの君主論。 クラウゼヴィッツの戦争論 読んでみます