資本主義と民主主義というのは別のカテゴリーの言葉ですので、=で結ぶのは難しいですが。
資本主義とは,一般に私有財産の存在を認め、経済主体が利潤の獲得を目的とした経済活動する経済体制です。
貨幣が元手として投下され,もうけ(利潤)とともに回収されたとき,貨幣は利潤を生みだす資本として用いられたことになります。
なにか特定の財を手に入れたり,消費するためだけに貨幣を使うのではなく,より多くの貨幣の獲得を目的として貨幣を資本として用いることから資本主義とよばれるわけです。これに対峙するのは社会主義経済ですね。
民主主義は全体主義・専制主義と対峙する政治体制。
かつては王政資本主義なども数多かったのですが、現在では、大きなグループとしては共産全体主義対民主主義・資本主義が二大勢力となっているため、民主化と資本主義導入がリンクしがちになっているものと思われます。
補足
わざわざ、お時間をさいて頂きありがとうございます。 一番わからないところが、どうして「民主主義」の在るところに「資本主義」が、成立しやすいか?ということなんです。 資本主義は、言われる通り「自由競争の原理」であると思っています。民主主義においては「多数決の論理」と独善的に受け取っています。正義であっても、少数派は多数派の「犠牲」になると。また、「政治決定」とは「民主主義のプロセス」でしかないと聞いたことがあります。 さらに、はっきり申しますが、わたしは一学者で政治やイデェオロギー運動に携わるものではありません。 資本主義は、自由競争であるけれど、貧富さの差異を決定付けます。日本でも中流という言葉が聞かれず、貧富の差が激しくなってきました。民主主義は、多数決の論理です。 ここで、質問なんですが、「自由競争」と「多数決の論理」って結びつくような気がするのですが。アマチュアの勘ぐりでしょうか。お願いします。