「遠赤外線」の効果について

このQ&Aのポイント
  • ヒーターの遠赤外線の効果で芯から温まる・炭から出る遠赤外線の効果で内部から暖める。
  • 熱源に手をかざしても表面が熱いだけで、中から温まるわけではない。
  • なぜ胡散臭い説明が正しいとされているのか、すばらしい説明はあるのか。
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「遠赤外線」の効果について

「遠赤外線」の効果について ヒーターの遠赤外線の効果で芯から温まる・炭から出る遠赤外線の効果で内部から暖める。 この効果、明らかに胡散臭いです。 熱源に手をかざしても表面が熱いだけですし、中から温まるのであれば当然暖かくなるはずの手の甲が暖かくなるわけでもありません。 赤外線が肉をある程度透過して中から温まるという話を考えます。 表面から1mm毎に同じ割合で光が減衰したとすれば、 1mmで50%・2mmで50%×50%・3mmで50%×50%×50%・・・ となり、表面が一番暖かくなります。 表面から一定値ずつ減衰したとしても、 1mm30%減・2mmで60%減・3mmで90%減・・・ となり、やはり中から暖まるとは言いがたいと思います。 なぜこんな胡散臭い説明が正しい事として普及しているのでしょうか? 何かすばらしい説明があったのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.2

可視光と違い、遠赤外光は物体に当たって吸収しやすいからではないでしょうか。 当然、光が当たり熱エネルギーに変わっていくため表面から暖かくなります。 内部というのは、物体の内部ではなく空気を透過して直接物体を暖めるという意味と考えます。 なお、遠赤外光は若干空気中の水分子に吸収されます。 真に内部を暖めるというのは、レンジで食材を温める場合になりますが、 レンジの波長は人体に有害なので、外に出ないようになっています。

taunamlz
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど。「放射」を過剰表現しただけだったのですね。 電磁波での加熱は確かに内部から温まるという表現が当てはまりますね。 弱い電磁波での暖房というのも近い将来できたら面白いと思いました。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

分光分析をご存知ならすぐ分かることですが、吸収される効率はおっしゃる通り級数的に変化します。 でも、その減衰度は波長によって大きく異なります。 普通の赤外線ストーブでは表面ばかり暖まり近付くとやけどします。 しかし遠赤外線は減衰度が小さいのです。極端に表現すれば人間の身体を通り抜けていくほどの波長のものもあります。 ですから、もちろん表面近くは一番温められやすいですが、内部もそれなりに暖まります。 それは遠赤外線を使う「石焼き芋」は表面があまり焦げず、内部が充分加熱される原理と同じです。 なお、遠赤外線衣料品はほとんど「詐欺」です。

taunamlz
質問者

お礼

ありがとうございます。 >しかし遠赤外線は減衰度が小さいのです。極端に表現すれば人間の身体を通り抜けていくほどの波長のものもあります。 >ですから、もちろん表面近くは一番温められやすいですが、内部もそれなりに暖まります。 透過率が高くて光が通り抜ける波長があったとしても、遠赤外線のエネルギーを受け取れない為に殆ど温まらないのでは無いでしょうか? また、本当に透過する波長があるのですか? 今レントゲンではX線を使用していますが人体に害があったと記憶しています。 そのためにレントゲン技師は鉛で出来た扉の外に出て撮影してるはずです。 もしヒーター等で利用できるような安全な波長で人体を透過できるのならば、レントゲンが未だにX線であると言う事が不思議でなりません。 >それは遠赤外線を使う「石焼き芋」は表面があまり焦げず、内部が充分加熱される原理と同じです。 石焼芋の表面が焦げないのは石の温度が適切だからだと思います。 そして、表面のみを加熱したとしても中まできっちり加熱することが出来ます。 つまり、その「石焼き芋」理論は遠赤外線が透過したためであると言う事を説明しているとは思えません。

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