（少しでも）結婚を意識している独身男性にお聞きしたいことがあります。

質問

（少しでも）結婚を意識している独身男性にお聞きしたいことがあります。

１：結婚するにあたってのハードルは何ですか？

２：もし出会いが無い場合、結婚相談所を利用しようと思いますか？
　　利用しない場合、その理由も教えていただけますか？

結婚カウンセリングを営んでいるのですが、
よりリアルに独身男性の気持ちを理解したく、質問させていただきました。
ご返信、よろしくお願いいたします。

回答No.2

kadowaki · ベストアンサー

既婚男性です。

私の職場には、比較的独身男性、独身女性の占める比率が、他業種の職場よりも多いだろうなと感じております。

で、同僚や知人の独身男性（30～40代）を観察したり、彼らの本音を聞いたりする限り、彼らのいずれもが好きな女性と恋愛関係にはあるものの、敢えて法律婚の関係を結ばなければならない必然性を感じていない、つまり別に結婚しなくても何ら困らないから結婚しないだけ、と思っているのがありありと見受けられます。

＞１：結婚するにあたってのハードルは何ですか？

いや、そもそもこういう発想の前提そのものが間違っているのではないでしょうか？
一昔前の男性なら、結婚してはじめて女性とセックスできた、結婚すれば炊事・洗濯等の家事や身の回りの世話をしてもらえた、家の跡継ぎを設けることを祖父母や両親から期待された、年老いた両親の介護役を妻に頼らざるを得なかった、結婚してはじめて一人前の男性と認められ、人間的な信用度も高まった等々、とにかく結婚することには、間違いなく多くのメリットが感じられたわけです。
もちろん、それだけに、女性に結婚してもらうために、当時の男性の多くは必死で働き、人間的にも評価されるようにと、それなりに努力し、頑張ったわけです。

ひるがえって、現代独身男性の場合、もし好きな女性と恋愛関係、あるいは同棲関係を結んでいるとすれば、それ以上の関係、つまり法的な制約や束縛が課される法律婚の関係を敢えて結ぶ必要があるとすれば、それはいったい何か？　ということが、今の時代はもっぱら女性の側に問われているのではないでしょうか。

＞２：もし出会いが無い場合、結婚相談所を利用しようと思いますか？
＞　　利用しない場合、その理由も教えていただけますか？

昔と違って、「結婚相談所」を利用しようとする男性の場合、やはり平均的な女性にはあまり歓迎されそうもない条件、たとえば年齢がかなり上である、年収の額がいまいちである、農林水産業等に就いている、両親との同居が希望である、女性との付き合い方を良く知らない等々の条件を隠し持っているケースが多いと思いますよ。
すなわち、自力で結婚してくれそうな女性を探し出す能力や甲斐性が不足しているから、否応なく「結婚相談所を利用しよう」とするのは、否定しがたい事実でしょうね。

なお、「利用しない」最大の理由については、以前「結婚相談所」に登録したものの、後にキャンセルした知人の場合、「会費が高いばかりで、実際にはなかなか良い縁談を紹介してもらえなかったから」と言っていました。

＞よりリアルに独身男性の気持ちを理解したく、質問させていただきました。

私の同僚、知人の多くは、比較的経済的には余裕があるし、平均的な女性が結婚相手に求める諸条件をも難なくクリアしているのですが、やはり法律婚によって自由な生き方が制約・束縛されることを一番面倒がって、敢えて結婚したがらないと見受けられます。
好きな女性と付き合っているだけで何の不満も覚えない、と。

お礼

長文のご返信、ありがとうございました。
大変参考になります。

「比較的経済的に余裕がある」という状態は
いろいろな意味で余裕を持てるのでしょうね。
だから、結婚についても必要性が薄く
現状の心地よい環境に身を置いていたい気持ちがあるように思います。

逆に経済的な余裕がないと自信の無さにもつながって
結婚に消極的な気持ちが起こる。

昔と違って
結婚が自然な出来事ではなくなっている
ということを本当に感じます。