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BMXのフレーム素材のクロモリには特性などで種類があるのでしょうか。
BMXのフレーム素材のクロモリには特性などで種類があるのでしょうか。 BMXのフレーム素材でクロモリ・4130など出てきますが、その中でも特性などで種類があるものなのでしょうか。 4130を調べると熱処理の違いにより沢山種類がありますがBMXの場合は生材で溶接しているだけなのでしょうか。 クランクやフレームに違いがあるのか、また、4130とはSCM415等相当材料などあるものなのでしょうか。 自転車特性としてのクロモリ鋼はいったいどういったものなのかお分かりでしょうか。
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- suiran2
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SCM415、SCM420、SAE4130(SCM430とほぼ同じ)は炭素含量がそれぞれ0.15%、0.20%、0.30%と違いがありますが、全てクロム・モリブデン綱です。炭素含量が多い程堅く強度が増しますが、溶接性は落ちる傾向があります。綱とは一般に熱処理(焼入れ・焼き鈍し)したものと思います。焼き戻しをしますと柔らかくなりますが粘りの強度は高まります。 MTBやBMXをクロモリで作ることとロードをクロモリで造ることは目的が違います。ロードの場合にはしなりや捻れが乗り味に影響するためです。ですからフレームの三角を大きくし、パイプを細くし、捻れやすくしなりやすくする必要があります。つまりフレームはホリゾンタルです。さらに高級なものはラグという部品を使用してさらにしなりやすくしています。 一方MTBやBMXをクロモリで作るのはロードに比べて使用法がハードですからフレーム強度を高めるためです。ですからフレームはスローピングでフレーム三角は小さくします。強度中心ですからTIG溶接でがっしりと接合しています。乗り味を目的としたものではないですからロードのように鋼材の種類まで問題にする必要性は無いのではないかと思います。